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2012年1月25日水曜日

波乱爆笑の人生     関 伸司 氏


 今日の講師は地元茅ヶ崎にお住まいで、最近目覚ましい躍進を示す逗子葉山倫理法人会の会長を務められている関 伸司さん。現在のお住まいは茅ヶ崎であるが22回目の引っ越しの前歴がある
そうで、元々の田舎は九州、小倉生まれで芦屋(航空自衛隊の基地の町)育ちと云うことだ。

 18才の時に上京しインテリアデザイナーの道を目指されたが、配属は現場監督(工事部)、根っからのポジティブ思考で仕事をどんどんこなし評価を上げた結果が、あるプロジェクトの責任者として10年間、それに専従しろとの辞令。自分のやりたいことは他にあると、これを蹴って退社、一年間盛り場でアルバイトをしながら学校へ通う生活。その間、起きた家庭の出来事による成功願望への確信の末、23歳で独立、負債を抱えて倒産。その後、企業への就職を経て、27歳で新聞j販売店に興味をもち転職、将来の独立を前提に就職、その後任された店舗は順調に業績を伸ばし、現在では100名を超える読売新聞の代理店となった。

 お話の中でいくつかの貴重なお話が聴けましたが、その幾つかを上げさせていただくと;

 1.新聞販売店は地域密着ビジネスだからとことん御用聞きに徹する
 2.固定観念にとらわれずにいいと思ったことはやってみる
 3.「好奇心」は人間の可能性を拓く。ゆえに、IPADではなく新聞が必要
 4.企業経営はチャレンジ。その行動規範、活動規範の背景に「倫理」があればよい
 5.葉山町は何故、34歳の町長を選んだのか
 6.タダで要らない人に物を配っても無駄以外の何物でもない
 7.コミュニケーションとはそれを欲しい人に渡してこそ成立し、喜ばれる

中小企業の経営者の集まりである倫理法人会の会員の皆様に非常に参考になる示唆を頂いたような気がして、心の中に少し「元気の明かり」が灯ったようなお話しでした。 感謝

2012年1月11日水曜日

実践力を磨く  倫理研究所 柳下 文寛 氏

 新年第一回目のMSが行われました。今日は会員紹介が最初にあり、株式会社オーデックの小野隆氏が大森会長より紹介がありました。46社目の会員さん(現在57社)です。それに引き続き会員スピーチが行われ、湘南ル・ショコラBUNZOOの小林正和さんがスピーチをされました。BUNZOOさんは生チョコのオーソリティーとして業界に有名な人で、この方を師と仰ぐ人は多い。話したりないBUNZOOさんだが、近々一度話をしてもらう機会を作っては如何だろうか。個人的にもベルギーのGODIVAチョコの輸入販売を代理店として経験した筆者には興味がある。

 さて、時間が押して始まった講話ですが、27歳の研究員である柳下文寛氏は自身の体験談を元に要領よくおまとめになった。倫理実践の実践とは今までやったことのないことをやることであり、実行と違って、一歩踏み出すという意味があると述べられた。従って、やったことのいないことをやることにつきものの「失敗」は在るかも知れないが、たとえそうだとしても何か見えてくるものがある。それが大切ですと述べられた。

 家庭倫理の会に入会していたご両親に出来た8人兄妹の三男で小田原出身、27歳。父親は最盛期8店舗を構える地域スーパーで元々が八百屋さん。バブルがはじけて店が一店舗までに縮小をやむなくされ、子供のころに母親の苦労を目の当たりに見て、父親への憎悪を抱いたが、母親の脳梗塞により本当の父親の内面を見て、それが間違いだったことに気が付き、家族が一本にまとまったこと。そして倫理研究所に入社し、富士倫理学院の二年間で得た体験等々、実践で見えてきた物事の本当の姿を発見すること見極めることの大切さ等々。

 「今年の目標は何でしょうか、大きく持ってください」と云われる。具体的であれば具体的であるほど良い。求めなければ何も与えられない。求めた人のみが得られるという事実は古今の例を見るまでもありませんと。
 年の初めにふさわしい心の持ち方をお話しいただきました。ありがとうございました。