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2012年11月21日水曜日

「栞」に学ぶ  法人局普及事業部 主席 首都圏方面長 荒木 良仁 氏


 今日は首都圏方面長の荒木良仁氏を講話者に迎え、モーニングセミナー―が行われましたが、その前段で、当会幹事の長嶋幹夫(ヨシオ)さんのモーニングスピーチが行われました。


 長嶋さんは湘南地区の倫理法人会では有名なご兄弟のお一人です。ダスキンの仕事が家業となっており、それぞれのご兄弟が要職に就いておられるとお聴きしております。持ち時間三分と云う中での簡単な自己紹介という程度のものでしたが、当会としては貴重な人材を得たことになり、先般来、モーニングセミナーの運営で活躍しておられます。

 さて、本日の主役はこの荒木良仁氏。三年前に首都圏副方面長として茅ヶ崎へ講話にやって来られたことがあるとのこと、18年前の入所なので、出席者の中にはなじみも多く、打ち解けた雰囲気の中で、始まりました。
 
 先ず、身体をほぐしましょうということで指・手・手首の運動をやり、次に耳のツボを引っ張り刺激する運動をペアを組んで行い、身体がほぐれたかどうかを測る前屈運動を行ったが、すこし体が柔らかくなるようだ。手にも、顔も身体の一部分だがそこに現れるものは身体全体の状況を映すもので、人相や手相というものが人の内面を読み解く対象になることは根拠(必然性)の有ることなのだということだ。

 栞の輪読と云う行動を我々はMSのプログラムに入れているが、MSのない時には皆さんはどのような読み方をされるのでしょうかとの質問があった。実は「読む」と云う字に付ける漢字が無数あるということに初めて気が付いた。一読、多読、乱読、再読、通読、精読、熟読、朗読、音読、速読、黙読・・・・と云う具合に。
 でもお奨めは「素読」、即ち空で覚えてしまいそれを声を出して読むことが一番だそうだ。これがいわゆる「実践」の域に入リ、更に真(深)読=気付きそして身に付くのだそうだ。

 お金の大切さ、尊さは誰でも判るが、実際その金をどう扱っているかを良く見ると、財布に入れたまま机の上に置きっぱなしだとか上着に入れたまま掛けておくとか、やっていることは気持ちとまったくシンクロしないというのが、大半である。コインで一番汚れているのは1円玉だそうだ。それだけ
大切に扱う人がいない貨幣の代表であるが、ある時期、この1円玉を徹底的に磨いて綺麗にして持ち歩き使った時期があったが、手塩にかけて磨いた1円玉に愛着が芽生えて無駄に使わなくなった。こんなことでも実際にやった人しか判らない世界の話である。どんな身近な文章あるいはフレーズにもその奥には色々な意味が隠されているものだと云うことに気付くきっかけになる。

 家業繁栄の道、企業繁栄の源は二つ;
   
    1.祖先・親を大切にすること。
    2.仕事に無欲で臨むこと。

 そうすれば、お金は自然に付いてくる。それを証明した人は私たちの周りに沢山いる。例えばこんな話がありますと、・・・・・

「栞の中の一節の文章にも沢山の意味が込められている」。それに気付く栞の読み方は素読(深読)である。これお奨めしたいとのこと。

今日は前段で大森会長の話があり、参加者も隣の平塚や逗子葉山からのお客様が多かったため、本題への入りを臨機応変に変えられた講話でしたが、さすがにプロのお話しと感じました。ありがとうございました。

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