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2009年9月30日水曜日

人は人によって磨かれ、人によって活かされる




みんな持って生まれた価値観が違う。それに気が付いたとき人生が変わった。

 今日の経営者モーニングセミナーの講師は高樹真知子さん。横浜みなともらい倫理法人会の幹部会員のお一人だ。とあるセミナーでお目にかかって、今日の招聘となった。見るからに明るく華のある方であるが、此処までの道をお聴きするとそんな生易しい話ではなかった。

 一介の専業主婦であった女性が子供たちの家庭内暴力や引きこもり、更にはもっと厳しい状況に立ち至った事件の数々、ご主人との離婚、実母との軋轢等々、これだけあれば不幸のてんこ盛り状態で最悪があっても不思議で無いと思うのだが、そのことを堂々と語り、それをどう乗り越えたかの話をにこやかに話されるのを観て、我が事が頭の隅をよぎり、胸が痛んだ。

 家族と言えどもどれだけ判っているのかというと判っていない、その結果様々の不安や軋轢が生じ、自分のエゴを家族にぶつけることになり、家族を追い込んでいく結果になった。子供を変えよう、亭主を変えようと思っても変えられない、人を変えるより自分が変る事という結論が出た時、離婚して「ライフコンパス」というソフトウエアーに出会い、人の価値観の多様性を知るに至り、人という個性の理解が進んだと語られた。

 大切なことは「他人を理解すること。相手を活かし、輝かせること。それはどうしたら出来るかを一生懸命考えてやること。人は他人から認められることに大きなモチベーションを感じるモノ。認めてくれない人の言うことは聞かないし、その人のために何かをしてやろうとは考えない」それと「人は人によって磨かれ人によって活かされる。相手の喜ぶことを実践していくことで、人が集まり、人を引っ張っていく力が生まれてくる」。

 また一人たくましい女性とお目にかかることが出来ました。感謝します。有難うございました。


2009年9月19日土曜日

8・15 五日市 剛は講演で「鳩山総理誕生」を予言した




私の主人は総理大臣になりました。感謝します。

 と鳩山由紀夫総理の夫人幸(みゆき)夫人があの衆議院選挙の半月前に言ったとか、言わなかったとか。「したい、なりたい」は我欲、「しました、なりました」は信じた結果である。信は力に通じ、何にも増して「力」となるという。祈るときには既に成就したと思って祈ることが大切と説く。

 今日の講師関口三男は海老名市倫理法人会の会員である。自身、2006年にホノルルマラソンに参加し、完走を果たされた方だが、還暦を過ぎて生き様の道しるべに「倫理」を実践されて、ワクワク人生を送られている。

 冒頭の言葉は五日市剛氏の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の励行であるが、自分の未来に向かって進むべき姿勢を現している。この小冊子はあの高校生プロゴルファー石川遼クンの精神力や生き様を形成する基になった書物とのこと。高校生としては考えられないほど完璧な受け答え、所作は中学のとき、この書物を使った先生の存在があったとのこと。しかし、それにしても・・・である。今年も既に3勝を上げ、一人でプロゴルフ界を背負いながらも慢心をおくびにも出さない。それが自然に過ぎていく。今までに日本のプロゴルフ界には生まれなかったプロゴルファーが生まれた意義は大きい。あらゆることを、またどんな局面に対しても前向きに捉え、それを味方につけることにより大きな成功を収めるという生き様には脱帽である。


2009年9月13日日曜日

誰もが幸せになりたい それが倫理の根源




パラダイムの大変化の下で倫理を実践

 今日の講師は倫理法人会法人局の遠藤さん。四日市の漬物屋の会長さんだ。漬物屋といっても自社製造が6割、外部仕入が4割程度というから商社機能を持ったメーカーさんだ。三重県四日市というと、多くの知人、貝新の伊藤会長、うなぎの川政の舘さん、お菓子屋さんの後藤さん、製粉業の吉村さん等々がいる。それはともあれ、ご自身は北海道の出身と言われ、現業にいたる経緯をお話になった。

 倫理で勉強されたことを自社の経営に活かす。このことは倫理に参加する全ての経営者が心にもつ信念ではあるが、その実践の巧拙、強弱は否めない事実である。

 お話の中で、低成長下で安定な経営と成長を遂げるには:

 1.コスト意識の徹底・・・・例えば、残業の徹底排除、合理化

 2.働く人(従業員)の精度アップ・・・・人材力の強化

 3.借り入れは安易に行わない・・・・できれば自分の金を出す

 4.「磨き」を徹底する・・・・掃除から自分のミッションまで何事にも

 5.波長の合う人たちと人と仕事をする・・・・波長の違いは永遠に埋まらない



 企業はパートから派遣、正社員に至るまで全ての人を大切にし、味方につけることが大切で、そのことはカスタマー・ファストという商売の原点に通じるという言葉が印象に残ったセミナーでした。


2009年8月31日月曜日

幸せは只では得られない。世の中にお返しして初めて得られるものだ!




原因の世界は心の世界。結果の世界は見える世界。

 今日の講師は伊藤美穂子さん。茅ヶ崎中央の家庭倫理の会推進長を務めておられる方です。自身の倫理との関わりの歴史を語る中で、自分の健康的な問題は唯一、母親への憎しみやわがままの気持ちから来ていたことに気が付いたことで、その問題をキリアー出来たこと。障害を持たれたお兄さんの家業継承への責任とその行動力(親から受けた愛に対し、その恩を美容師になって家業を継ぐこと)により、自分自身の間違いに気付いたこと。それらの出来事を経て、自分に起きている様々な健康的な問題がクリアー出来、世の中が全く違って見え出したこと。母のお陰、兄が居なかったら今の自分(結婚して幸せに毎日を送っている)はないと語られた。過去の人生、いやなことを全部肯定して、それを肥やしに出来る生き方ができるようになった時に、劇的に人生が変ったといわれる。自分は美容師の資格をもっていても、商売にはしていないが、ボランティアで老人ホームや養護施設等で月に40名ほどとの出会いが楽しいそうだ。

 「幸せは、只では来ない、世の中にお返しして初めて得られる」という自覚の下で、倫理の実践をされている。


2009年8月19日水曜日

総括 「早起きは三文の徳」




誠を尽くし、時を待て!自分相応の「幸せ」が来る

 今日の講師は(社)倫理研究所の林輝一参事。会員には馴染みの講師のお一人である。題して「即行・明朗・早起きが運命を変える」である。何かを続けるには多少なりとも努力というものが必要で、むしろ小さな努力の積み重ねであればあるほど良い。その努力の結果、人の運命を変える。それが当面プラスであろうがマイナスであろうが、それは考えようで、必ずプラスの対極にはマイナスがあり、その逆も真である。従って岐路に立ったとき、肝心なのは自分を信じ、信じた方向へ舵を切ることだという。人は楽な方向へ舵を切っても、その結果良かったということが全面的に保障されているわけではない。苦難を取ったとしても、永遠に不幸せになると言うわけではなく、「苦難福門」という教えの通りである。

 すべからく世の中「取ろうとすれば逃げ、出せば入ってくる」道理である。誠を尽くし、時を待つという姿勢が倫理の道と説く。仕事と倫理は車の両輪であり、その力のバランスは50:50が基本である。これぞ倫理経営による企業経営の倫(みち)と結ばれた。有難うございました。



 ◆早起きの徳

  1.仕事の効率が上がる

  2.体調が良くなる

  3.余裕が生まれる

  4.悪い事をしなくなる

  5.いろんなことに気が付くようになる(勘が良くなる)




2009年8月13日木曜日

自分だからこの程度、いや自分だから此処まで来た




今、価値観が人間本来の生き方へ向けて還りつつある

 今日の講師は岩澤さん。仕だし弁当など和食の店を展開されている社長である。自身を産まれながらに商人のエリートだったと語り始められた時には、どういうことかなと思ったが、話を聞くうちに、それは「使命感」のことだと理解した。

 「パラダイムシフト」ということばが聴かれて久しいが、これは「価値観」が変化していくことを意味しているが、今時代の流れを見ていくと、それは人間本来の在り方に戻っていく流れだと語られる。常に自分への問いかけを、お客様にとって、従業員にとって、社会にとって、人間にとってどうなのかと言ったように行っていくと、自分に足らないモノが見えてくる。古きことわざに「三方良し」という言葉があるが今は、企業ならば「従業員」を加えて「四方良し」だろうと仰る。全て、自分の人生観、価値観、社会観はこのバランスの上に立ち、判断してきたが、これは言わば人の道、即ち倫理の道であると結論付けられた。大変、含蓄のある数々のお話を頂き、元気が出ました。有難うございました。

 




2009年8月5日水曜日

打つ手は無限。常に商機(勝機)あり!




富士山への登山口は沢山ある。どこからでも頂上は目指せる!

 今日の講師は2005年から4年間、倫理法人会の普及活動をやってこられた二階氏のお話であった。倫理のフレーズを幾つも引き出しながら、人間として当たり前の行動こそが倫理の道を実践することだと言う。倫理は新興宗教か?という問題に対して、宗教は人と神(仏)のかかわりであるが倫理は人と人がどうやって付き合っていくかという問題であり、従って、倫理は宗教とは違うと説く。無機質な物でも物は生きている。なぜなら「使命」(役割)という「イノチ」がある。従って、粗末にしたり使い方を間違えたりすることがあってはならない。命は一番大事なモノであり、何事にも代えられない。今更ながら言葉の持つ意味の深さを感じる。モノが溢れ、何でも手に入る世の中になり、拝金主義が横行し、自分勝手が大手を振ってまかり通る。こんな時代を身近に感じるとき、倫理の普及は急務だと改めて感じた朝だった。

 帰宅して、1名新規会員を開拓したのはこの話がキッカケとなった。



☆次回  8月12日(水)午前6時~7時

       ホテル・サンライフガーデン 4階

       講師 ㈱浜田屋 代表取締役 岩澤 裕

       テーマ「60歳を迎えての転換期」