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2012年12月30日日曜日

夢の実現・私の実践体験 神奈川県倫理法人会会長 二階 正 氏


 今日のMS(今年の最終回)の講師は神奈川県倫理法人会の会長で龍屋物産株式会社の取締役会長の二階 正 氏。我々が日頃、倫理法人会を通じてお世話になっている方であるが、筆者にはもう一つ、素晴らしい風味の高級おつまみの商社のオーナーと云う馴染みがある。秋に開催された二つの大きなゴルフコンペで会長寄贈のおつまみセッとを頂いた。大変珍しく美味し高級加工食材でした。ありがとうございました。

 さて、本題であるが、レジメに「実践体験記録 夢の実現」という印刷物をいただいたが、その中に18ほどのTOPICSが書かれている。倫理法人会会員の特権として次の二つがある。

         1、倫理指導
         2.自ら進んで行う実践

 この二つの関係を自らの体験に基づき、説明されたが、やる気があればたとえ自分一人しかいなくても出来ない事は無い。一人でも始めればよい。そうすると周りが変わってくる。倫理指導はそのことを気付かせてくれる機会であり、是非受けて欲しいと。その前提は【指導通り実践する】という誓いであり、その誓いは目に見えない大きな存在(大宇宙であるとか神、仏)に対して行うことであり、約束事を明確にすることである。それは自分自身に対する約束事でもある。即ち、やる、実践することによって果たされるというサイクルにある。

 今年度は県の組織が出来て30周年に当たり、春先から沢山の記念行事が予定されている。湯河原に法人会を設立し、緑区倫理法人会、そして1,500社の会員企業の獲得を悲願として達成にもっていきたいと冒頭に決意を語られました。

 今年もこれでブログの投稿は終わりです。つたない記述、報告をお読みいただいた方々には話の把握が未熟で、報告になっていないことも多々あったと思いますが、我慢して読んでいただきましたことにお礼申し上げます。

2012年12月15日土曜日

倫理経営  中島 康弘 氏 首都圏副方面長


 12・12・12と見事に12が並んだ今朝のMSは倫理研究所から首都圏方面副方面長の中島康弘氏を講師に迎えて行われました。冒頭、人生の節目にはいろんな人にお目に掛かるが、その人が本物かどうかは中々見抜けないことがある。表面だけで判断することへの反省はある。倫理に入って勉強したからと云って「良くなること」を保証されるわけではない。実行・実践はもとより、心のあり方が大事である。いいことをやっているから見返りを大きく求めたり期待すべきではない。その報酬は金銭ではなく精神的な喜びであり、見合った報酬は後から付いてくる。倫理指導と云う機能が倫理法人会にはあるが、困った時には是非、これを受けられるといいと長々と自分の体験を例に出されて述べられたが、自分だけでは見えないモノやことがあり、それを気付かせてもらえるのが倫理指導というものと解釈した。地動説と天動説のようなものであり、暫し切り替えてみてみるとそこに気付きが生まれ、それが問題解決へつながることもあるということのようだ。ここ茅ヶ崎倫理法人会では今年、ある意味で大きな事件が起きたが、聴いているうちにこの事件を思い出したのは筆者だけかも知れないが、・・・・。

 一人の女子ドライバーを見事に立ち直らせた倫理ライセンス取得企業の千葉県のバス会社の吉田さんの例に観るように、倫理で学んだ気付きを経営者が自ら実行実践することが「倫理経営」である。一生懸命っていても思い通り行かない、更に災難が降りかかってくる。こんなにやっていても「なぜ?」と思うことも多々あるが、そんな時は是非「倫理指導」受けなさいと。倫理の勉強は「自分磨き」であり、本人の「心の持ち様」の勉強である。



 1212は何の日でしょう?という恒例の大森会長の会長挨拶。野球の背番号1は投手、2は捕手ということで野球の」バッテリーにちなんで、日本蓄電池協会が昭和60年にこの日をバッテリーの日と定めたそうである。

 毎回毎回、調べて話題作りを行っておられる訳で、人前で話すことの大変さを毎回垣間見ております。ご苦労様です。







 会員スピーチが行われ、当会専任幹事、下里自動車の社長、下里宏規氏が自己紹介という切り口で、お話になりました。
 この体で元々はバスケットボールの選手を目指されたそうであるが、ちょっと見は柔道かなと思っておりましたが、大きな見立て違いでした。
 やはりバスケットボールのレギュラーへの挑戦が挫折、進学の道を選択されて、今日までの路を歩んでこられたということでした。言葉の端々にお人柄がにじみ出て、場が和みました。
 最後に当会のホームページに掲載されている御自身と倫理法人会の関わりを文書を朗読された。

 


 メリハリの利いた絶妙の語り口で、プロスピーカーの技量をさりげなく発揮され、聴講者に時間を忘れさせ、ぐいぐいと話しの中に引きづり込んでいく力に圧倒され、しばしメモを取るのも忘れる具合でした。十分に表現できたとは想いませんが、有難うございました。この週は湘南シリーズが続くようですね。本来なら逗子にも横須賀にもお邪魔したはずですが、親の墓参りで名古屋へ出掛けましたので、失礼しました。
 

2012年12月5日水曜日

スポーツの力(サッカーを通じ地域社会への貢献を拡大して行きたい) 中村 勝則 氏



 今日のMSの講師は中村勝則氏である。現横浜F・マリノスの取締役でホームタウン・普及部長と云う肩書が付いている。サッカーは強くなれば、お客が入ると思っていたら大違い。上から目線の天動説でかっこいいことをやってもその腹の中はとっくに見透かされてしまって、何の効果もない。サッカーの普及と大見え切っても所詮、「マリノスの販促」と云われてしまう。そこで気が付いてサッカーの普及と云うものを違う目で観ることにした。成熟した世の中、世間を相手にした時、必要なのはサッカーを単なるスポーツでなく文化として捉えることだ。文化ならば誰もが楽しめるモノでないといけないのではないかと頭を切り替えたと述べられた。マリノスの地域貢献活動は、この切り替えがスタートとなった。

 沢山の学校を回って目にしたこと耳にしたことで教育の世界で一番抜けているのが家庭教育、学校教育、地域教育の中で三番目の地域教育である。戦後教育の問題点は云うまでもなく行き過ぎた個人主義、利己主義への賛歌である。お互いが支え合い生きていくのではなく、自分さえよければいいという考え方は人間の本性と矛盾する動きであり、社会に調和も健全な発展ももたらさない。給食で魚の食べられない子供がいたとしても、それを注意して食べさせることも出来ない。学校の給食は子供の身体の健全な発育を考えてバランスよく整えられているのにもかかわらず、この事に学校では誰も手出しできないという矛盾を抱えながら時間が過ぎていく。こんなことでいいのかということで、食育の指導に乗り出したり、サッカーでは軽度の身体不自由児や知恵おくれの子どもたちに出来るサッカーを考案して指導したりしているとのこと。



 ご自身のキャリアは自分で努力を積み上げて得たものでもないのに、いつの間にか偉くなってしまった自分に気が付き、もう一度原点に立ち返って、チャンスを与えていただいた世間に感謝をし、今の自分でできることで、地域社会の役に立てるようようと決心をした。

 王選手にあこがれて早稲田実業へ入学し、野球もやったことが無いのに野球部を目指したが、門前払いを食い、偶然サッカーと出会うが、プレイヤーとしての才能には恵まれず、早大への進学もサッカー選手の枠で滑り込み、マネージャーを務めることで部に残り、能力を買った日産の加茂監督に認められて日産へ入社。日本リーグからJリーグの立ち上げとクラブの運営に携わる幸運に恵まれて今日まで来たと謙遜されたが、今やアジアの国々から目標にされるまでに成長した日本のサッカー界を作り上げてきたという自負はいたるところに感じられました。



 クラブと云う人を扱う職場なので盛りだくさんの裏話もあると思いましたが、そのことには一切触れず、横浜F・マリノスの企業メセナ活動の視点をお話いただきました。サッカー好きの筆者としては身を乗り出して聞かせていただきました。ありがとうございました。

 最後に突然若くして亡くなった元日本代表松田直樹選手の在りし日の雄姿と非業の最期をフューチャーしたAEDの普及促進DVDを見せていただきました。もしあの時・・・・。