go to home page

2010年10月28日木曜日

倫理で学んで仕事に活かせた事


 今朝の講師は町田市倫理法人会の幹事のお一人である原健一氏である。41歳の脱サラ経営者である。自己紹介によると商社勤務で食品の担当をされていたが、期するところがあって2006年に独立されて健康食品として有名なタヒチ産のノニに関するビジネスを展開されている。
 倫理に関わりを持つきっかけも独立後のお取引先の紹介であったと言われたが、水が合ったのであろうその後倫理と真剣に向かい合い、その過程において経験したもろもろの経験が、今日の自分の事業に活かされている事例をお話いただいた。役員朝礼においては「笑顔と元気」、記録係を経験して「文章力」、マニュアルどおり実行を繰り返すことにより、それが素直にできるようになり、更には改善点も見えてくるメリットや研修委員会の担当業務を通じては段取り八分で余裕のある準備から生まれるダイナミズムを。
 このために買ったといわれたマイクロソフトの「パワー・ポイント」というプレゼンテーションソフトを使用しての講話であったが、大変好くまとめられていて、判りやすかった。以下、内容を列記すると;

 1.早起きの習慣化(朝の1時間は昼の2時間) ・・・・・・見えなかったものが見えるように、感性の発達
 2.トイレ掃除の習慣化(金運アップの方法)・・・・・・物事の流れをよくして幸運を招く
 3.他人の美点を探しほめる・・・・・良好な関係を築く第一歩
 4.身の回りに協力者はいるか(独りよがりはダメ)・・・・・周りから協力したいと思われる存在

気づきの実践
 1.気前がよい・・・・先ずは「与えること」
 2.手を挙げてから考える・・・・自らを追い込む、直観力の育成
 3.(レストランで)メニューを選ぶな・・・・・決断力を早める
 4.すべての人が見込み客rと思え・・・・・そう思うと人への接し方が変わる・・・相手は悪い気はしない
 5.いつも笑顔・・・・人が受け入れてくれる
 6.カラダは借り物(親から貰ったもの、いずれ返すモノ)・・・・日頃のケアが必要
 7.健康でいること・・・・・生きるエネルギーの維持

健康十訓(横井也有作)は割愛する。

 大変にうまくまとめられ熱弁をふるっていただき、有り難うございました。共感を覚えて、会場を後にしました。

2010年10月25日月曜日

長野県飯田市倫理法人会訪問



 10月20日、茅ヶ崎市の倫理法人会のMSの日であったが、長野県南木曾町の仕入先への訪問予定と重なったので、飯田市の倫理法人会の石井清美さんに連絡し、お会いすることにした。石井さんは去る6月16日のMSに講師としておいでいただき、持ち前の活力で、私たちに元気を与える講演をしていただいた。折から、11時半から女性部会があるというので、そこへ案内をしていただいた。内容は「連絡会」というもので、飯田市の会長や前会長も同席され、当面の活動方針や進捗状況について情報が交換された。
 会員拡大が急務であるが、飯田市は現在245社の加盟があるそうだが、年内に1社増、来年の8月末には271社に持ち上げるのが目標だそうだ。これを巡って、意見交換がなされ、参加役員が描く、戦略・戦術が披露された。その中で、倫理普及活動に関する「川柳」を2ヶ月に渡ってキャンペーン公募し、5月に本として出版したいというアイディアが面白かった。
 先般、川崎の中原区倫理法人会の会長から受けた新規会員獲得のノウハウのさわりを披露したが、県では会長方針で、まったく逆の方法でアプローチすることになっているという話を聞かせていただいた。普及会員獲得活動は組織の永遠のテーマにならないためにも、当会も大森会長を筆頭に結束を固め活動するしかない。そんな、刺激を受けたひと時でした。石井様にはほぼ1日、お付き合いを頂き、ログハウスの新居と綺麗な奥様にも会わせていただいた。有り難うございました。

2010年10月14日木曜日

新規会員獲得は営業センスを最大限発揮して・・・


今日の講師は川崎市倫理法人会から独立して法人会をこの5月21日に立ち上げた高津区倫理法人会会長の番匠氏。関西出身で、シャープの前進早川電機のご出身だ。元々、技術系の方だったが、会社の都合で営業へ転出、それ以来55歳まで勤務され、病気治療のため退職され、快癒後自販機のメーカーにヘッドハンティングされたが、そこも時代の流れで、流通網の整理が行われ、それを契機に独立。65歳の起業だったと言われた。経営者であれば、倫理法人会に入会し、倫理経営を目指せと友人に誘われたのがきっかけで今日、会長まで務められるほどの倫理活動を行っておられる。

 人に倫理を勧める時に最も留意したいことは:

  1.良い会だから独り占めにしないで、できるだけ多くの方に紹介してやりたい

  2.倫理の本質(人が幸せになる原則)を再認認する

  3.目標と不退転の決意を持つこと

の三点で、ツールの準備と開拓先のリストアップを行うこと。この開拓活動は説得活動だから人脈が濃ければ濃いほど良い。そのチャートをしっかり作り、活用できるモノ、人はできる限り利用することだと説得された。

 最後に三つの勤労観として以下を説明された。NNegative)からPPositive)への転換の必要性を次の三項目で説明された

1.呪いの勤労観

2.あきらめの勤労観

3.よろこびの勤労観

ちなみに、当茅ヶ崎市倫理法人会の当面の目標は50社(現在39社)ということになっている。

2010年10月7日木曜日

人を大切にする社会を作りたい。そのことに参加できる仕事がしたい。


 今朝のモーニングセミナーの講話者は(自分の体験としては)一番若い講話者で、大学生の田中悠太さん。といっても鎌倉市倫理法人会の会員で、父上も会員とのこと。倫理活動に対する熱意は並々ならぬものがあるようだ。こういう若い人が「倫理」と向かい合っている動機に大変興味を持って話を聞かせていただいたが、最後には若者独特のすがすがしさが印象的だった。
 話の内容は三部からなり、起承転結が図られていた。
 1.自己紹介
 2.倫理法人会を自分はどう見ているか
 3.就職活動について
ということで、最後は就職先として内定を貰っているアチーブメント社へ至る道筋が語られた。大変明るく意気揚々とした若者であるが、中学・高校と大きな挫折と原因不明の頭痛に悩まされ、夢や希望を失った時、自分に差し伸べられたのは両親の暖かい包容力だったと述懐されたが、この時、父上は倫理法人会で活動されていたということだ。両親の導きによって「苦痛」という現実の捉え方が変わり、それを契機にプラス思考へ転じたことが、病根の発見につながり、沖縄の温熱治療で病気から脱出できたということだ。この一連の変化の中で学んだことは「人を大切にすること。どんな人にでもその人の存在そのものを否定してはいけないこと」だったと。
 父上に連れられて入会した倫理で学んだ「姿勢・挨拶・返事」の基本は難関の就職戦線でも大いに役立ったそうで、二万人の応募の中から内定を得た30名の一人になれた大きな要因だった。選考過程で行われた採用のプロセスはコンサルタント会社ならではの手法であろう。選考過程で会社を知ってもらい、学生のポテンシャルを把握し、ロイヤリティーを上げ、会社にふさわしい人材であるかどうかを測るというモノで、時代性と企業特性を感じる一方で、そういう場を将来を見つけようという若者たちはみんな欲しいのではないかと感じた。またそういう考えを持つ若者が増えて欲しいとも。

 学生が今、会社を選ぶポイントとして上位三項目が紹介されたが、まともなもので安心した。時代性はもっと後位に出てくるかも知れないが、・・・
 1.一緒にやりたい人(経営者・従業員に)がいるかどうか
 2.その会社で自分がやりたいことが出来そうかどうか
 3.その会社の将来性はいかに

人材教育のトレーナーとして、深く日本の社会に貢献していきたいという若者の将来に、エールをお贈りしたい。有り難うございました。