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2014年8月29日金曜日

経営と恩・愛 -感謝のこころこそ繁栄のもとー  講師 秋田 源子郎 氏 法人アドバイザー


 「恩・愛のない企業経営は長期的には必ず衰退する」という一節で、今朝の茅ヶ崎市倫理法人会モーニングセミナーは始まりました。講師は法人局の秋田源四郎氏。昭和5年生まれの 84歳。物静かながら、気迫あふれる講話は、こう老いたい(失礼かも?)と思わず、人生の終章をイメージしました。

 先ず、企業経営の要諦として、次の図をお書きになった。

企業は利害の対立する相手に囲まれて存在するが、実は利害は利益に変えることが出来る。それは相対する相手に気持ち(恩と愛)を以てお返ししていくということによって、それが実現できる。
恩とは自己存在の原因にさかのぼる
意識が自覚に達した状態である。

この意識に発って全(周り)の意識に
到達し、再び個に還り、善の賦与に
行かされている己を知り、ここに感謝の
思ひを持つ。

恩の意識には低・中・高と三段階ある。

大自然・大宇宙の存在から無意識の
うちに与えられている恵に気付き、
それに最大の敬意を払い、感謝する
こころ。

最高位の恩は自らの本である両親である。これが、恩意識を高めるスタートであると。自分の命の源は両親であり、命を与えてくれたという絶対的な存在である。そして親の愛によって育てられ、今日があり、そのことを知ることにより周りが世の中が見えてくる。そして徐々に恩意識が高まり、高次の恩へと高まって行く。その状態に至れば、感性が磨かれ能力の開発につながっていくと。

 愛にも低次から高次の段階があり、愛の意識が育まれるに従って、上下左右への愛に広がっていく。愛の反対は「無関心」であり、負のスパイラルであり、関心のスパイラルはプラスののそれである。従って、先ず「聞く」ということから始まるのだろう。聞くという事は関心が本にあるからだと・・・。「女の目に悲しみのある家はつくらない」という一言が、やけに胸に残ったMSでした。感謝




今日は今期最後のモーニングセミナーでした。最後の日に相応しい講話を聴かせて頂きました。
そして残念ながら役員朝礼の参加者の一人でしたので、MS審査の模様をカメラに収めることが
出来ませんでしたが、審査の結果は「百合」でした。大森さん、御苦労さまでした。また、専任幹事を長く務められた下里さんにも有難うをお贈り致します。

2014年8月24日日曜日

まとめの挑戦   岩澤 裕 当会相談役 ㈱浜田屋 代表取締役


 HOMO SAPIENS(人間)とは何か?と意表を突く投げかけで始まった当会相談役で地元茅ヶ崎の駅前南口に本店を置く濱田屋のオーナー岩澤裕さんの講話でした。

 永年、腐心してこられた商店街というか街の活性化の活動をご自分で作られたPPのプレゼンテーションツールを使ってビジュアルに説明が展開されました。地元にお住いの方々には身近な話題であり、現象であり、変化(発展)であるので、理解されるに難しさはないだろうが、筆者には想像は出来ても、実際に目の当たりにしていない事だけに、記述するに足りる理解が伴っているかははなはだ疑問であるということを始めにお断りしておきます。

「歩いて暮らせる・歩いて楽しい商店街づくり」をテーマに1999年からライフワークとして続けられているという事なので、25年以上の歴史である。茅ヶ崎市の持つ有形無形の資産を活用することで、この活動にアクセントを付けようと、「海」「環境」「自転車」「商店街」をキーワードに商店会連合会エコシステム事業が立ち上がり、4つの大きなテーマが掲げられたとの事。
それは;
   1.自転車サイズのまちづくり 75年前の自転車ハイキング
   2.エコシティー茅ヶ崎マイバッグ推進会議
   3.南湖みんなでやんべえよ
   4.つくる展ーちがさきみなみぐちー

 商店街の店を利用したイベントの展開、美術館の活用、子どもをテーマにした街づくり、アーチストの展示会、商店街の歴史展示会等々の盛り沢山な催し物が展開された。

動物園の檻に入れられた岩澤さん

 

 この10年間で生活スタイルがかわり、市民のこころも変化してきた。バブル時代の終焉を経験し、少しスローな、地に足を付けた市民活動が見直されて来て、茅ヶ崎の文化資産である自転車にスポットライトが当たり、2004年、2014年と自転車プランが出来あがり、自転車で行き来できる街というコンセプトが定着、環境問題にも取り組み、ゴミの分別は8品目になり、再資源化も推進された。エコの代表格、マイバッグ化運動もジャスコの調査によると70%となり、市民のエコ意識は高まって来た。「茅産茅消」活動も地元の資源を活用するというテーマに基づき活用が進むことにより、地域で人が企業が商店がつながるという嬉しい現象が生まれ始めた。

 街に非日常的なイベントを展開することで人の心に元気が生まれ愛が生まれ新たな波動が生まれていく、まだこれから10年程はこの一連の活動の進展を見届けたいと。
 人生そして企業活動の道しるべとして「万人幸福の栞」を活用していきたいと結ばれました。来季の専任幹事を会長経験者がされ、このような街づくりの経験を当会の運営の中にも持ち込んで頂ければ、停滞気味の当会を活性化して頂けるのではないかと。大いに期待しております。



2014年8月13日水曜日

御縁に感謝!お役に徹する!  横浜市倫理法人会 専任幹事 三瓶 重臣 氏

三瓶 重臣 氏

縁尋機妙 (えんじんきみょう)
多逢聖因 (たほうしょういん)

筆者も最近他の単会で講師の講話をお聴きしたことがあるが、淡々と話されるが、内容に真実があり、知らないうちに引きずり込まれていく。この方の持っておられる徳なのかも知れないが、来期神奈川県倫理法人会はこの方を普及拡大委員長に迎えて、悲願の2000社にチャレンジすることになった。内容的には当たり前のことを当たり前にやっておるという単純明快な事なのだが、実行力が凄いということだろう。そんな意味で、誠に恥ずかしい事であるが、期初から期末に至る間に会員数を増やせなかった当会にはその反省と共に、最高のアドバイスになったと思われる。
 
倫理は「本当に倫理が好きな\人でない限り続かない」という言葉は正しいと思う。仕事に直接的なプラスを期待して入会した人の大半は途中でやめたり、MSに来なくなる。ここ割かれる時間より目先の仕事を優先することに比重を置くという当然の結果からである。しかし、そこを突き破らなければ、・・・・ということであろうが、その話は横に置いておいて、本題に還ることにする。

 お客様的な感覚(本人の表現)で入った横浜市倫理法人会だったが専任幹事を引き受ける際、条件としてマニュアル通りにやってよいならという条件を出されて、それで結構という事であったから、大先輩や先輩会員を差し置いて役を引き受けたと説明されたが、東京都の東村山倫理法人会にも既に入会されていて、東京都下の色んな単会の実態を見て、ツボを掴んでおられたようで、樋口会長をバックに、先ず当たり前のことが出来る組織作りに着手された。
  
  1.役員朝礼の開始5分前までには全員が揃う事
  2.県の全委員会への出席し、委員会の実態を把握
  3.会員の誕生会を企画し、欠席者には社まで会長と一緒に届ける
  4.訪問により会員の実態や特性が把握でき、情報の受発信に工夫を凝らした
  5.会員である企業経営者の皆さんはそれぞれに修羅場や経験を積んでおられ、
    それを会員に知らしめることで、会員間の風通しが良くなる
  6.同地区に所属する単会が相互に他会のMSを訪問して応援することにより、
    単会間の意思の疎通が図られ、単会自身の意識高揚に貢献できた。
  7.朝食会も漫然とせず、食べるということに興味を引く工夫即ち、献立、
    和・洋・中・フ・エスニック等々、工夫する事も大切
  8.女性の力の活用

 ご本人の言を借りるまでもなく、会長と専任幹事のコンビネーションの良さは他単会にまで聞こえてきており、有無を言わせぬ実績が会をリードしている。マジックは何も必要ない。当たり前のことを愚直にというところだろう。

 上野湘南地区長、そして次期副地区長の関さん、それに茅ヶ崎市の現執行部の我々には大変参考になるお話でした。すでに、朝食会では小ブロックで額を付け合い、今後の戦術について意見交換が活発に行われておりました。 感謝

平塚市在住で横浜市倫理法人会の会員 河野伸子さん
平塚の和田さん、鎌倉の石渡さん、上野地区長、
次期平塚市の会長篠ケ瀬さん
川崎南の佐藤会長、次期湘南地区副地区長の関伸司さん

茅ヶ崎の定番 大森夫人 康子さん


2014年8月11日月曜日

平成27年度飛騨高山・乗鞍山麓・白川郷研修ツアーの御案内   県レクレーション副委員長 大田 憲秀


 既に神奈川県では平成26年度納めの会が行われ(8月8日)、気持ちは来年度(開始は9月1日)に向っている。そこで、ご案内するのが、上掲の横浜・横須賀地区(対象5単会)を中心に行われる「飛騨高山・乗鞍・白川郷の旅」研修である。山岳・観光ファンにはたまらない季節である10月の中旬、二泊三日で研修ツアーが企画されました。会員であれば、誰でもが参加可能な会です。開催地の事情に明るい筆者が中心となって、企画いたしました。
 倫理法人会としては期初にも当たる時期であり、年度の目標や行動指針を再確認し、徹底するいい機会となりますので、横横地区の単会幹部の皆様にはこぞって参加していただきたいと思います。一緒になって行う旅行の良さは親密度を深める絶好の機会であり、自会はもとより他の単会メンバーとの交流を是非深めていただきたいと思います。


 宿泊は高山市丹生川町旗鉾(海抜約千メートル)にある研修センター「太陽の家」。横浜市瀬谷区南瀬谷にある株式会社小林住宅工業代表取締役小林康雄さんの持ち物で、筆者もこの研修センターの建設に当初からかかわり、思い入れの深い施設でもある。これを格安に開放して頂き、おまけに館主自ら初日のウエルカム・イブニングセミナーの講師を務めていただけることになっております。最終日のモーニングセミナーは地元高山市倫理法人会と合同セミナーを開催する方句で折衝を始めました。講師も高山にゆかりの深い世界的な人道活動家を候補に挙げて、可能性を探っております。

 二日目はオプショナルツアーを二種類用意し、一つは乗鞍山麓のトレッキング、もう一つは丹生川町から高山市内の観光を設定し、リーダーを任命して団体行動を励行したいと考えております。現地集合で現地解散。オプショナルツアーや車代を除き、15,000円前後の経済的な旅行です。運営の都合上、若干、朝食や夕食を自炊する必要がありますが、設備は揃っており、材料を持ち込みで対応します。

 施設は木造平屋、一部中二階ありの130坪ほどの大きな家ですが、研修室あり、寝室ありとなっておりますが、旅館ではなく、旅館のアコモデーションを期待されると困りますが、空調も最新の断熱構造になっており、夜も暖かく、快適な居住環境が確保されています。酔っぱらって、何処で寝ても風邪を引くことはないでしょう。

 参加は単会を問わず、会員であれば申し受けますので、遠慮なくお申し込みください。お申し込みは所属単会を通じ、お申し込みください。