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2013年11月27日水曜日

家族の幸せ、社員の幸せ  倫理の実践から 湘南地区地区長 上野 博之 氏


  今朝の講師は湘南中郡大磯町に本社を置く、アシスト・クルー株式会社の社長上野博之氏である。上野さんとは県の活動で、顔を合わせる機会も多く、また一緒にゴルフ部の運営をやって頂いているので、親しみを以てお話を伺いました。当会のブログのアクセス数が一番多いのが
前社長(今の会長)の長島 徹氏の「波乗り人生」の講話ページで、企業挙げて経営トップの一挙手一投足を社員さん達が見ているという企業文化を常々感じています。

 アシスト・クルーと云われても湘南地域以外の方々は何をやっているのかご存知ない方が多数おられると思いますので、簡単にご説明すると湘南地区のダスキンの代理店で、お掃除プログラムのフランチャイズとミスター・ドーナツのフラッチャイズ展開を行っておられると説明すればいいだろう。そもそも100年以上も前に、西洋式のクリーニングで事業を開始し、長島家が創業家である。従って、世にいう同族会社であり、そこの新社長に5年半前、創業家以外の社長という大抜擢を受けて、大きな暖簾のかじ取りを行っておられるが、今日はそこに至るまでに起きた家庭内と会社で起きた(事件(?)を振り返りながら、倫理との関わりを話された。

 
 いわゆる連れ子があった女性と
初婚で同棲・結婚されたが、同棲
時代には見せなかった妻の「勝気
な性格」が結婚届に捺印した途端
豹変したと笑って話されたが、離婚
経験者のノウハウを気づかない初心な
男性だったようですね。
ちなみに奥様は41年生まれの丙午
、この年代は人口が普通の年の
25%ダウンという事で、歴史を
侮ってはいけない。

12歳はなれて今度は自分の子ども
(長男) が生まれたそうで、この
辺りから家庭内のバランスが取れ始め
たそうです。
それは丁度、倫理法人会のMSに
通うようになり、「純粋倫理」の勉強を
し始めた時と符合すると語られた。
 ここで学んだことは「社長と社員とは
違う」ということが一番大きかったと
云われたが、立派なことは良いと思った
ことを素直に実行に移してみた事だ。
倫理では「自分が変わらなくては人は
変わらない」の教えがあるが、そのことを家庭でも職場でもやられたようだ。


座右の銘の一つは「能力よりも誠実さ」
ということで、ミスタードーナツの担当の
時代に、人使いの機微を学ばれたようで
それが、会社内ではもとより、倫理
法人会の活動の節々に垣間見られる。

社長になって最初に起きた事件は【マクドナルド店長事件】店長は従業員か管理職かという
問題だったそうで、就任早々大きなエネルギーをこの問題に費やされたという事だ。

もう一つは創業家でない社員が代表に着くことによって起こる諸問題は複雑なものがあるようで、「連帯責任者」への押印問題、株の
問題等々と相当に神経を使われたようだ。
ただ、創業家の当主からの絶対の信頼が
あったので、それらの問題に必要以上に
悩まされずに済んだと、創業家との強い信頼
関係はこの方の行動の背景になっている。
 
 最近は家庭では務めて奥さんの苦手なことをやるようにしていると語られたが、皿洗いなどはもう習慣化された実践の様だ。今夏父上を亡くされ、墓と仏壇を倫友のお世話で買われたそうであるが、ここにお願い事でなく報告と感謝をささげられているという事です。
 
 家族そして社員の幸せこそが企業経営者の義務であり、約束事であると結ばれた。

下のポスターはこの12月27日(金)地元の中郡大磯町にある大磯ゴルフコースで行われる
第二回プリンスホテルジュニアゴルフトーナメントのポスターです。18ホールのスクラッチ競技ですが、湘南地区、横浜地区の小学校4年生から中学三年生までの大会です。神奈川県の教育
委員会の後援をいただき、県のゴルフ部から川内美喜男会長名の「ベストマナー賞」を男女二名のジュニアに差し上げる予定です。

 尚、このイベントには今日の講師上野博之さんのアシスト・クルー株式会社からミスタードーナツを出場選手にプレゼントすることにしております。地元開催に地元企業が応援して頂けることになり、倫理法人会の会員企業のこころが嬉しいですね。この場を借りて、倫友の皆様に御報告いたします。 感謝

 

2013年11月19日火曜日

湘南大磯で第二回プリンスホテルジュニアトーナメント開催


 ご覧のジュニア向けのゴルフトーナメントが年末に行われます。対象は小学四年生から中学生
までの男女。募集定員は36名。湘南の中郡大磯町にある大磯ゴルフコースの18ホールを使って行われます。主催はプリンスホテル系の杉田ゴルフ場だが企画・運営は杉田有志の会という
ボランティア団体。当会茅ヶ崎市倫理法人会の監査・広報を務める筆者が役員と事務局長を務める団体です。従って、神奈川県倫理法人会にもお願いし、「ベスト・マナー」賞を頂けるように
御願いをしております。また、地元という事で会員のアシストクルー株式会社にお願いして、ミスター・ドーナツの協賛を御願いしている他、神奈川県教育委員会の後援も戴き、教育長名の優勝カップを頂くことになっております。
 
 この大会は7年前から始めた小学生以下を対象にした「ジュニア・エントリー・ゴルフトーナメント」がベースになっておりますが、ゴルフを通じて青少年の健全な心と体の成長そして技術の向上を図ることを本としております。

 皆様方の近くにゴルフを一生懸命練習している小学生や中学生がおられましたら是非声を掛けていただければ幸いです。申し込みは当会のホームページの中にPDF化した申込用紙が準備
されておりますので、それを印刷いただき、必要事項を記入の上、FAX下さい。

2013年11月13日水曜日

子宮頸がんワクチン被害の教訓  世界日報社編集委員 山本 彰 氏


 今朝の講師は世界日報社の編集委員の山本彰氏。テーマは最近話題になっている「子宮頸がんワクチンの被害」。全国で2259名の副反応で苦しんでいる女性がおられるという事です。予防ワクチンを打って、逆に予想もしなかった難病に悩むという現実がある。人口10万人に25.39人の発症率ということで、深刻な社会問題になっているとのこと。

 日本は「権威」に弱く「欧米」に弱い為、上から紹介されるものを素直に受け入れるという体質があり、この問題の原因の一つになっているという事。2009年にこのワクチンの接種が始まったが、このワクチンの有効期間は9年と云われる。必要なのは20歳前後からと思われるので、
小学生の低学年に打っても実際は無駄な例が多い。ガン発症をにより亡くなる年齢層も55歳以上の高齢者に多く、20歳前後は極めて低い。

 社会問題化したのはインターネットの普及により、同じような症例被害を持つ人たちが居ることが判り、声を上げ始めたことによるそうだ。欧米でも同じような副反応があることが判るようになり、これはおかしいぞという事になりワクチン接種の義務化が見直された。生ワクチンというものは病原体を薄めてそれを摂取するものなので好いモノではない。一歩間違えば非常に危険な代物である。

 平成25年3月29日、参議院本会議で予防接種法が改正され、4月1日から子宮頸がんの予防ワクチンの接種が義務付けられたが、同時進行の形で副反応の症例が社会問題化し、今年の6月以降、積極的なワクチンの接種が行われなくなった。これは被害者連絡会の活動の
成果である。


 データを見せながらワクチン接種の
必要性が必ずしもあるわけでないことを
説明される山本氏。








このワクチンは欧米形の生活習慣から
うまれたもので、日本にはなじまない。
打つなら自分の意志に照らして行うべき
類の対策であり、義務化は?である。








 婚外子の問題が最近世の中を
騒がせているが、日本では2.2%しか
それに相当する人がいない実態で、
欧米並みの結論を下すべきではない。
性モラルが欧米と日本では異なる訳で、
国際的な傾向としてそれを日本の
社会に持ち込むことは甚だ疑問である。
日本の文化・伝統に立った対処を
するというのが正しい選択である。


2013年11月8日金曜日

大和市倫理法人会MSから「職場の三原則 こんな会社は倒産する」 講師:大阪市北区倫理法人会相談役 松井直輝氏


  今週の水曜日、当会のMSの時に会長自らがチラシを持って茅ヶ崎を訪れ、8日(金)開催予定の恩師松井直輝氏を迎えてのMSを宣伝されていた。何時もと違う会場で行うという事もあって、その辺りを懸念し、万全を尽くされたと思います。
 講師の松井直輝氏のことは、数年前に当会で行った石井和則会長の「朝礼が職場を変える」という講話の中で聞いておりましたので、行くことを決めておりましたが、どうせ行くならゲストもお連れしようと瀬谷区の日向山にある小林住宅の社長小林康雄さん、そして営業所の女所長土屋正子さんをお連れした。

 「無人野菜販売」という営業形態が関西にもあるらしいがここはどうですか?と第一声。このビジネス形態は日本にしか存在しない独特のもので、よその国ではありえないことだそうだ。それほど国によって文化が違うのですと。そして日本文化は家庭の「食卓」で作られる。それは親が心を込めて作った料理を繰り返し繰り返し家族一緒に食べることにより家族間に愛情が芽生え絆が生まれる。食卓で人間が作られるのである。しかし、今考えてみると母親はファーストフードやコンビニで調理した食べ物を買い、そこのカウンターで食べさせる手抜きを行っている。食卓のレストラン化であり、一家団欒の機能は働かなくなっている。西洋の食文化を無作為に取り入れることで、国民性まで変わろうとしている。その大きな危惧の中で、社会そのものが回っている現実を
認めざるを得ないが、そんな現状に対して児童教育を中心に活動されてきたのが、私のキャリア
ですというご紹介があった。

 この方の教えは森信三氏の考え方が基本にあり、多くの教育に携わる方々のバイブル的な心のよりどころであり、平成学園原幼稚園もその教えの流れの中で幼児教育を行っておられるという事を石井さんから以前お聴きしていた。

講話のタイトルは職場の三原則というもの
だが、これは生き方の三原則ともいえる
ものである。

1.時を守る(時間の秩序)
2.場を浄める(空間の秩序)
3.例を正す(人間関係の秩序)

世の中すべからく約束で動いている。その歯車の一つを狂わせることによって、何が起こるかは想像に難くない。ルールを守ることも
同じであり、ルール違反は様々な軋轢をもたらす。ルールはお互いの約束事でありことを前に向けて進めていくエンジンでもある。動力が止まればストップする。
 「荒みの連鎖」という問題は人がやっているからいいだろうと迎合する人を増幅する害がある。それは目から入り、心の荒みにつながっていく。従って、環境を整理整頓する必要がある。
整理・整頓・清掃といういわゆる3Sというものの持つ意味はそういう事である。身の回りを綺麗にする、整頓することにより、仕事がはかどる。
 しつけの三原則に「挨拶・返事・はきものを揃える」というモノがあるがそれに「立腰・食育」の二つを足して、態度教育と呼んでいます。そして泉新学園ではこれを子供と母親に指導していますと結ばれました。詳細は前行にある「態度教育」をクリックするとご覧になれます。

 このあと、食事会を挟んで、保母さんたちの「職場の教養」を使った活力朝礼を見せていただきました。朝礼をわがものにし、それに保母さんたちのアイディアを取り入れられて、より親密度の高いグレードへ醸成されていることに驚きを覚えました。ありがとうございました。

2013年11月6日水曜日

その時、その場!! 法人局教育業務部企画室 研究員 飯田 一生 氏


 先月は1681の月間ページビューがありました。海外からがほぼ60%、国内が40%の割です。自動英訳が出来る強みでしょうか?ただし、日本語がおかしいのか怪しい英訳もありますので、きちっとした文章を残す必要性を感じています。

 さて、今朝の講師は倫理研究所の教育業務部から来られた研究員の飯田一生氏。名前についてはお聞きしなかったが、親御さんの込められた気持が判るようです。館山生まれで28歳まで
倫理とは全く関係のない環境に居たが、1本の友達からの電話が自分の人生を変えたと、愉しそうにお話になった。
栞は17条まで行って、1条に戻るが、これを「戻る」という表現で表してはいけない事だそうだ。日々勉強し、昨日より今日、今日より明日という具合に勉強の積み重ねが行われることから考えれば、第17条まで行って、第一条に「戻る」のではなく、「進む」と表した方が正しいのではないかという事です。一杯新たな「気付き」が生まれることからして、「進む」という表現が正しいという事です。



 第一条の「気付いたらすぐやる・・・」即ち「即行即止」気付きという第一感を素直に喜んで、繰り返し行うことにより、「その時、その場」での決断と行動の質が上がる。「気付き」と「思い付き」は根本的に違うものである。思い付きでは失敗の連続になる。それは経営者の行動ではない。家に居ても社長、会社に居ても父親では駄目である。それぞれの役割を正面から受け止めて素直な気持ちで対処することが肝要である。


創始者の「常居其全」(じょうききぜん)の教えにあるその時、その場に全力を尽くすという行動指針は、「はつらつと、愉しく、楽々と、きびきびと」動いて事を成すという意味があるとの事。

人には5つの「張り」があり、し過ぎることで害になることがある。これらは大切なものではない。ゴミであると思いなさいということで、下記の5つの「張り」を教えていただきました。
  1.強情張り
  2.見えっ張り
  3.出しゃ張り  これらは頭文字をとって「ごみでよい」
  4.欲張り
  5.意地っ張り


 今回から県の本部指示で、会員スピーチを毎回入れることになり、手始めにホテルのお隣の会員和菓子処「弘栄堂」の当主三富弘治さんのお話をいただきました。「馬入の渡し」という
ブランド菓子の開発にまつわる苦労話。「一生懸命考えればアイディアが生まれますね」。これも倫理の勉強を始めたご利益ですねと語られた。


既にクリスマス商戦が始まっています。
ホテルへ来る若いカップル用に、クリスマスの
ショーイングが始まりました。もうすぐ年末ですね。