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2012年8月8日水曜日

ストーリーを使った組織づくりと営業戦略  はらりゅうこ氏


 「無敵のストーリープロデユ―サー & STORY」と自身のブランディングを表現されたはらりゅうこ氏を講師に迎えて、盆前の最期のMSが行われました。今朝は日本海にある高気圧のお蔭で幾分か涼しい。立秋の御利益かも知れない。

 ここで「無敵」という言葉を使われているが、それは「敵がいない、戦わない」という意味でお使いになっているとのことで、これは今日の講話のエッセンスの部分、即ち、誰一人として同じ道を歩んできた人はいない、つまり他人と同じ人はいないのだから、自分自身の特徴(あるいは他人との違い)を極大化して伝えて行けば、他人と争うことはないという意味である。

 ソーシャルメディアが台頭し、ホームページだけでは集客できなくなって来た時代に在って、HPも
ブログもフェースブックもトータル的に統一感のある訴求が不可欠で、そのスタンスも顧客志向であって、顧客の「共感」を呼ぶものでなければならない。集客よりも向うから来てもらえるソーシャルメディアの発信が事業成功のカギであると。



 では「STORY」とは何かと云うことであるが、
発信者のく「夢・想い・強さ」を物語るもので、
「経歴」ではないとのこと。

 そのワークシートは:

1.今まで何をやって来たか・・・・・過去
2.何故その事業を始めたか…過去・現在
3.今、何をしているか・・・・現在
4.誰に何を実現させたいか・・・・未来

この様に過去・現在・未来をカバーしたものであり、その視点は「お客様の為」というところでなければならない。そのストーリーはお客さまから「興味と信頼と共感」を得られるものでなくてはならないことは言うまでもない。成熟社会は価値社会の到来でもある。モノやサービスそのものではなく、
それによってもたらされ「もの、こと」の伝達がキーである。


 創業者の持つ「STORY」テラーが社員であり、取引先であり、お客さまになったとき、一つのブランドが確立する。ブランドとは「お客様の期待値」ということになる。

 中小、零細企業にとってソーシャルメディアの発達は、膨大なコストと時間が必要だった過去の状況とは変わり、追い風になっている。このお話をお聴きして、今一度自社のソーシャルメディアの棚卸をしてみようと思った次第です。

 はら先生には期待値以上の「価値観」を与えていただいた機会でした。ありがとうございました。




 

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