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2012年11月29日木曜日

珠玉の言葉と実践  田中賢三 氏 茅ヶ崎市商工会議所 会頭


にこやかな笑みを浮かべて演壇に立つのは当会顧問の田中賢三氏。茅ヶ崎市の商工会議所の会頭として地域経済を文字通りけん引されている。今日は軸足を自身が代表の日本精麦(株)に置かれたお話しでした。

 詳細は当会の公式ホームページの「当会会員の講話から」に掲載しておりますので、ご覧ください。

2012年11月21日水曜日

「栞」に学ぶ  法人局普及事業部 主席 首都圏方面長 荒木 良仁 氏


 今日は首都圏方面長の荒木良仁氏を講話者に迎え、モーニングセミナー―が行われましたが、その前段で、当会幹事の長嶋幹夫(ヨシオ)さんのモーニングスピーチが行われました。


 長嶋さんは湘南地区の倫理法人会では有名なご兄弟のお一人です。ダスキンの仕事が家業となっており、それぞれのご兄弟が要職に就いておられるとお聴きしております。持ち時間三分と云う中での簡単な自己紹介という程度のものでしたが、当会としては貴重な人材を得たことになり、先般来、モーニングセミナーの運営で活躍しておられます。

 さて、本日の主役はこの荒木良仁氏。三年前に首都圏副方面長として茅ヶ崎へ講話にやって来られたことがあるとのこと、18年前の入所なので、出席者の中にはなじみも多く、打ち解けた雰囲気の中で、始まりました。
 
 先ず、身体をほぐしましょうということで指・手・手首の運動をやり、次に耳のツボを引っ張り刺激する運動をペアを組んで行い、身体がほぐれたかどうかを測る前屈運動を行ったが、すこし体が柔らかくなるようだ。手にも、顔も身体の一部分だがそこに現れるものは身体全体の状況を映すもので、人相や手相というものが人の内面を読み解く対象になることは根拠(必然性)の有ることなのだということだ。

 栞の輪読と云う行動を我々はMSのプログラムに入れているが、MSのない時には皆さんはどのような読み方をされるのでしょうかとの質問があった。実は「読む」と云う字に付ける漢字が無数あるということに初めて気が付いた。一読、多読、乱読、再読、通読、精読、熟読、朗読、音読、速読、黙読・・・・と云う具合に。
 でもお奨めは「素読」、即ち空で覚えてしまいそれを声を出して読むことが一番だそうだ。これがいわゆる「実践」の域に入リ、更に真(深)読=気付きそして身に付くのだそうだ。

 お金の大切さ、尊さは誰でも判るが、実際その金をどう扱っているかを良く見ると、財布に入れたまま机の上に置きっぱなしだとか上着に入れたまま掛けておくとか、やっていることは気持ちとまったくシンクロしないというのが、大半である。コインで一番汚れているのは1円玉だそうだ。それだけ
大切に扱う人がいない貨幣の代表であるが、ある時期、この1円玉を徹底的に磨いて綺麗にして持ち歩き使った時期があったが、手塩にかけて磨いた1円玉に愛着が芽生えて無駄に使わなくなった。こんなことでも実際にやった人しか判らない世界の話である。どんな身近な文章あるいはフレーズにもその奥には色々な意味が隠されているものだと云うことに気付くきっかけになる。

 家業繁栄の道、企業繁栄の源は二つ;
   
    1.祖先・親を大切にすること。
    2.仕事に無欲で臨むこと。

 そうすれば、お金は自然に付いてくる。それを証明した人は私たちの周りに沢山いる。例えばこんな話がありますと、・・・・・

「栞の中の一節の文章にも沢山の意味が込められている」。それに気付く栞の読み方は素読(深読)である。これお奨めしたいとのこと。

今日は前段で大森会長の話があり、参加者も隣の平塚や逗子葉山からのお客様が多かったため、本題への入りを臨機応変に変えられた講話でしたが、さすがにプロのお話しと感じました。ありがとうございました。

2012年11月11日日曜日

今日からできる脳科学を使った最新催眠療法  大滝 たもつ 氏

今日の講師は株式会社横浜催眠心理オフィース代表の大滝たもつ氏である。いわゆる「脳の弱点」につけ込む催眠技術によって、人を変えていく催眠療法なる施術でもって、人に変化をもたらすということを行う。その技術を日常生活の中で使えるようになっれば、様々なストレスや圧迫からスマートに逃れられて健康的な生活が送れるということになる。

 人間は常に一定レヴェルの催眠状態にあるということで、このことから催眠によって人の性格などは簡単に変えられるという。先にもあったように催眠とは脳の弱点につけ込むということで、人は正しいことだから信じるのではなく、信じたものを正しいと思ってしまうという根のところを抑えていけば「洗脳」ということも自然に生まれてくる。企業が企業理念や行動規範を作り、社員に唱和さえたりすることにより、組織や社員に企業文化を浸透させていくことなどもそれに当たるという。


 簡単な催眠施術として当会の選任幹事下里さんを選び、写真のような実験が行われた。巨漢でありながら、今は特に鍛えていない下里さんが椅子と椅子の間に板のように横たわり、しかも大森さんの奥様を上に乗せても腰が折れないというデモである。催眠にかかりやすい人とかかりにくい人がいるらしいが、下里さんは前者であるから、短い時間で簡単に術にはまるのだそうだ。



催眠は善悪の基準を変えれば、人をどのようにもできるということであり、あのオーム事件を思いだせば一番わかりやすい。

この気功法やイメージ法を併用した催眠療法は催眠状態のレベルを上げておいて、人の脳を柔らかくしてから行うと効果的で、西洋医学では対処できない「鬱」などの病気の治療も気功法を用いた催眠療法ならば治療は可能とのこと。


 ゴルフの場合でも池越えで池ポチャは簡単にイメージ再現ができてしまうから何度も繰り返すのであり、そのことにこだわっていると永久に続く。




非常にわかりやすい説明が行われて、日常的に直面する様々な現象の原因がロジカルに解釈できた。催眠療法、催眠の仕組みを理解し、それを日常生活にうまく取り入れることによって、過剰なストレスの発生を防ぐことができ、心身とも健康的な生活を送ることができるというお話でした。

有難うございました。