go to home page

2009年7月16日木曜日

私的感情の罪




気付くと同時に行うこと。これこそ倫理の道

 何処の家にも、誰にも苦難や悩み病気や災いと言うものがあるということは生きている人間ならば、気が付くはず。そしてその原因は必ず「私的感情」にあるという。今日の講師は倫理研究所の松本和子氏だ。先ず、日本人の持つ罪という概念の由来から説き、それは神道の祝詞の中にあり、生成発展の妨げになるかどうかがその価値判断の基準となったという。法律が無ければ罪にならない、法に抵触しなければ、罪にならない。故に不利や不幸を被っても訴える術を持たない場合も生れる。

 人間が持つ不幸や災い、病気と言ったようなものは全て「私的感情」の産物であり、その私的感情を捨てることによって、跡形も無く無くなると言う事例が沢山ある。例えば子供の病気などは親の不仲が原因で起きている場合が多い。そのことに気付き、解消されたら子供の病気も治る。我が家にどんな罪があるのか、先ずそれを発見する。そしてそれを詫びることによって、全ての罪から救われることがある。気付くと同時に、それを実践する。それこそが「倫理の道」と話された。


0 件のコメント:

コメントを投稿