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2009年10月28日水曜日

いつも大勢の人に支ええられて




人は観ている。その人の才能を

 今日の講師は人工水晶の権威である日本電波工業の顧問村松弘昭さん。当社ハウスニュームラで自宅を造って頂いたいわゆる「御施主様」である。ハウスメーカー等を検討された結果、やはり近くて必要な時に世話になれる対応力を選んでいただいた。今でも、その決断は正しかったと言っていただけるのが嬉しい。

 生い立ちから学生時代、その潮目に遭った人の縁が今日の自分へ導いてくれた大きな要素ということで、「人工水晶」という研究への道を話された。教師、上司、先輩という「先達」の役割が後進に及ぼす影響の大きさは人の運命を変えるほどの力を持っていることは言うまでもない。村松さんのケースも正にこの例の一つ。

 人工水晶のパイオニアとして評価されて、世界各国を周り9つの工場建設を終えられた後、定年退職しライバル会社にヘッドハンティングされ、子会社の再生を手掛けられ、二年で黒字化に成功された。この間、人をやる気にさせる様々な改革を断行された実例は組織をまとめる上での素晴らしい指針だった。

 最後の結論としてあの有名な高畠コーチの名言「大きな耳、小さな口、優しい目」を指導者としての心構えとして結ばれた。くれぐれも「小さな耳、大きな口、厳しい目」とならないようにしたいものだ。


2009年10月22日木曜日

村興し、町興し、会社興し




我が村、我が街、我社の売りは?

 今日の講師は行政書士で大和市倫理法人会の会長、中村一夫さん。若干44歳の独身である。「悪い大人に負けない法律講座」というボランティア活動を何年も続けられているという。当初、大和市と結んで協働事業としてスタートさせた苦労話やパーセプションギャップに悩んだ末に自主ボランティア活動に転じたことなど。子供たちの反応を肌で感じることにどうやら快感があるようだ。一般的にはこういう思考回路はいい加減老いないと生まれないものだが、若くしてその境地に至った中村さんは本物のようだ。子供たちの反応、親御さんたちの反応は大きなモチベーションになっているようだ。

 朝食時、大和市の町興しに奔走されている話が幾つかの事例を元に披露されたが、これは「選択と集中」というマーケティングのクラシック(常道)のお話だった。何事も迷ったときには「原点に還る」ということ、自社の強み、差別化を極限にまで高めていくということによって、生き抜き、活路を見出すという話は是非、もっと多くの人に聞いて欲しかった。素晴らしい可能性を秘めたリーダーが大和市にはおられる。次の日、横須賀へ「海軍カレー」を食べに行きました。味は?でした。


2009年10月15日木曜日

苦難に打ち克つには




人間の潜在能力を引き出すモノ、それは素直であること、自然であること!

 今日は「磨け、実践力」というテーマで倫理研究所から荒木講師を招聘し、氏の体験を通して、その重要さを勉強した。倫理研究所へ入ると二年間、ひたすら倫理の勉強、それを実践する、その実践に先立って「みそぎ」を行なって一日を始めるという繰り返し体験が行なわれるという。滝行という禊を行なって、大自然と一体になったとき、頭は冷静になるが、身体はアクティブになり、軽くなり、今までの自分とは全く異なった自分が居ることに気が付くという。

 人は「苦難」に出会ったとき;

 1.(何かの)せいにする

 2.あきらめる・逃げる

 という行動をとる人が居るが、これは苦難に打ち克つことの出来ない人。一方で苦難に打ち克てる人は;

 3.それを受けることができる。受けることにより気付き、苦難から逃れる道を   発見できる

 4.他人の幸せを考える(人を思いやる心)ことができる

人だという。幾ら頑強な肉体と根性・気合を持っていても苦難を受け入れず、同化出来ない人には限界があり、一方で自然に対し、一切身を任せられる人、何事にも感謝という気持ちを持ち合わせている素直な人がそれを克服できる人だということだ。まず、現実を直視し、自らの置かれた場所を確認し、冷静になると色んなことが見えてくる。その一つが、それを克服する糸口であり、それこそ人間が持つ潜在能力という素晴らしい資質の発見なのだろう。何事にも「感謝」という心構えで受け入れることが重要であるという「生き様」を勉強した。

 


2009年10月7日水曜日

地域からグローバル化した企業の社会貢献




全ての源は倫理観、それが企業経営により大きく必要となった

 今日の講師は小田原市にお住まいの酒井芳彦さん。家内の親友のご亭主ということで、ご自宅の新築を当社でやらせていただいた。その紹介は当社の季刊紙「匠のこころ」で自筆の記事を寄せていただき、ご紹介している。味の素株式会社で海外畑が長く、ヨーロッパ、東南アジア、南米で要職をこなされて終の棲家を小田原にお建てになった。当社としても自信作の一つで、大変気に入っていただいている。

 そんなキャリアから今日のお話は「企業の社会貢献」というテーマ。結論は「企業の大小に関わらず、出来る範囲で社会貢献を果たすこと」ということ。その背景を、世界の人口増によるものとし、世界が直面する問題として食料問題、環境破壊問題、宗教問題、民族問題、貧困と飢餓問題、人権問題、核問題、(もう一つ言えば水問題だが、)に置き、その環境下で企業のあるべき姿を、地域的、国家的な観点ではなくグローバルな視点から考えることにより世界に認められる企業ラなくてはならないという国際企業のCSRを語られた。

 どんな会社にも個人にも一つや二つ社会のため人のためにやっていることがあるはずだが、それは続けられなくてはならない。続けるということに意味があり、そのためには身の丈にあったものでなくてはならないだろう。


2009年10月5日月曜日

大工さんたちのエコフェスタ2009




手づくりながら玄人はだし・・・大工のエコフェスタ

 ハウスニュームラは「自然流の会」という工務店グループに入会して活動しています。この会はS(生命)H(平和・健康)S(自然)をテーマに家づくりを推進しているユニークな会ですが、この会が毎年主催して行なうイベントが「エコフェスタ2009」です。「私たちの未来(子供たち)のために」と題されたイベントは子供たちに自然と触れる機会を作ろうと様々な催しが組まれています。会を重ねるごとに参加者も増えて、昨年は入場者も1000人近くに登り、年々盛況を見せています。多くの好意の個人や団体の皆さんが小ブースを持ち、お店を開いたり、宣伝の机を並べて賑わいます。会員の皆様方も出展の希望があれば、お申出下さい。

 でも、何と言っても喜ぶのは子供たち、工作教室、ゲーム、抽選、等々、一日いても飽きが来ません。是非、お子様、お孫さんを連れて、お出かけ下さい。場所は相鉄線のいずみ中央駅下車、泉区役所の隣の遊水地と、とても近いです。