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2015年8月29日土曜日

心と身体の健康  講師  倫理研究所 法人アドバイザー 関口 宇一 氏


  昨晩の幹部研修は三年前に一度、おいでになっており、顔なじみも多いということで、和やかな研修会となりましたが、78歳という高齢にもかかわらず、「関口式心と身体の健康」を身を以て実践されており、この顔の艶と張りはその証明である。
 
 前回の話は【生活習慣を変えれば健康にもなるし、性格も良くなる】という結論でしたが、今回はさらに進んで、倫理法人会活動こそ「人が欲しいと願う三つの願い、即ち健康・生きがい・仲間」づくりそのものであるというお話でした。

太平洋戦争前夜の昭和12年生まれの78歳。
「産めよ増やせよ」が国策だったが故に、13人兄弟、男8人、女性5人の兄弟だが、前回の時にはご存命だった弟さんも亡くなり、男兄弟は自分だけになりましたと語られた。

運送業や不動産投資で成功され、人望も厚いことから業界の公職を務められ、三つの叙勲を受けておられる。

しかしながら若いころは賭けゴルフ、マージャン、酒と家庭を顧みず、家内に散々迷惑をかけたが、家庭崩壊には至りませんでしたとのこと。


 自分は学歴がないので、与えられた能力で与えられた環境で全力を出すように生きてきました。お蔭で、世の中に認められて今日があるが、自分を変えられた大きなきっかけとなったのは倫理法人会への入会でした。足立区の倫理法人会を立ち上げられたが、その自会が上手く運営されておらず、研究所の立場になっても色々と気になるもので、・・・・。


叙勲のお祝いを帝国ホテルで行ったが、
収支はともかく、ここでやることにより、人脈
構築の効果は抜群で、銀行取引にも好影響がもたらされ、内心喜んでいる。

 氏は人脈づくりが大変お上手なようで、幾つかのエピソードを開示された。これは「即行の実践」の好例の一つであると、ヤマト
運輸の小倉正雄氏(全日本トラック協会会長)の奥様との交友、元総理大臣福田赳夫氏
夫人との交友のプロセス等をお話になった。

倫理法人会の月1万円の会費は高くはあり
ません。この1万円はあなたの健康寿命を長くする1万円です。病気になったら、そして寝たきりになったらひと月幾らかかると思いますか?おそらく数十万円でしょうと。そうならないための予防策は倫理法人会へ入って、倫理活動、倫理の実践を積むことです。毎日、感謝・感謝の生き方こそ、あなたに健康をもたらします。

 それからもう一ひとつ強調したいことは「母乳保育」のメリットです。ミルク製造会社からは睨まれるかも知れないが、母乳には子供が正常に育つための様々な栄養素はもちろん、情緒面でも、肉体面でも必要な何かが含まれているのです。これは人工のミルクでは不可能な要素です。

 聴講者全員に「六十歳からの私の健康法~百歳時代の健康管理」(関口宇一著)を頂きました。実体験から会得した健康生活のための重要事項が書かれておりますので、一読させていただいたが、自分の趣味を生かせ・・・ということが書いてありました。趣味とは「自分の好きなことで、人よりも少しすぐれていること」だそうだ。これなら幾つかあるわと思われた方もあるだろう。



 二年の会長任期をこの日のモーニングセミナーを最後に、終えられる朝倉照雄氏の会長挨拶と会員スピーチが行われました。「和やかな倫理法人会」をテーマとして運営されてきた会の総括をされました。ご苦労様でした。

2015年8月18日火曜日

茅ヶ崎市商工会議所青年部について   講師 茅ヶ崎市商工会議所 青年部会長 小野 朋郁 氏


 地域で活躍される若手経営者のリーダーにお話を伺おうという事で、地元茅ヶ崎市の商工会議所青年部の会長を務められている小野朋郁氏に講話を御願いしました。御自身、看板屋の二代目と云う事で、お仕事はOM建美という企業の経営者である。先代はあまり地域活動や同業/異業のお付き合いはされなかったようだが、御自身は友人から商工会議所の青年部に誘われ、例会が終わった後の懇談会での会話が面白く、それが入会の動機でしたと語られた。

 平成20年に入会し、消防団の分団長の経験はあったが、経験することは新しい事ばかりで、レジメ作りから議事録作成などの事項はそこで覚えた。平成25年に青年部の30周年記念事業が行なわれ、その際総務委員長と云う事で、20周年の時の事例を参考に色々と企画を練ったが、地元出身のレジェンドプロ野球選手である中日ドラゴンズの山本昌投手に後援を御願いすることになり、紆余曲折を経て、決定した。当然のことながらビッグイベントであり、実行プランの作成や細部の詰めの作業は繁忙を極めたが、1,400名の大講演会が成功裏に終わった。この時のパフォーマンスは自分の将来へのステップアップの踏み台になったと今思っています。

 平成26年3月に屋形船を使った花見の会が企画されたが、生憎、横浜地方は強風で船が出ず、結局陸に上がって食事会、二次会でカラオケと言うことになったが、その時、突然平成27年度の青年部会長に指名された。驚きながらも、中締めの挨拶を行った。

 平成27年に下肢長に就任し、その活動テーマを「PROGRESS」にしたが、



今までの青年部の歴史と実績を基に、今一度青年部のあり方を見直してみたいという機運と、自分自身も「もっと出来るのではないか?」という想いがあった。その想いの象徴としてPROGRESSを謳っている。

 青年部もある一定の年齢になると会員が辞めていくので、会員数の維持は難しいが、幸いにして52名から92名と云う規模に拡大した一方で、いつも集まる人が同じでは発展が無い。活動に参加しない会員が大多数である会では無意味であり、相互の接点を増やすことに尽力した。その活動を「絆委員会」と呼び、異業種交流会等、様々な機会を演出し、相互研鑽の機会を増やしていくことにより結束と組織の活性化がもたらされてきた。


 他県の青年部とも定期的な交流を持っている。例えば福島県の白河市とは家族同士で交流が行なわれている。白河魂というお祭りには屋台を出店し、600個のサザンドッグを販売した。海のない白河の人たちにとっては湘南の海は格別なもののようで、今夏も白河市から多くの会員家族が茅ヶ崎を訪れてた。


 地域の子供達に自然を楽しんでもらおうという事で、中央公園の池で、昔懐かしいザリガニ獲りを企画したら、親子100組が朝から押しかけた。山本昌(筆者は育ちながらのドラゴンズファンなので親しみを込めて)は茅ヶ崎の名誉市民であるが、その冠を戴いた少年野球大会も企画運営しているそうだ。更に、白眉は会員企業の専門性で、市民にサービスしようということで、「暮らしのワンストップサービス」という催し物を地元のイオンモールで行ったそうである。

 任期はあと半年ですと語られましたが、行動する青年部をその語られる姿からリアルにうかがい知ることが出来ました。地域で活動する起業家の団体の一つとして、当会には無い懐の大きさと、深さそして行動力に衝撃を受けました。ここには当会の試行すべき活動軸のヒントが満載でした。正に、参ったの一言です。感謝

2015年8月11日火曜日

只今徳積み実験中! 講師:東京都新宿区倫理法人会 事務長 加藤 万季 氏


 今朝の当会のモーニングセミナーは東京都新宿区倫理法人会の事務長でNPO法人日本
ヒップホップ協会の理事長と云う肩書を持つ加藤 万季さん。50歳前だが、ずっと若々しく、
見える。いきなりトレードマークの「はっぴー体操」を披露して、茅ヶ崎の老齢化した男性
会員の度肝を抜く辺り、場数も相当踏んでおられるようで、話しの組み立ても上手である。

 
最初に自己紹介と云う事で、最初舞台
制作の裏方で20年ほどキャリアを踏まれ、
その間にヒップホップダンスの世界大会を
日本に誘致した際、必要から社内に
NPO法人を立ち上げ、日本大会を挙行。
10年間運営したのちに整理し、新たに独立
して現在のNPO法人日本ヒップホップ
協会を設立されたということである。

 



倫理法人会との関わりは2012年に東京都が倫理法人会設立30周年を記念して創始者丸山敏雄先生を題材にしたミュージカルを企画・公演した時に、その運営に携わったことによるそうだ。
いっぺんに創始者丸山敏雄に興味を抱き、かの「丸山敏雄伝」を二度読まれたそうだ。
入会に当たっては新宿の新倉会長から「自分に何処の単会が一番合うか自分で見極めて
自分で決めなさい」とアドバイスを貰ったとのこと。

 倫理へ入会して一番良かったことは「万人幸福の栞」に出会ったことだ。これによりモノの
味方、判断のトランスポーテーションが変わったと表現された。特に自分の本に対する感謝の
気持ちに目覚めると同時に元気と明るさを手に入れることが出来たと述べられた。

話を生い立ちに戻すと、感受性が強すぎて、知らず内に「親の期待に応えないといけない」というプレッシャーにさいなまれ、
神経系の病気に永い間なやまされ続けて
きたと仰った。なぜそうなるのかが判り
始めたのが30歳ごろだったということで、
自分が40歳半ばになったとき、あるとき
母親がふと漏らした「あなたはそのままに
受け入れて上げたら好いのかな?」という
一言で、母子の葛藤を脱することができ、「反感」が「感謝」に変わった。
母親には養子に出すべくして産んだわが子にたいする引け目があり、それが長い間心の中に傷として残っていたとのこと。
 それが氷解した今、ここに至るまでの経験は「私の財産」と。倫理を学んで,友達と云う横のつながり、そして親子・祖先の縦のつながりの有難さを実感する毎日だと結ばれた。倫理は社会に対する恩返しであり、「人の喜びは我が喜び」です。

[新会員入会式]


 地球倫理という観点から、金融マンが
今、森と戦っています。日本の国土は六割
以上が山林。しかし、安い輸入材に押されれ
森林業は衰退の一途をたどっていますが、
今日入会された小林照夫さんは、林業の
再生と町興しのプロジェクトを国と地方自治体と結んで、推進されています。
「地球倫理推進賞」の有力な候補になると
小職は思っていますが、間違いなくこの一、ニ年でそうなるでしょう。



杉の間伐材を応用した弁当箱を造り、化学
製品の弁当箱を駆逐しようとプロジェクトが
始りました。









そして一方で、小職が立ち上げに参画した
一般社団法人自然流の会の専務理事で
飛騨高山の「太陽の家」の館長でもあります。法人会の仲間で昨年の秋にこの地を
訪れ、太陽の家に宿泊しました。空気感が
何とも言えない木の家でした。
 これを機に、湘南そして県の倫理法人会
との連携を深めていければいいなと思っています。