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2009年12月17日木曜日

日本を変える超元気力はあなた自身に





我々は生きているのではない、生かされていると考えると、それは「感謝」という出発点に立てる

 今年最後のモーニングセミナーとなった16日。今日の講師は高村龍造さん。前回より、話が格段とパワフルになっている。それが、第一印象だ。内容はリーダーたる者、経営者たる者は周りを変えたければ先ず自らが変わることだと仰る。それを証明するために聴講者を壇上に招き、各種のデモを実行された。自らの意思と周りの人の意識の変化と結集によって、無理だと思われたことも可能になるということを身を持って体験させるというデモである。

 お陰様は後ろに「神」がある。神は「上さん」に通じる。即ち奥さんは無限の力、援助になる。従って、夫婦愛和が成功の源であと説かれる。これは会員の皆さんは実行されている方が大半だろうが、まだまだそこに至らない人も大勢居る。だから人間は面白い。

 「何か毎日されていることがありますか?」と質ねられたが、モーニングセミナーに来られている人たちは大抵このことは実践者だ。3年続けられれば自分のモノになると言われたが、やはり何事も「石(意志)の上にも三年」か!?

 人と会って何を持って帰れるか?これが人に会うことの「意味」だろう。そしてその意味はなんでもない。それは「刺激」だ。人に刺激を与えられる人になる。それもいい刺激を与えて、どんどん期待の持てる世の中に変えていくことだ。勝ち組、負け組みの世の中ではなく、勝ったものがみんなを助けていく、そんな世の中の実現が我々の使命だ。

 今年最後のモーニングセミナーにふさわしい講話を有難うございました。


2009年12月10日木曜日

「当たり前」の対極に「有難う」がある






葉書を出せば手に入らぬものはない

 今日の講師は「葉書マーケティングの達人」星孝幸さんだ。文字通り、「いただき」でノウハウを築いた人だ。無くするものが何も無かったので、葉書の達人に会って、その人の真似を徹底することにより自身のノウハウ化に成功した方だ。成功の秘訣は、言葉は悪いが徹底的に馬鹿になって、没頭することかも知れない。

 葉書のコツは自分の枠の中で書くと受け入れられないが、相手の枠の中で、しかも相手が元気になることを書くとレスポンスが高いと仰る。誰もがネガティブなことを聞いて嬉しい人はいない。居るとしたらよほどのひねくれ者だろう。

 情報手段が多様化し、時代変化のスピードも速くなり、デジタル時代だからこそ超アナログが活かされる時代になっているようだが、そこには造り手という個性がより明確に発揮できるメディアだからだろう。手段、手法は真似ることが出来ても何を書くか、何を伝えるかは造り手の感性だろう。但し、感性も磨かれるものであり、アップするものだから気を抜けないのだ。

 星講師は「出会い」というものを大切にされているようで、それが今日の自分を形成していると語られたが、一つ一つの出会いを大切にすることの重さは人としての倫(みち)の一つであると思う人は多いはずだ。



  ◆TTP   徹底的にパクッてヤル

  ◆TKP   ちょっと借りてヤル

  ◆OKP   思いっきり変えてパクル



 いい仕事をしてきた人たちはみんなこの路を歩んで来た人たちだろう。まねをしても、それを徹底し、自分のモノにできたとき、それなオリジナルになる。

2009年12月2日水曜日

喜びが生む喜び




「はい」は「拝」、「何」は「?」この違いは?

 今日の講話者は倫理法人会から津々木昭子さんがおいでになった。昭和9年生まれということだが、肌に張りがあり、どう観てもそのお年とは思えない若々しさで驚嘆した。その原因は難だろうかと思っていたが、お話をお聴きするに従って、納得に変わった。生き方なのだ。それにもう一つ夫婦関係の熟成なのだ。

 押しなべて倫理に携わる方々はポジティブな生き方を尊重されている方々だが、そのキッカケになった事象は様々だろう。津々木講師は自身の身に起きた様々な事件を引き合いに出されて、変身キッカケ、悟りのキッカケを話されたが、どの人の人生にもドラマがあり、その主役となるのは自分自身であるという結論だろう。従って、己自身の生き方、考え方が重要である。ネガティブに受身の姿勢で対峙するのか、積極的に対峙していくかの違いは、それが相手に与える影響が異なり、問題解決に影響を与える。ネガティブに入れば、それはネガティブとして相手に受け取られ、そこから打開の路を見つけることは困難となる。「はい」はいただくという意味を持つ言葉、「有難う」という感謝の意味を含んだ言葉である。そこから入るのか「何?」という言葉から始まる関係は自ずと難しさが変わってくる。先ず、相手を受け入れる姿勢を持って臨むこと。これがあらゆることに対する姿勢として正しいと語られた。人間の在り方は本来、肯定的であり、楽観的であり、その姿勢こそが難局を打開するパワーになるとご自身の体験談を踏まえてお話になった。

 そんな元気を大先輩から与えていただいたモーニングセミナーでした。


2009年11月12日木曜日

断食で感じた親祖先




親自身は亡くなっても、常に自分自身の内(なか)にある

 今日の講話者は湘南中央家庭倫理の会の会長朝倉照雄さんである。当茅ヶ崎市倫理法人会とは大変縁の深い方なので、会場内も和気藹々の雰囲気が漂う。

 「断食」という修行を通じて得られた体験と、それをベースに行なった「倫理」の実践に付いて幾つかの事例を引き合いに出されてお話になった。自身の歯医者という職業を通じ接する患者さんの後ろにも親があり祖先があると思えば、治療にも一段と熱が入るという。従業員に大しても厳しいだけでは駄目で、どんなに欠点だらけの人でも必ず素晴らしい点が幾つかあるもので、欠点だけを言うのではなく、長所を徹底的に取り上げて、それを強調してやること。誕生日に花を贈ることと同時に少々の現金(親に何かお土産でもという程度)とメッセージをつけて渡すようにしたことにより、自分の気持ちも伝わり、そのレスポンスも還ってくるという好循環が産まれつつあると言われる。

 自分自身を粗末にすることは、親を祖先をそしてルーツまでもを粗末にすることであり、それは絶対に避けなければならないこと。自分を大切に扱うことは親・祖先を大切に扱うことである。それが人の努め(倫理)である。


2009年11月4日水曜日

極めつけは「ぶり大根」




食文化の伝承に失敗した日本の悩み

箸も握れない、魚の切り身を観てもそれが何の切り身かも想像もできない親子が増えて日本の食文化の崩壊が深刻化している。これは我々の共通した認識であるが、そのことに対して行動を起したのが今日のモーニングセミナーの講師大貫圭さんだ。

 築地に「おさかなマイスター講座」があると聴き、そこのプロクラスに入校した大貫さん。50歳を過ぎての決断だった。それは湘南に生き、湘南を愛した人間が、湘南の幸である魚の価値がドンドン失われていく現実を目の当たりにしての大英断であった。2007年の水産白書を引き合いに出すまでも無く、現代人の魚離れは顕著である。その原点は魚が嫌いになったわけではなく、料理をすることから疎遠になっていく社会環境の変化に起因する。そのため、魚文化を後世に語り継いで行く役割の存在が薄れ、断絶化の危機にあることに問題視を向け、全国の小中学校の特別講座へ積極的に参加することにより、少しでもその流れに歯止めが掛かり、関心を持ってもらうことができるように尽力されているとか。

 人間の健康によい魚はご存知のように背中の青い魚である。EPAとかDHAという成分が多く含まれているのが理由だそうだが、この弱点は熱に弱いことや鮮度

が比較的速く失われる点だそうだ。従って、それを軽減する工夫が大切であるが、その事例の一つが「ぶり大根」だそうだ。これからのシーズン、是非この家庭料理メニューを定期的に食べていただきたいものだ。


2009年10月28日水曜日

いつも大勢の人に支ええられて




人は観ている。その人の才能を

 今日の講師は人工水晶の権威である日本電波工業の顧問村松弘昭さん。当社ハウスニュームラで自宅を造って頂いたいわゆる「御施主様」である。ハウスメーカー等を検討された結果、やはり近くて必要な時に世話になれる対応力を選んでいただいた。今でも、その決断は正しかったと言っていただけるのが嬉しい。

 生い立ちから学生時代、その潮目に遭った人の縁が今日の自分へ導いてくれた大きな要素ということで、「人工水晶」という研究への道を話された。教師、上司、先輩という「先達」の役割が後進に及ぼす影響の大きさは人の運命を変えるほどの力を持っていることは言うまでもない。村松さんのケースも正にこの例の一つ。

 人工水晶のパイオニアとして評価されて、世界各国を周り9つの工場建設を終えられた後、定年退職しライバル会社にヘッドハンティングされ、子会社の再生を手掛けられ、二年で黒字化に成功された。この間、人をやる気にさせる様々な改革を断行された実例は組織をまとめる上での素晴らしい指針だった。

 最後の結論としてあの有名な高畠コーチの名言「大きな耳、小さな口、優しい目」を指導者としての心構えとして結ばれた。くれぐれも「小さな耳、大きな口、厳しい目」とならないようにしたいものだ。


2009年10月22日木曜日

村興し、町興し、会社興し




我が村、我が街、我社の売りは?

 今日の講師は行政書士で大和市倫理法人会の会長、中村一夫さん。若干44歳の独身である。「悪い大人に負けない法律講座」というボランティア活動を何年も続けられているという。当初、大和市と結んで協働事業としてスタートさせた苦労話やパーセプションギャップに悩んだ末に自主ボランティア活動に転じたことなど。子供たちの反応を肌で感じることにどうやら快感があるようだ。一般的にはこういう思考回路はいい加減老いないと生まれないものだが、若くしてその境地に至った中村さんは本物のようだ。子供たちの反応、親御さんたちの反応は大きなモチベーションになっているようだ。

 朝食時、大和市の町興しに奔走されている話が幾つかの事例を元に披露されたが、これは「選択と集中」というマーケティングのクラシック(常道)のお話だった。何事も迷ったときには「原点に還る」ということ、自社の強み、差別化を極限にまで高めていくということによって、生き抜き、活路を見出すという話は是非、もっと多くの人に聞いて欲しかった。素晴らしい可能性を秘めたリーダーが大和市にはおられる。次の日、横須賀へ「海軍カレー」を食べに行きました。味は?でした。


2009年10月15日木曜日

苦難に打ち克つには




人間の潜在能力を引き出すモノ、それは素直であること、自然であること!

 今日は「磨け、実践力」というテーマで倫理研究所から荒木講師を招聘し、氏の体験を通して、その重要さを勉強した。倫理研究所へ入ると二年間、ひたすら倫理の勉強、それを実践する、その実践に先立って「みそぎ」を行なって一日を始めるという繰り返し体験が行なわれるという。滝行という禊を行なって、大自然と一体になったとき、頭は冷静になるが、身体はアクティブになり、軽くなり、今までの自分とは全く異なった自分が居ることに気が付くという。

 人は「苦難」に出会ったとき;

 1.(何かの)せいにする

 2.あきらめる・逃げる

 という行動をとる人が居るが、これは苦難に打ち克つことの出来ない人。一方で苦難に打ち克てる人は;

 3.それを受けることができる。受けることにより気付き、苦難から逃れる道を   発見できる

 4.他人の幸せを考える(人を思いやる心)ことができる

人だという。幾ら頑強な肉体と根性・気合を持っていても苦難を受け入れず、同化出来ない人には限界があり、一方で自然に対し、一切身を任せられる人、何事にも感謝という気持ちを持ち合わせている素直な人がそれを克服できる人だということだ。まず、現実を直視し、自らの置かれた場所を確認し、冷静になると色んなことが見えてくる。その一つが、それを克服する糸口であり、それこそ人間が持つ潜在能力という素晴らしい資質の発見なのだろう。何事にも「感謝」という心構えで受け入れることが重要であるという「生き様」を勉強した。

 


2009年10月7日水曜日

地域からグローバル化した企業の社会貢献




全ての源は倫理観、それが企業経営により大きく必要となった

 今日の講師は小田原市にお住まいの酒井芳彦さん。家内の親友のご亭主ということで、ご自宅の新築を当社でやらせていただいた。その紹介は当社の季刊紙「匠のこころ」で自筆の記事を寄せていただき、ご紹介している。味の素株式会社で海外畑が長く、ヨーロッパ、東南アジア、南米で要職をこなされて終の棲家を小田原にお建てになった。当社としても自信作の一つで、大変気に入っていただいている。

 そんなキャリアから今日のお話は「企業の社会貢献」というテーマ。結論は「企業の大小に関わらず、出来る範囲で社会貢献を果たすこと」ということ。その背景を、世界の人口増によるものとし、世界が直面する問題として食料問題、環境破壊問題、宗教問題、民族問題、貧困と飢餓問題、人権問題、核問題、(もう一つ言えば水問題だが、)に置き、その環境下で企業のあるべき姿を、地域的、国家的な観点ではなくグローバルな視点から考えることにより世界に認められる企業ラなくてはならないという国際企業のCSRを語られた。

 どんな会社にも個人にも一つや二つ社会のため人のためにやっていることがあるはずだが、それは続けられなくてはならない。続けるということに意味があり、そのためには身の丈にあったものでなくてはならないだろう。


2009年10月5日月曜日

大工さんたちのエコフェスタ2009




手づくりながら玄人はだし・・・大工のエコフェスタ

 ハウスニュームラは「自然流の会」という工務店グループに入会して活動しています。この会はS(生命)H(平和・健康)S(自然)をテーマに家づくりを推進しているユニークな会ですが、この会が毎年主催して行なうイベントが「エコフェスタ2009」です。「私たちの未来(子供たち)のために」と題されたイベントは子供たちに自然と触れる機会を作ろうと様々な催しが組まれています。会を重ねるごとに参加者も増えて、昨年は入場者も1000人近くに登り、年々盛況を見せています。多くの好意の個人や団体の皆さんが小ブースを持ち、お店を開いたり、宣伝の机を並べて賑わいます。会員の皆様方も出展の希望があれば、お申出下さい。

 でも、何と言っても喜ぶのは子供たち、工作教室、ゲーム、抽選、等々、一日いても飽きが来ません。是非、お子様、お孫さんを連れて、お出かけ下さい。場所は相鉄線のいずみ中央駅下車、泉区役所の隣の遊水地と、とても近いです。


2009年9月30日水曜日

人は人によって磨かれ、人によって活かされる




みんな持って生まれた価値観が違う。それに気が付いたとき人生が変わった。

 今日の経営者モーニングセミナーの講師は高樹真知子さん。横浜みなともらい倫理法人会の幹部会員のお一人だ。とあるセミナーでお目にかかって、今日の招聘となった。見るからに明るく華のある方であるが、此処までの道をお聴きするとそんな生易しい話ではなかった。

 一介の専業主婦であった女性が子供たちの家庭内暴力や引きこもり、更にはもっと厳しい状況に立ち至った事件の数々、ご主人との離婚、実母との軋轢等々、これだけあれば不幸のてんこ盛り状態で最悪があっても不思議で無いと思うのだが、そのことを堂々と語り、それをどう乗り越えたかの話をにこやかに話されるのを観て、我が事が頭の隅をよぎり、胸が痛んだ。

 家族と言えどもどれだけ判っているのかというと判っていない、その結果様々の不安や軋轢が生じ、自分のエゴを家族にぶつけることになり、家族を追い込んでいく結果になった。子供を変えよう、亭主を変えようと思っても変えられない、人を変えるより自分が変る事という結論が出た時、離婚して「ライフコンパス」というソフトウエアーに出会い、人の価値観の多様性を知るに至り、人という個性の理解が進んだと語られた。

 大切なことは「他人を理解すること。相手を活かし、輝かせること。それはどうしたら出来るかを一生懸命考えてやること。人は他人から認められることに大きなモチベーションを感じるモノ。認めてくれない人の言うことは聞かないし、その人のために何かをしてやろうとは考えない」それと「人は人によって磨かれ人によって活かされる。相手の喜ぶことを実践していくことで、人が集まり、人を引っ張っていく力が生まれてくる」。

 また一人たくましい女性とお目にかかることが出来ました。感謝します。有難うございました。


2009年9月19日土曜日

8・15 五日市 剛は講演で「鳩山総理誕生」を予言した




私の主人は総理大臣になりました。感謝します。

 と鳩山由紀夫総理の夫人幸(みゆき)夫人があの衆議院選挙の半月前に言ったとか、言わなかったとか。「したい、なりたい」は我欲、「しました、なりました」は信じた結果である。信は力に通じ、何にも増して「力」となるという。祈るときには既に成就したと思って祈ることが大切と説く。

 今日の講師関口三男は海老名市倫理法人会の会員である。自身、2006年にホノルルマラソンに参加し、完走を果たされた方だが、還暦を過ぎて生き様の道しるべに「倫理」を実践されて、ワクワク人生を送られている。

 冒頭の言葉は五日市剛氏の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の励行であるが、自分の未来に向かって進むべき姿勢を現している。この小冊子はあの高校生プロゴルファー石川遼クンの精神力や生き様を形成する基になった書物とのこと。高校生としては考えられないほど完璧な受け答え、所作は中学のとき、この書物を使った先生の存在があったとのこと。しかし、それにしても・・・である。今年も既に3勝を上げ、一人でプロゴルフ界を背負いながらも慢心をおくびにも出さない。それが自然に過ぎていく。今までに日本のプロゴルフ界には生まれなかったプロゴルファーが生まれた意義は大きい。あらゆることを、またどんな局面に対しても前向きに捉え、それを味方につけることにより大きな成功を収めるという生き様には脱帽である。


2009年9月13日日曜日

誰もが幸せになりたい それが倫理の根源




パラダイムの大変化の下で倫理を実践

 今日の講師は倫理法人会法人局の遠藤さん。四日市の漬物屋の会長さんだ。漬物屋といっても自社製造が6割、外部仕入が4割程度というから商社機能を持ったメーカーさんだ。三重県四日市というと、多くの知人、貝新の伊藤会長、うなぎの川政の舘さん、お菓子屋さんの後藤さん、製粉業の吉村さん等々がいる。それはともあれ、ご自身は北海道の出身と言われ、現業にいたる経緯をお話になった。

 倫理で勉強されたことを自社の経営に活かす。このことは倫理に参加する全ての経営者が心にもつ信念ではあるが、その実践の巧拙、強弱は否めない事実である。

 お話の中で、低成長下で安定な経営と成長を遂げるには:

 1.コスト意識の徹底・・・・例えば、残業の徹底排除、合理化

 2.働く人(従業員)の精度アップ・・・・人材力の強化

 3.借り入れは安易に行わない・・・・できれば自分の金を出す

 4.「磨き」を徹底する・・・・掃除から自分のミッションまで何事にも

 5.波長の合う人たちと人と仕事をする・・・・波長の違いは永遠に埋まらない



 企業はパートから派遣、正社員に至るまで全ての人を大切にし、味方につけることが大切で、そのことはカスタマー・ファストという商売の原点に通じるという言葉が印象に残ったセミナーでした。


2009年8月31日月曜日

幸せは只では得られない。世の中にお返しして初めて得られるものだ!




原因の世界は心の世界。結果の世界は見える世界。

 今日の講師は伊藤美穂子さん。茅ヶ崎中央の家庭倫理の会推進長を務めておられる方です。自身の倫理との関わりの歴史を語る中で、自分の健康的な問題は唯一、母親への憎しみやわがままの気持ちから来ていたことに気が付いたことで、その問題をキリアー出来たこと。障害を持たれたお兄さんの家業継承への責任とその行動力(親から受けた愛に対し、その恩を美容師になって家業を継ぐこと)により、自分自身の間違いに気付いたこと。それらの出来事を経て、自分に起きている様々な健康的な問題がクリアー出来、世の中が全く違って見え出したこと。母のお陰、兄が居なかったら今の自分(結婚して幸せに毎日を送っている)はないと語られた。過去の人生、いやなことを全部肯定して、それを肥やしに出来る生き方ができるようになった時に、劇的に人生が変ったといわれる。自分は美容師の資格をもっていても、商売にはしていないが、ボランティアで老人ホームや養護施設等で月に40名ほどとの出会いが楽しいそうだ。

 「幸せは、只では来ない、世の中にお返しして初めて得られる」という自覚の下で、倫理の実践をされている。


2009年8月19日水曜日

総括 「早起きは三文の徳」




誠を尽くし、時を待て!自分相応の「幸せ」が来る

 今日の講師は(社)倫理研究所の林輝一参事。会員には馴染みの講師のお一人である。題して「即行・明朗・早起きが運命を変える」である。何かを続けるには多少なりとも努力というものが必要で、むしろ小さな努力の積み重ねであればあるほど良い。その努力の結果、人の運命を変える。それが当面プラスであろうがマイナスであろうが、それは考えようで、必ずプラスの対極にはマイナスがあり、その逆も真である。従って岐路に立ったとき、肝心なのは自分を信じ、信じた方向へ舵を切ることだという。人は楽な方向へ舵を切っても、その結果良かったということが全面的に保障されているわけではない。苦難を取ったとしても、永遠に不幸せになると言うわけではなく、「苦難福門」という教えの通りである。

 すべからく世の中「取ろうとすれば逃げ、出せば入ってくる」道理である。誠を尽くし、時を待つという姿勢が倫理の道と説く。仕事と倫理は車の両輪であり、その力のバランスは50:50が基本である。これぞ倫理経営による企業経営の倫(みち)と結ばれた。有難うございました。



 ◆早起きの徳

  1.仕事の効率が上がる

  2.体調が良くなる

  3.余裕が生まれる

  4.悪い事をしなくなる

  5.いろんなことに気が付くようになる(勘が良くなる)




2009年8月13日木曜日

自分だからこの程度、いや自分だから此処まで来た




今、価値観が人間本来の生き方へ向けて還りつつある

 今日の講師は岩澤さん。仕だし弁当など和食の店を展開されている社長である。自身を産まれながらに商人のエリートだったと語り始められた時には、どういうことかなと思ったが、話を聞くうちに、それは「使命感」のことだと理解した。

 「パラダイムシフト」ということばが聴かれて久しいが、これは「価値観」が変化していくことを意味しているが、今時代の流れを見ていくと、それは人間本来の在り方に戻っていく流れだと語られる。常に自分への問いかけを、お客様にとって、従業員にとって、社会にとって、人間にとってどうなのかと言ったように行っていくと、自分に足らないモノが見えてくる。古きことわざに「三方良し」という言葉があるが今は、企業ならば「従業員」を加えて「四方良し」だろうと仰る。全て、自分の人生観、価値観、社会観はこのバランスの上に立ち、判断してきたが、これは言わば人の道、即ち倫理の道であると結論付けられた。大変、含蓄のある数々のお話を頂き、元気が出ました。有難うございました。

 




2009年8月5日水曜日

打つ手は無限。常に商機(勝機)あり!




富士山への登山口は沢山ある。どこからでも頂上は目指せる!

 今日の講師は2005年から4年間、倫理法人会の普及活動をやってこられた二階氏のお話であった。倫理のフレーズを幾つも引き出しながら、人間として当たり前の行動こそが倫理の道を実践することだと言う。倫理は新興宗教か?という問題に対して、宗教は人と神(仏)のかかわりであるが倫理は人と人がどうやって付き合っていくかという問題であり、従って、倫理は宗教とは違うと説く。無機質な物でも物は生きている。なぜなら「使命」(役割)という「イノチ」がある。従って、粗末にしたり使い方を間違えたりすることがあってはならない。命は一番大事なモノであり、何事にも代えられない。今更ながら言葉の持つ意味の深さを感じる。モノが溢れ、何でも手に入る世の中になり、拝金主義が横行し、自分勝手が大手を振ってまかり通る。こんな時代を身近に感じるとき、倫理の普及は急務だと改めて感じた朝だった。

 帰宅して、1名新規会員を開拓したのはこの話がキッカケとなった。



☆次回  8月12日(水)午前6時~7時

       ホテル・サンライフガーデン 4階

       講師 ㈱浜田屋 代表取締役 岩澤 裕

       テーマ「60歳を迎えての転換期」

        


2009年7月29日水曜日

良い会社とは?いい会社とは?  伊那食品工業に学ぶ




その企業価値はそこに働く社員が幸せと思って働いているか否かだ!

 今日のゲストスピーカーは平塚市倫理法人会の芦川浩氏である。平塚支部は昨年の7月29日に発足して満1年になる。当初107社でスタートしたが、今は80余社になったが、神奈川では稼働率が最高の優秀な支部であるとのこと。これを会長はスタッフの皆さんの尽力だと持ち上げては居るが、こういう会の会長職はやったものでないと判らない。これは謙遜だろう。

 ところで、今日の話は兎に角、盛りだくさんだ。その中で、長野県の伊那市にある伊那食品工業の経営を取り上げられ、その会社を訪問し、観、聞き、感じた話をされた。伊那IC.から降りて信州大学の横を通り、権兵衛トンネルへの交差点を通り過ぎ、グリーンファームを越えてしばらく行くと、雰囲気がガラッと変る場所がある。何か人を引き付けるオーラが出ている。看板には「カンテンババ」と書いてあるが、その反対側にそのオーナーである伊那食品がある。以前からこれは素晴らしい施設だなーと感じて何度も足を停めたが、これが全国でも有名なグッドカンパニー賞のグランプリ受賞会社とは今朝まで知らなかった。親友の関東学院教授の教え子が今春入社したが、彼と一度会社を見に行こうといって訪問したこともあった。こんな素晴らしい会社とは知らなかった。

 地域にとっていい会社。従業員にとっていい会社。消費者にとっていい会社。従業員が楽しく幸せに働ける会社。取引先をいじめない会社。それがいい会社だそうだ。そのカンテン(観点)から言えば、トヨタはどうだろうか?という事になる。26%の売上減を防ぐ道がどこかにあった筈だ。


2009年7月23日木曜日

大仕事の後には達成感と言う大きな喜びがー女ならではの幸せ・強さ




産婦の顔には感謝の表情が・・・・それは助産師の至福の時だ!

 今日の講師は異質と申し上げては失礼だが、助産師さんの小峯千恵美さんに来ていただいた。パソコンで助産師を変換しようとしても字が出てこない。この助産師という言葉は平成14年に出来たそうで、パソコンが対応できないようだ。

 宮古島のご出身で、資格をとり、病院に勤務した後、独立し小峯助産院を開設し、11年目を迎えたと仰る。振り返ってみれば、自分自身も自宅で産婆さんによって取り上げられたと思うし、姉妹も全てそうであった。近所にも助産院がかなりあったような記憶がする。自分の子も最初の子は田舎に帰って病院で産まれたが、今はこれが出来ないのだそうだ。受け入れ側が出産だけというような受け入れはNO.だそうだ。従って、妊娠がわかると、その病院での出産を予約しないと、安心して産めないのだそうだ。これも少子化に拍車をかける要因になっているとのこと。

 救急患者の受け入れ問題に関しても、大きな社会問題化しているが、これも事件が起きてからそれが問題になるだけで、抜本的な解決策はまだまだの様だ。

 助産師として一番の喜びは産婦が子供を産み終わった時に見せるなんともいえない満足が漂った表情を見るときだという。お産に関わった全ての人に対する感謝の気持ちがその表情を作っているのだろう。昨今の子供を巡る母親の痛ましい事件を観るにつけ、この瞬間をいとも簡単に捨て去る母親の倫理観に教育の欠陥を思わずにはいられない。


2009年7月16日木曜日

私的感情の罪




気付くと同時に行うこと。これこそ倫理の道

 何処の家にも、誰にも苦難や悩み病気や災いと言うものがあるということは生きている人間ならば、気が付くはず。そしてその原因は必ず「私的感情」にあるという。今日の講師は倫理研究所の松本和子氏だ。先ず、日本人の持つ罪という概念の由来から説き、それは神道の祝詞の中にあり、生成発展の妨げになるかどうかがその価値判断の基準となったという。法律が無ければ罪にならない、法に抵触しなければ、罪にならない。故に不利や不幸を被っても訴える術を持たない場合も生れる。

 人間が持つ不幸や災い、病気と言ったようなものは全て「私的感情」の産物であり、その私的感情を捨てることによって、跡形も無く無くなると言う事例が沢山ある。例えば子供の病気などは親の不仲が原因で起きている場合が多い。そのことに気付き、解消されたら子供の病気も治る。我が家にどんな罪があるのか、先ずそれを発見する。そしてそれを詫びることによって、全ての罪から救われることがある。気付くと同時に、それを実践する。それこそが「倫理の道」と話された。


2009年7月8日水曜日

やっと自らの体験を語り継いで行く責任を感じるようになった。




人工透析で得たモノ、失ったモノ

 今日の講師は元寒川町町議会議員である金子匡氏である。此処に来てようやく自らの体験(腎不全で人工透析をしていること)を次の世代に語り継いで行く責任を感じるようになったと語り始めた金子さん。昭和56年36歳で腎不全を患い、昭和60年に人工透析を始め、以後25年間続けている。この病気、兎に角、旨いものが食べられない。全く味気ない食生活を強いられることになるそうだ。

 平成19年で275,000人強の人工透析者が日本には居るそうで、平均年齢も64.9歳だそうだ。血液透析と腹膜透析の二種類があるが、日本では血液透析が大半だと言う。

 失ったものは「信頼」だという。町長選で二度の挑戦が3,000票の差で達成できなかったが、その原因は「健康でない」という客観事実にあったと分析された。選挙民が健康でない人間に重責を任せられないと判断をしたと言うことだ。反対に得たものは自己管理が出来るようになったこと。羽目を外さず、一歩引くと言う謙譲の精神が自然に身に付いたということだと仰る。そしてネガティブに考えるよりもプラス思考で物事を処理していくと言う心構えの大切さを得られたと話された。


2009年7月2日木曜日

万象我師=明朗がポイント




万事には必ず二面(良いところと悪いところ)がある・・・

 今朝の講師は家庭倫理の会の中村清氏、通称「こぶの清さん」にお願いした。テーマは「明朗がポイント」ということであったが、人間の生き方がテーマだ。世の中に語り告げられ、報道されてきた常道ではない数々のエピソードや事象を捉えて、あるがまま(自然<じねん>のこころ)に生きることは物事をプラスに捉え、自分の中にそれを積極的に取り入れることによって、それに克つということ。狼少女の例を出し、人は人によって人のDNAを正しく受け継ぐことができるが、それは三歳ごろまでに形成されるということ等々。

 物事には必ず二面があり、どんな不幸や不遇、不運に見舞われても自らの心を曇らせるな、明るい方に進めば幸せが、暗い方に進めばますます不幸にと言うことになる。不幸に陥っている時は方向が間違っていても、それが変えられない。暗黒の中に光を泥の中にも美しさを見つけることが大切だと説かれた。

 更に、筑波大学の村上先生の言葉を引用されてプラス思考は「プラスマイナスを考えず、わき目も振らずやってやり抜くことだ」と仰る。これぞ、世に言う成功者の根源であり、創業者に多く見られる特徴だと説明された。世の中にいわゆる「雑用」というものはなく、それは雑に扱うから雑用になるのだと教えていただいた。


2009年6月30日火曜日

早朝からご苦労様




地域の宝の有り難さを厳粛に受け止めて

 今日は全国各地で地域の人たちが出て地域環境の大掃除をする日である。我が茅ヶ崎倫理法人会も会員に声掛けをして、地域の氏神様「寒川神社」の参道の掃除参加を呼び掛けている。寒川町に住む人々にとって「寒川神社」は宝であり、様々な恩恵を受ける大社である。近隣から年間、多くの人を集めて、敬われ親しまれている。その結果、地域経済にも大きな貢献をもたらしている。我が家から500m程度しか離れていないばかりか、ビジネス的にも大変なご利益を得ている。

 地域の皆さんに混じって法人会も幹部を中心に多くの方に出ていただいたが、江ノ島から池田さんが来られたことには大感激。まったく想定外と言っては失礼だが、まさかお出でになって頂けるとは思ってもいなかっただけに、本当に嬉しい。ゆっくりお話をする暇がなく、失礼をしてしまったが、この紙面でお礼を申し上げ、失礼をお詫びしたい。

 超有名な大社だけに、日頃から掃除が行き届いているが、参拝客が無意識に捨てたゴミもあり、何のために神社にお参りに来るのかとその真意を疑うような人も居るようだ。その場さえ自分に都合が良ければという風潮が戦後60余年過ぎて社会に蔓延しているが、そのツケは繁栄の裏で、子孫を教育してこなかった戦生まれ世代に間違いなく回ってしまった。刻々と変る神社の空気を肌で感じながら、問題の大きさを改めて感じた1時間であった。それはともかく、皆様ご苦労様でした。有難うございました!


2009年6月25日木曜日

良い人には良い人の出会いがある




倫理法人会とは自らの実践をとおして社員つくり、家庭づくり、地域づくり、後継者づくりをすることだ!

 両手書きで始まった増田参事の講話。テーマの「継続は力なり」を超越して、人の在り方、会社の在り方の話になり、特に身体の真中に「正三角形を持て」という考え方に深く共鳴を覚えた。一つの事象を最初から最後まできちっと観る事によって感じられる事の本質の重要さも同時に知ることが出来た。何事も理由なくして世の中は流れていかない。そこに関わる人であれば、そのことに遭遇したときに何を感じ何を行うことが出来るか、その正しい行動とは何か?そこには「感動」という人間の深々とした感性がある。その感性を磨くことが人として企業人として、経営者として必要なことなのではないか。そんな教示を頂いた1時間だった。一つ一つの投げかけの言葉に含蓄が深く、書くことが非常に難しいが、元気を貰った。有難うございました。


2009年6月18日木曜日

皆で地域をキレイにしましょう!




徳は孤ならず必ず隣人あり!

 倫理法人会の清掃デーのお知らせです。身の回りがキレイなことに不快感を持つ人はマレでしょう。倫理法人会は様々な地域貢献活動を行っております。なぜなら私たちは地域に生き、地域に生かされていると思うからです。特に、相模の国に住む者なら寒川神社は正に氏神様であり、地域の顔、地域の信仰を一身に集めています。一旦、境内に足を踏み入れると、日常とは異なる厳かな雰囲気に身体全体、五感が包まれ、身が引き締まる思いをされた方は多いと思います。ここにはあらゆるモノを超越した何か見えないものが存在します。それは人間の営みをやさしく、時に厳しく見守っている存在です。日々の幸せや恵を感謝し、この地に生きることの意味を改めて考えながら、掃除をしたいと考えております。

 丁度、この日は日曜日の早朝、ご家族も動員して皆でおいで下さい。


2009年6月17日水曜日

素人を玄人に育てる術




前提は人格を絶対に否定しないこと

 今日は講師として住友生命の藤沢支社に勤務する佐藤ひろみ氏に保険会社における新人研修のあり方ということで、ずぶの素人を一人前のセールスレディーに育て上げるそのキーポイントをお聞きした。自身が家庭の主婦からの転進ということで、以降10年間に得たセールスレディーとしての体験をベースに保険会社に必要な人材育成のキーポイントは何なのか、何処なのかをお聞きすることは人材育成に悩まれる会員の皆さんに参考になるのではないかということで、講師をお願いすることにした。

 女性が保険会社に職を求める理由には大きく二つ在るという:

   1.稼ぎたいから(理由は様々だが)

   2.自分の発見(このケースは高学歴者が多い)

それぞれが固有の背景を持ち、簡単には分類できないが、一番重要なことは「人格を否定しないこと」だそうだ。殆ど勉強ということをやってこなかったような人から高学歴者で人一倍プライドの高い人まで多様であるが、一様に大事なポイントであるという。今まで自分を否定されるということをあまり経験してこなかった人やいわゆる一般的な社会的常識を持ち合わせていない人などが多いが、自分というモノが可愛いということは共通しているということだそうです。

 社会に出てから「評価」されるという場所に居なかった女性は「評価」をされると非常に満足するという。その評価のポイントも結果ではなく「プロセス」に対して評価をしてやるということだそうです。この場合、「自分で出来た部分、自分で出来たこと」を我が事の様に喜んで褒めてやることだそうだ。プロセス管理さえしっかり出来てくれば自ずと結果は付いてくるということだろう。お陰でこの指導方針を徹底したら、社員が辞めなくなったという。大いに参考になる育成方法だ。


2009年6月11日木曜日

人生金儲けより人儲け




我々が豊かさと引き換えに失ってしまったモノ

 今日の講演のタイトルは「80歳の夢追い人」というテーマで、横浜市倫理法人会会長の小野優さまにお話を頂いた。人生は「先祖の元返り」といい、自分の人生の根源は明治の偉人として功績を残した小野有五郎にあると自認しているというイントロで始まった小野さんの講話。豊かさの向こうで環境という宝と人に対する思いやりの心や気遣いを失ってしまった現代人。すさびた世の中で、自分しか信じることが出来きず、自分にとって何ら意味が無いことだと片付けてしまう。そういう人間関係、社会環境の下、敗れた人たちが毎年3万人以上も自殺に追い込まれる。この社会現象はこれからの生活を描けない、希望が持てない人たちが送るシグナルであり、これから晩年を迎える団塊世代が正面から向き合わなければならない現実であると説く。その中で生れた共生型の生き方が【グループ・リビング】という生き方である。この暮らしと住まいと環境と地域社会を巻き込んだ暮らし方は、弱い人間がお互いに支え合い、「終の棲み家」の実現することである。これは社会的なニーズが急速に高まっており、志を共有できる人たちが取り組む理想の暮らし方であると説く。既に、幾つかの事例が生れているが、この考え方を啓発啓蒙することが人生の最後の「テーマ」であると力説された。

 講演の終段で、自身の母親の手紙を紹介されたが、母親のそして人間としての深い愛情が言葉の端々感じられ思わず落涙してしまった。感動のモーニングセミナーでした。有難うございました。


2009年6月4日木曜日

茅ヶ崎倫理法人会のブログを始めます!




今日一日、朗らかに、安らかに、喜んで、進んで、働きます

 茅ヶ崎倫理法人会の入村です。私たちの活動のリポートとして、ブログを開設することになりました。ゲスト会員の太田さんのお陰です。このように人の縁は新しいモノを産み出してくれます。「火は火を呼び、人は人を呼ぶ」と申します。まことにありがたいことだと感謝しております。

 さて、茅ヶ崎の倫理法人会も現在会員が34名という小所帯ですが、毎回30名前後の会員が朝6時~始まるセミナーに参加していただけます。これは他支部からの参加者も含めての数字ですから、会員の出席率はこれより少し悪いかと思います。会場は茅ヶ崎の国道一号線馬入橋の畔に立つホテルサンライフガーデンの4階会議室です。鉄道の便が少し悪く自転車や車での来場となりますが、早朝開催ですから交通の混雑にも煩わされずに、大きな不満はでておりません。むしろ、好意的に受け入れていただいているホテルに感謝をしております。

 毎回、ゲストスピーカーをお招きして、お話を聞き、その感想等を7時から朝食会で行うことにしております。

 今日、参加された厚木の㈱サヤマの専務佐藤弘子さんより頂いた「商売繁盛の八か条」なるものを紹介して、ご挨拶を終わります。



   1.気が付いたら、すぐにすること。

   2.人を好き嫌いせず、ものを好き嫌いせぬ。

   3.金払いを良くする。

   4.天候気候について不平不満をもたぬこと。

   5.時勢の変動に、すばしこく対処せねばならないが、びくびくしない。

   6.人を信じ、己を信じること。

   7.早く始めて、早く終わること。

   8.思い切って断行する。

㈱サヤマ