go to home page

2012年12月30日日曜日

夢の実現・私の実践体験 神奈川県倫理法人会会長 二階 正 氏


 今日のMS(今年の最終回)の講師は神奈川県倫理法人会の会長で龍屋物産株式会社の取締役会長の二階 正 氏。我々が日頃、倫理法人会を通じてお世話になっている方であるが、筆者にはもう一つ、素晴らしい風味の高級おつまみの商社のオーナーと云う馴染みがある。秋に開催された二つの大きなゴルフコンペで会長寄贈のおつまみセッとを頂いた。大変珍しく美味し高級加工食材でした。ありがとうございました。

 さて、本題であるが、レジメに「実践体験記録 夢の実現」という印刷物をいただいたが、その中に18ほどのTOPICSが書かれている。倫理法人会会員の特権として次の二つがある。

         1、倫理指導
         2.自ら進んで行う実践

 この二つの関係を自らの体験に基づき、説明されたが、やる気があればたとえ自分一人しかいなくても出来ない事は無い。一人でも始めればよい。そうすると周りが変わってくる。倫理指導はそのことを気付かせてくれる機会であり、是非受けて欲しいと。その前提は【指導通り実践する】という誓いであり、その誓いは目に見えない大きな存在(大宇宙であるとか神、仏)に対して行うことであり、約束事を明確にすることである。それは自分自身に対する約束事でもある。即ち、やる、実践することによって果たされるというサイクルにある。

 今年度は県の組織が出来て30周年に当たり、春先から沢山の記念行事が予定されている。湯河原に法人会を設立し、緑区倫理法人会、そして1,500社の会員企業の獲得を悲願として達成にもっていきたいと冒頭に決意を語られました。

 今年もこれでブログの投稿は終わりです。つたない記述、報告をお読みいただいた方々には話の把握が未熟で、報告になっていないことも多々あったと思いますが、我慢して読んでいただきましたことにお礼申し上げます。

2012年12月15日土曜日

倫理経営  中島 康弘 氏 首都圏副方面長


 12・12・12と見事に12が並んだ今朝のMSは倫理研究所から首都圏方面副方面長の中島康弘氏を講師に迎えて行われました。冒頭、人生の節目にはいろんな人にお目に掛かるが、その人が本物かどうかは中々見抜けないことがある。表面だけで判断することへの反省はある。倫理に入って勉強したからと云って「良くなること」を保証されるわけではない。実行・実践はもとより、心のあり方が大事である。いいことをやっているから見返りを大きく求めたり期待すべきではない。その報酬は金銭ではなく精神的な喜びであり、見合った報酬は後から付いてくる。倫理指導と云う機能が倫理法人会にはあるが、困った時には是非、これを受けられるといいと長々と自分の体験を例に出されて述べられたが、自分だけでは見えないモノやことがあり、それを気付かせてもらえるのが倫理指導というものと解釈した。地動説と天動説のようなものであり、暫し切り替えてみてみるとそこに気付きが生まれ、それが問題解決へつながることもあるということのようだ。ここ茅ヶ崎倫理法人会では今年、ある意味で大きな事件が起きたが、聴いているうちにこの事件を思い出したのは筆者だけかも知れないが、・・・・。

 一人の女子ドライバーを見事に立ち直らせた倫理ライセンス取得企業の千葉県のバス会社の吉田さんの例に観るように、倫理で学んだ気付きを経営者が自ら実行実践することが「倫理経営」である。一生懸命っていても思い通り行かない、更に災難が降りかかってくる。こんなにやっていても「なぜ?」と思うことも多々あるが、そんな時は是非「倫理指導」受けなさいと。倫理の勉強は「自分磨き」であり、本人の「心の持ち様」の勉強である。



 1212は何の日でしょう?という恒例の大森会長の会長挨拶。野球の背番号1は投手、2は捕手ということで野球の」バッテリーにちなんで、日本蓄電池協会が昭和60年にこの日をバッテリーの日と定めたそうである。

 毎回毎回、調べて話題作りを行っておられる訳で、人前で話すことの大変さを毎回垣間見ております。ご苦労様です。







 会員スピーチが行われ、当会専任幹事、下里自動車の社長、下里宏規氏が自己紹介という切り口で、お話になりました。
 この体で元々はバスケットボールの選手を目指されたそうであるが、ちょっと見は柔道かなと思っておりましたが、大きな見立て違いでした。
 やはりバスケットボールのレギュラーへの挑戦が挫折、進学の道を選択されて、今日までの路を歩んでこられたということでした。言葉の端々にお人柄がにじみ出て、場が和みました。
 最後に当会のホームページに掲載されている御自身と倫理法人会の関わりを文書を朗読された。

 


 メリハリの利いた絶妙の語り口で、プロスピーカーの技量をさりげなく発揮され、聴講者に時間を忘れさせ、ぐいぐいと話しの中に引きづり込んでいく力に圧倒され、しばしメモを取るのも忘れる具合でした。十分に表現できたとは想いませんが、有難うございました。この週は湘南シリーズが続くようですね。本来なら逗子にも横須賀にもお邪魔したはずですが、親の墓参りで名古屋へ出掛けましたので、失礼しました。
 

2012年12月5日水曜日

スポーツの力(サッカーを通じ地域社会への貢献を拡大して行きたい) 中村 勝則 氏



 今日のMSの講師は中村勝則氏である。現横浜F・マリノスの取締役でホームタウン・普及部長と云う肩書が付いている。サッカーは強くなれば、お客が入ると思っていたら大違い。上から目線の天動説でかっこいいことをやってもその腹の中はとっくに見透かされてしまって、何の効果もない。サッカーの普及と大見え切っても所詮、「マリノスの販促」と云われてしまう。そこで気が付いてサッカーの普及と云うものを違う目で観ることにした。成熟した世の中、世間を相手にした時、必要なのはサッカーを単なるスポーツでなく文化として捉えることだ。文化ならば誰もが楽しめるモノでないといけないのではないかと頭を切り替えたと述べられた。マリノスの地域貢献活動は、この切り替えがスタートとなった。

 沢山の学校を回って目にしたこと耳にしたことで教育の世界で一番抜けているのが家庭教育、学校教育、地域教育の中で三番目の地域教育である。戦後教育の問題点は云うまでもなく行き過ぎた個人主義、利己主義への賛歌である。お互いが支え合い生きていくのではなく、自分さえよければいいという考え方は人間の本性と矛盾する動きであり、社会に調和も健全な発展ももたらさない。給食で魚の食べられない子供がいたとしても、それを注意して食べさせることも出来ない。学校の給食は子供の身体の健全な発育を考えてバランスよく整えられているのにもかかわらず、この事に学校では誰も手出しできないという矛盾を抱えながら時間が過ぎていく。こんなことでいいのかということで、食育の指導に乗り出したり、サッカーでは軽度の身体不自由児や知恵おくれの子どもたちに出来るサッカーを考案して指導したりしているとのこと。



 ご自身のキャリアは自分で努力を積み上げて得たものでもないのに、いつの間にか偉くなってしまった自分に気が付き、もう一度原点に立ち返って、チャンスを与えていただいた世間に感謝をし、今の自分でできることで、地域社会の役に立てるようようと決心をした。

 王選手にあこがれて早稲田実業へ入学し、野球もやったことが無いのに野球部を目指したが、門前払いを食い、偶然サッカーと出会うが、プレイヤーとしての才能には恵まれず、早大への進学もサッカー選手の枠で滑り込み、マネージャーを務めることで部に残り、能力を買った日産の加茂監督に認められて日産へ入社。日本リーグからJリーグの立ち上げとクラブの運営に携わる幸運に恵まれて今日まで来たと謙遜されたが、今やアジアの国々から目標にされるまでに成長した日本のサッカー界を作り上げてきたという自負はいたるところに感じられました。



 クラブと云う人を扱う職場なので盛りだくさんの裏話もあると思いましたが、そのことには一切触れず、横浜F・マリノスの企業メセナ活動の視点をお話いただきました。サッカー好きの筆者としては身を乗り出して聞かせていただきました。ありがとうございました。

 最後に突然若くして亡くなった元日本代表松田直樹選手の在りし日の雄姿と非業の最期をフューチャーしたAEDの普及促進DVDを見せていただきました。もしあの時・・・・。

 

2012年11月29日木曜日

珠玉の言葉と実践  田中賢三 氏 茅ヶ崎市商工会議所 会頭


にこやかな笑みを浮かべて演壇に立つのは当会顧問の田中賢三氏。茅ヶ崎市の商工会議所の会頭として地域経済を文字通りけん引されている。今日は軸足を自身が代表の日本精麦(株)に置かれたお話しでした。

 詳細は当会の公式ホームページの「当会会員の講話から」に掲載しておりますので、ご覧ください。

2012年11月21日水曜日

「栞」に学ぶ  法人局普及事業部 主席 首都圏方面長 荒木 良仁 氏


 今日は首都圏方面長の荒木良仁氏を講話者に迎え、モーニングセミナー―が行われましたが、その前段で、当会幹事の長嶋幹夫(ヨシオ)さんのモーニングスピーチが行われました。


 長嶋さんは湘南地区の倫理法人会では有名なご兄弟のお一人です。ダスキンの仕事が家業となっており、それぞれのご兄弟が要職に就いておられるとお聴きしております。持ち時間三分と云う中での簡単な自己紹介という程度のものでしたが、当会としては貴重な人材を得たことになり、先般来、モーニングセミナーの運営で活躍しておられます。

 さて、本日の主役はこの荒木良仁氏。三年前に首都圏副方面長として茅ヶ崎へ講話にやって来られたことがあるとのこと、18年前の入所なので、出席者の中にはなじみも多く、打ち解けた雰囲気の中で、始まりました。
 
 先ず、身体をほぐしましょうということで指・手・手首の運動をやり、次に耳のツボを引っ張り刺激する運動をペアを組んで行い、身体がほぐれたかどうかを測る前屈運動を行ったが、すこし体が柔らかくなるようだ。手にも、顔も身体の一部分だがそこに現れるものは身体全体の状況を映すもので、人相や手相というものが人の内面を読み解く対象になることは根拠(必然性)の有ることなのだということだ。

 栞の輪読と云う行動を我々はMSのプログラムに入れているが、MSのない時には皆さんはどのような読み方をされるのでしょうかとの質問があった。実は「読む」と云う字に付ける漢字が無数あるということに初めて気が付いた。一読、多読、乱読、再読、通読、精読、熟読、朗読、音読、速読、黙読・・・・と云う具合に。
 でもお奨めは「素読」、即ち空で覚えてしまいそれを声を出して読むことが一番だそうだ。これがいわゆる「実践」の域に入リ、更に真(深)読=気付きそして身に付くのだそうだ。

 お金の大切さ、尊さは誰でも判るが、実際その金をどう扱っているかを良く見ると、財布に入れたまま机の上に置きっぱなしだとか上着に入れたまま掛けておくとか、やっていることは気持ちとまったくシンクロしないというのが、大半である。コインで一番汚れているのは1円玉だそうだ。それだけ
大切に扱う人がいない貨幣の代表であるが、ある時期、この1円玉を徹底的に磨いて綺麗にして持ち歩き使った時期があったが、手塩にかけて磨いた1円玉に愛着が芽生えて無駄に使わなくなった。こんなことでも実際にやった人しか判らない世界の話である。どんな身近な文章あるいはフレーズにもその奥には色々な意味が隠されているものだと云うことに気付くきっかけになる。

 家業繁栄の道、企業繁栄の源は二つ;
   
    1.祖先・親を大切にすること。
    2.仕事に無欲で臨むこと。

 そうすれば、お金は自然に付いてくる。それを証明した人は私たちの周りに沢山いる。例えばこんな話がありますと、・・・・・

「栞の中の一節の文章にも沢山の意味が込められている」。それに気付く栞の読み方は素読(深読)である。これお奨めしたいとのこと。

今日は前段で大森会長の話があり、参加者も隣の平塚や逗子葉山からのお客様が多かったため、本題への入りを臨機応変に変えられた講話でしたが、さすがにプロのお話しと感じました。ありがとうございました。

2012年11月11日日曜日

今日からできる脳科学を使った最新催眠療法  大滝 たもつ 氏

今日の講師は株式会社横浜催眠心理オフィース代表の大滝たもつ氏である。いわゆる「脳の弱点」につけ込む催眠技術によって、人を変えていく催眠療法なる施術でもって、人に変化をもたらすということを行う。その技術を日常生活の中で使えるようになっれば、様々なストレスや圧迫からスマートに逃れられて健康的な生活が送れるということになる。

 人間は常に一定レヴェルの催眠状態にあるということで、このことから催眠によって人の性格などは簡単に変えられるという。先にもあったように催眠とは脳の弱点につけ込むということで、人は正しいことだから信じるのではなく、信じたものを正しいと思ってしまうという根のところを抑えていけば「洗脳」ということも自然に生まれてくる。企業が企業理念や行動規範を作り、社員に唱和さえたりすることにより、組織や社員に企業文化を浸透させていくことなどもそれに当たるという。


 簡単な催眠施術として当会の選任幹事下里さんを選び、写真のような実験が行われた。巨漢でありながら、今は特に鍛えていない下里さんが椅子と椅子の間に板のように横たわり、しかも大森さんの奥様を上に乗せても腰が折れないというデモである。催眠にかかりやすい人とかかりにくい人がいるらしいが、下里さんは前者であるから、短い時間で簡単に術にはまるのだそうだ。



催眠は善悪の基準を変えれば、人をどのようにもできるということであり、あのオーム事件を思いだせば一番わかりやすい。

この気功法やイメージ法を併用した催眠療法は催眠状態のレベルを上げておいて、人の脳を柔らかくしてから行うと効果的で、西洋医学では対処できない「鬱」などの病気の治療も気功法を用いた催眠療法ならば治療は可能とのこと。


 ゴルフの場合でも池越えで池ポチャは簡単にイメージ再現ができてしまうから何度も繰り返すのであり、そのことにこだわっていると永久に続く。




非常にわかりやすい説明が行われて、日常的に直面する様々な現象の原因がロジカルに解釈できた。催眠療法、催眠の仕組みを理解し、それを日常生活にうまく取り入れることによって、過剰なストレスの発生を防ぐことができ、心身とも健康的な生活を送ることができるというお話でした。

有難うございました。
     

 



2012年10月24日水曜日

形が先か、心が先か  (社)倫理研究所 首都圏方面担当研究員 柳下 文寛 氏



  冒頭、会員スピーチで朝倉照雄さんの「会員スピーチ」が行われ、朝倉さんと倫理との馴れ初め、そして役員として活躍されている家庭倫理の会のお話しがありました。そして今、到達した境地は「明るく喜んでわくわくと働く」ということになり、これを日日の行動指針としておりますと結ばれました。今日は写真が多いので、お写真は割愛させていただきました。

 今日の講師は倫理研究所の柳下文寛さん。この8月まで富士研に勤務しておられ、この度首都圏方面担当となられたご覧のように若手の研究員さんです。富士研に大学を卒業して入り、スタッフとしての勉強、鍛練を積むという日々を過ごして来られたが、学生時代と違い朝起きが基本の研究所生活は先ず生活習慣を変えることに苦労されたらしい。しかし、鍛練を積むうちに失敗はあってもそれに体が反応し、当たり前になっていくことは我々の経験の中にもあることであるが、それが仕事となると、また別の世界かもしれない。

 「清風」、「徳風」(人格を磨き、徳の風を他人に及ぼす)、素直(すなお)と純情(すなお)の違いを説かれたが、「素直」は極めて受け身的な響きを持つが「純情」は受け身でありながら積極的な一面を持つ言葉で、静と動が含まれていると云うことだが、何となく理解できる。

 「実践知」という言葉があるが、これは物事の本当の意味や価値はやってみなければ判らないと云うことで、やってみて判り、納得し、他人と分かち合えるということになる。それほどに、実践と云うことは尊い意味を持つ行動である。故に、倫理の教えの根幹に置かれているということは会員諸氏の理解するところでもある。

 白人は頭で考え、インディアンはハートで考える。日本人は昔は「腹・胆」で考えたが、今は何処で考えているのだろうか。どうやらハートや腹であったものが白人化しているのではというのが栁下さんからの警告に聞こえてきました。

 物事の成否、判断はあいまいな認識や情報に左右されず、正しい心で純情(すなお)に聞き、判断をすることが出来ているかどうか。例えば、中国との尖閣問題、韓国との竹島問題、どの知識レヴェルで我々日本人は参加しているのか、平和ボケか、ひょっとしたらぬるま湯の中のカエル化している姿に気付いている人がどれだけいるのだろうかと。

 表題の「形が先か心が先か」というテーマに対しては明確な言及がなかったように思うが、その判断は我々がするということかも知れない。「形」から入り、段々と「心」が備わっていくような気がしますが、如何でしょうか?

今日の参加者は26名でした 














 会場のホテルサンライフガーデンのロビーにはハロウインのデコレーションが施されている。














    相模川の岸辺にはコスモスも満開で、
  そろそろ終わりに近づいています。ひんやり  とした早朝に風も頬に気持ちがいい季節で 
  す。









馬入橋の堤防から冠雪した富士山が見える。空気が澄んで、気持ちの良い朝です。朝起きしましょう!








2012年10月18日木曜日

信頼の絆が増える?!広報誌の効果とは! 青葉区準倫理法人会会長森 陽一 氏


  8月末時点で会員数が38社まで落ち込み、単会存続の危機に陥った青葉区準倫理法人会の会長、森 陽一氏が今日のMSの講師。合併か50社まで早急に増やし存続かの岐路に立った時、それまでの孤軍奮闘スタイルを戒め、会員相互に支え合う合意スタイルに一新、単会存続に踏みとどまっり、18単会(今季23から18単会に減)の一つで残ることが出来ましたという話から始まったが、その顔には自信とリーダーシップが溢れていた。以前は、当会の大森会長からの指摘にもあったようで、どうもしかめっ面が多く、とっつき難いという印象があったようだが、今はそれが微塵もない。

ご本人は大のスポーツマンでサッカーをこよなく愛し、社会人チームを結成し、定期的な試合をこなし、かなりの強豪チームを率いられる一方で、少年サッカーの育成にも力を入れられており、キャリアを効果的に使っておられるようだ。

 倫理法人会との関わりは、友人が逗子葉山の会員で、その方に誘われて、青葉区の家から通われていたが、距離的に無理があったので、
半年後には近隣にあった青葉区の法人会に転籍をしたとのこと。しばらくすると、会長職を要請されたが、固辞し続けたが、逗子葉山の星相談役に「頼まれごとは試され事」と背中を押されてその任を受けたということだ。しかし、受けて初めて、会長職と云うのは「普及」という会員を増やすという活動が義務付けられていることを知ったということで、その結果、上記のような単会存続の危機が訪れたとのこと。


 御自身のお仕事は広告代理店の経営と云うことで、自己紹介のスライドで作品をお見せになっていたが、本日のメインは青葉区の「アオリン」(Aorin)というコミュニティー誌の紹介である。麻布十番の地域でいわゆるフリーペーパーを発行されて情報発信を行っていた経験から、これを法人会に取り入れて、月一回発行の「Aorin」を発行されている。巻頭に会員企業及び会員の紹介が似顔絵付きで掲載されているが、これがなかなかの評判を呼んでいるとの事。編集のスタンスを自分の経営の「勉強」に置いておられるということで、これが読者には価値があると
評価される所以であるとの自己評価である。
 作る側からすれば、自分の発信に対して、会員からいろいろの反応が頂けるということは、モチベーションアップにもつながることである。


 湘南地区の単会のご出身だけに逗子葉山を筆頭に他の単会からも沢山の応援団に来ていただき、盛況の内に幕を閉じることができました。そして、その後の朝食会もテーブルが満席になるほどの会員が残り、さらには湘南ル・ショコラの小林シェフから自慢の生チョコや洋菓子がプレゼントされ、和やかに青葉区準倫理法人会の将来をお祝いできたことは幸いでした。頑張ってください。


これは記念にお作りしたアルバム。簡易額に入れて、記念にお贈りいたしました。まもなく到着すると思いますが、お受け取りください。

「森のように沢山の倫理を学ぶ人々の中で、太陽のように一番輝く人になりたい」

                                        森 陽一

2012年10月12日金曜日

幸せパワーを高める心身の処方箋 PART-2 阪口 由美子 氏


 当会では二度目の講話になりましたが、会社の名前通り、人間の心を元気に、健康にするというエネルギーが身体から一杯発散され、ビンビンとこちらに伝わってくる45分間でした。奈良女子大で文学部に入学されたが、体育を専攻され、祖父の生き方に啓発され、東洋医学を学ばれ、西洋医学では直せないいわゆる難病も東洋医学ならば「直らない病気は無い」ということを体得、「医者は直せないが、治らない病気は無い」と「食・息・心・身」をただすことにより、身体の問題は解決する。人間の命と云うものは良くなるように出来ている。人間は幸せになるために生きている」を信条に多くの賛同者に健康と幸せを指導されている。

人間の持つ幾つかの不思議な力を証明する実験を幾つか、聴講者と一緒に行ったが、人間が出せる力は右脳優先の時の方が左脳優先の時よりもパワーが出るということをオーリングの実験で行う。











 筋肉は能よりも早く反応する機能をもった体の一部であること等、云われてみれば腑に落ちることが幾つかのデモで行われた。

 手をつないで気持ちを合わせれば力が倍加するが、その気がない手は何の役にも立たないばかりか、運動そのものを阻害する。

 当たり前のことだが、それをエクササイズで体感させるという技法は面目躍如たるところか。難波女の凄さを久しぶりに拝見しました。



伊勢神宮に関して「日本人の原点」と参拝された時の体験を
元にお話になったが、大和ごころとか大和魂という言葉は
やはりこうしたストーリーで聞くと理解でき易い。君が代問題も
含め戦後の進駐軍政策が宗教・道徳・歴史という日本人の
こころの原点を否定するところから始まり、今やその結果が
日本人の心の課題、社会の課題、国の課題になっている。

 


 本を忘れず、末を乱さずという言葉があるが、これは何にでも
当てはまることで、本を忘れたら今、そして将来が暗雲に覆われる。日本の今は正にこの状態。倫理の活動はそれ故に意義があるというお話しでした。ありがとうございました。









                    これは森田さんの帽子です。
                    今日もおいでになり、元気に
                    お帰りになりました。

2012年9月30日日曜日

倫理指導の大切さ    米本正子 倫理研究所倫理経営インストラクター



今日の講師は倫理研究所倫理経営インストラクターで東京都後継者塾塾長の肩書を持たれた米元正子氏である。昭和17年生まれであるから70歳であるが、
お洒落でチャーミングな女性で、さぞかし沢山の男性ファンを虜にされてきた経歴の方とお見受けした。それもそのはず、ネットワーク販売の代理店として活躍され、化粧品の会社まで興されて、それこそ経営という修羅場を歩いてこられた方だけに、選ばれた講話の題材も「倫理指導の大切さ」というテーマで、人生を正に神の演劇として実体験され、その実体験をお話になるという切り出しでお話が始まりました。


 内容は自分の今までの人生はいわゆる山あり谷ありで、その谷に陥った時、倫理指導を常に受け、その指導がきっかけで思わぬ好転に恵まれ、今日に至ったというもので、倫理研究所が会員に対して行っている「倫理指導」を受けることの意義を自分の体験を通して伝えたいというものであった。

 体験談の幾つかを具体的に述べられたが、それは省略します。結論は問題が起きた時に、自分では全く思いもしなかった「気づき」を倫理指導は与えてくれる。
そしてその気づきを素直に実践することに

より谷底から這い上がることができるものだ。だから「困ったとき、苦難に陥った時、
素直に「倫理指導」を受けなさい。私はこのような局面を体験し、倫理指導を受け、それを克服して今が在るのです」と理解しました。


 経歴書を見せていただいた時、筆者のサラリーマン時代の先輩で恩人の一人である難波茂夫氏の奥様、桂子さんを思い出しました。年齢からも桂子さんの方が先輩に当たる。同じ組織におられたので、多分よくご存じなのだろうと思いながらお聴きしていた。後日、桂子さんにお聞きすると、よく御存知とのことでした。お二人とも成功者であり、共通したものを持っておられるなと、観察しておりました。所要があって、朝食会は失礼いたしました。戦前生まれの女性の強さの源(ご両親の教育)を改めて感じました。有難うございました。

2012年9月22日土曜日

日本人の宗教観のルーツを辿る  山本 道晴 氏


今日のMSは藤沢市倫理法人会の会員で、株式会社ヤマモトイントロダクションの代表取締役山本 道晴 氏である。このMSのリポートは浅薄な知識しか持たない筆者にはとてもまとめきれないということをお断りしたい。壮大なテーマを45分の間に伝えるということはやはり無理があり、A-3の両面にぎっしりまとめられたキーワードは、耳にしたことがある聞いたことのある程度の知識ではとてもフォローできる代物ではない。一つ一つが十二分な時間を取って勉強しなくてはならい我々日本人のテーマであるからである。

 この45分間を振り返って覚えられたことは次の二つ;

 1.現在の自分は振り返ってみると親に似ている、似てきた。それは
   家族として一緒に生活することによって自然と体の中に埋め込まれ、
   蓄積された歴史故である。

 2.自分の周りに起きている事象をすべて一度自分の頭で考えてみること。
   意外にその習慣がないことに気が付く。

これで、勘弁して頂きたいというのが実感で、理解できていない人間がこれ以上リポートすべきでないと思います。お許しください。


帰ってきた行動旗を前に、職場の教養を広げ、自社の
活用方法を話す大森会長。







役員就任辞令交付が行われ、先般行われた県の交付式に
参加できなかった役員に辞令が交付され、受理した役員は
個々に抱負を述べた。


写真は顧問に就任していただいた田中賢三氏。

2012年8月29日水曜日

繁栄の条件Ⅱ「継承の順序」   法人アドバイザー 上村 國喜 氏


 先ず本題に入る前に新潟の長岡藩の歴史について少々調べる必要があった。今日の講話の前段は講師上村國喜氏の出身地長岡市のバックボーンとなっている「米百俵」、「常在戦場」の魂の部分から入られたからである。

 この「常在戦場」は筆者の故郷愛知県三河地域の牛久保という土地の豪族であった牧野家の家訓だそうである。その由来は当時その地域は織田信長、武田信玄、今川義元、徳川家康等に囲まれ、毎日が戦いの場であった牧野氏の境遇から生まれた言葉で、徳川の譜代大名として三河から長岡へ領地が変わってもそれは250年の今日に至るまで長岡市の精神と云う形で引き継がれてきた。幕末に戊辰戦争で敗北し、領土が焦土と化した時、「国づくりは人づくりから」と家老の小林虎三郎の指導で始まった国漢学校の創設は支領から贈られた見舞い品「米100俵」を前にそれをどう分けるかではなく、どう生かすかと云う考え方を人に説き、それを売却したお金とその他から調達した金、合計3250両で国漢学校を創設、その学校が長岡幼学校につながり、続々と国に役立つ才能を排出することになった。

「国が興るのも街が栄えるのもことごとく人にある。食えないからこそ、

                  学校を建て、人物を養成するのだ」

 倫理の会費10,000円が惜しいと退会する企業があるが、月10,000円で将来会社に何十億、何百億の利益をもたらしてくれる社員が育つならこんな安い投資は無いと考えられないだろうか。倫理の会費は企業の研究開発費である。私の経営の根本は倫理の導入であり、徹底活用である。そして成功を収めることが出来た。全ては人の教育にある。家庭も企業も国もである。

 戦後日本が駄目になった最大の原因は占領軍の「家督制度」の廃止である。それによって家を継ぐという日本古来の伝統文化そして日本人が最も大切にしてきたモノを破壊されてしまった。親を想い、祖先を想い、今を感謝する心の在り方を失った日本は限りなく破滅への坂道を転げ落ち始めた。法事をやらない家が増えている実情はやがて家系の消滅につながる。「家系を見れば将来が予測できる」とまで断言されたが、自分自身の胸にズーンという衝撃を受けました。我が家も限りなくその道を歩み始めているなと云う実感である。

 長男でありながら家を出た自分は入る墓もない。唯一、リビングに両親の写真を飾り花とお供え物を最近は始めたが、家督を譲る時、この考えが自分自身に在ったら、決断も違ったかも知れない。

個人の力では企業のリ属性は不可能であるが下記の4項目が
家と企業の生命力を持続させる基本である。
 
 1.名跡(名前の由来、家系、家系の強み)

 2.祭祀(称えて、引き継ぐ)

 3.家業(正しい収入、正しい継ぎ方が家、企業の後継者を
   育て、永続させる)

 4.家産(一家の財産、身代、身上)

 
短い時間で、ほんの僅かの感動でしたが、その奥にある莫大な私産を感じました。日本の将来を若い世代に託すより方法がない我々世代の心の内を吐露して頂いた本当にありがたい45分でした。ありがとうございました。

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

本日の会員スピーチ・・・・・・片山 一弘 さん(ソニー生命保険)

 

昨年、テレビ業界(エキストラ等の派遣を仕切る仕事)から生命保険
業界に転出。倫理との出会いは永年親交のあった当会の会員足立久則氏の倫理入会後の変貌ぶりに驚かされたことだということです。それまでは週末になると夜遅くまで外へ飲みに歩くという生活だったものを足立氏の変貌ぶりを目の当たりに観て、一念発起入会されたとの事。

 早起きの生活習慣化はいろんなことを気付かせてくれるきっかけとなったと語られました。仕事柄、他人との縁が仕事につながるので、出会いを大切に仕事をしていきたいと結ばれました。




2012年8月22日水曜日

心づくり、商品づくりの事業経営を目指して  芦川 浩 氏


   右手の紙袋の中には「葦」の経営理念と五心と呼ばれる「行動指針」それに自慢の逸品「マドレーヌ」が入っている。今朝のMSの講師は第三地区長で株式会社葦の代表取締役芦川 浩 氏である。受講者の机の上にこの紙袋が置かれていた。

 洋菓子製造販売をメインに11店舗展開を湘南地区で行っている「葦」の企業戦略は商品づくりで決定的な他店との違いを強みとして出すことであり、そのためにはケーキ職人の腕と人間力を磨くことであるとの信念で実弟を軸にモノづくりに携わる社員さんやパートさんの教育に力を入れているとのこと。しかし、ここで違うのは職人だからモノを上手に作る技術さへ上げれば良しではない。商品には作り手の心の有り様が商品に現れるとの信念の基に、総合的な人間力の向上が不可欠であり、その観点から社員教育を行っているとの事。この道しるべは先にも触れた「五心」と呼ばれる行動指針にある。これは50周年を記念して、経営理念と共に再吟味され制定されたものだという。
企業の有り様はお客様に喜んでいただくこと、幸せになってもらうことにあり、そのことを商品を要としてそれに関わるスタッフ全員が足並みをそろえていくことである。お客様に喜んでいただき、その評価の証しとして利益を頂き、その利益を地域に還元していくことが企業のアイデンティティーであると話された。これを実際にやっておられるが故に、倫理研究所から「倫理17000」の認証企業という栄誉を受けられたそうだ。


 認証制度や認証の資格審査項目の詳細は説明をする必要はないと思いますが、要するに倫理の教えに基づいた経営が行われ、他と比較して一段と高い成果が出ている企業であるかどうかと云うことであろうということは容易に想像できます。この近辺では二社ほどしかないそうで、大変名誉ある勲章だそうです。これを汚さないように更に勉強・努力・実践が日日の緊張感に繋がっていますと述べられた。

 元々祖先は山梨県のご出身だそうで、第二次対戦で軍関係の仕事(洗濯屋さん)に従事されて茨城県の霞ケ浦から戦後、大磯へ引っ越し、その後平塚の駅前西口で菓子問屋を創業するも先を見越して日銭の入るビジネスへ転換。父上は行動力のある人で、今の「葦」の礎を造られたそうだ。洋菓子屋への進展も6歳下の実弟を父上が洋菓子店に修行に出したことに遡るということだ。

 大学紛争にも巻き込まれ、すさんだ学生生活の後、大学中退で「けじめ」をつけて、家業を弟さんと一緒に継がれたということだ。自分は営業、弟さんはケーキ作りを分担し、両輪がフル稼働し、現在では社員数も340人を超える大所帯に発展した。

 「商品力が先ず第一」と材料の吟味、手間暇掛けても手作り感を大切にしたいという「葦」のケーキは湘南のブランドとして着実に地盤が固まりつつあるようだ。終戦の月に親の背中を思い出させていただきました。我々の先代は「凄かった」とこの年になって想いを新たにしております。

                               
先日の花はんにおけるジャズコンサート夕べに来られていた茅ヶ崎在住の山際さんが来場され、初めて当会のMSを体験していただきました。


今日のMSは19社19名の来場で、未だ夏休みが若干続いている印象でした。

2012年8月8日水曜日

ストーリーを使った組織づくりと営業戦略  はらりゅうこ氏


 「無敵のストーリープロデユ―サー & STORY」と自身のブランディングを表現されたはらりゅうこ氏を講師に迎えて、盆前の最期のMSが行われました。今朝は日本海にある高気圧のお蔭で幾分か涼しい。立秋の御利益かも知れない。

 ここで「無敵」という言葉を使われているが、それは「敵がいない、戦わない」という意味でお使いになっているとのことで、これは今日の講話のエッセンスの部分、即ち、誰一人として同じ道を歩んできた人はいない、つまり他人と同じ人はいないのだから、自分自身の特徴(あるいは他人との違い)を極大化して伝えて行けば、他人と争うことはないという意味である。

 ソーシャルメディアが台頭し、ホームページだけでは集客できなくなって来た時代に在って、HPも
ブログもフェースブックもトータル的に統一感のある訴求が不可欠で、そのスタンスも顧客志向であって、顧客の「共感」を呼ぶものでなければならない。集客よりも向うから来てもらえるソーシャルメディアの発信が事業成功のカギであると。



 では「STORY」とは何かと云うことであるが、
発信者のく「夢・想い・強さ」を物語るもので、
「経歴」ではないとのこと。

 そのワークシートは:

1.今まで何をやって来たか・・・・・過去
2.何故その事業を始めたか…過去・現在
3.今、何をしているか・・・・現在
4.誰に何を実現させたいか・・・・未来

この様に過去・現在・未来をカバーしたものであり、その視点は「お客様の為」というところでなければならない。そのストーリーはお客さまから「興味と信頼と共感」を得られるものでなくてはならないことは言うまでもない。成熟社会は価値社会の到来でもある。モノやサービスそのものではなく、
それによってもたらされ「もの、こと」の伝達がキーである。


 創業者の持つ「STORY」テラーが社員であり、取引先であり、お客さまになったとき、一つのブランドが確立する。ブランドとは「お客様の期待値」ということになる。

 中小、零細企業にとってソーシャルメディアの発達は、膨大なコストと時間が必要だった過去の状況とは変わり、追い風になっている。このお話をお聴きして、今一度自社のソーシャルメディアの棚卸をしてみようと思った次第です。

 はら先生には期待値以上の「価値観」を与えていただいた機会でした。ありがとうございました。




 

2012年8月7日火曜日

H.25年度横浜ベイ地区ゴルフコンペの開催


 9月より新年度となりますが、横浜中央、横須賀等の単会が中心となって企画されたゴルフコンペの案内が出来ました。このグループは従来から定期的にゴルフコンペを開催し、横のコミュニ―ケーションの活性化を図る手段の一つとして参りました。

 開催趣旨にも書かれているように新年度が始まるタイミングで、更に一層、会友の結束を高めようとの狙いです。開催日は水曜日と云うことなので、単会によってはMSの開講日にあたるところがあるかも知れませんが、これも倫理活動の一環であり、堂々と参加ください。

 会場は、ゴルフ場業界でもコースの難度、グレード、メンテナンス、従業員のマナー等々が非常に評価された人気コースです。何故、人気があるかを是非、探って頂きたいものと思います。

 横浜のベイエリアからは1時間45分程度の道程です。距離は在りますが、道路事情はよく快適に走れます。お申し込みは上掲の画像をクリック頂いて印刷後、記入,FAXしていただくか、参加者の氏名、会社名、生年月日、連絡先の4項目を別紙に記入してFAX(045-716-6653)していただいても結構です。先着10組、40名になり次第、締め切りさせていただきます。