講演の前段で新規入会社のご紹介と会員バッジ、倫理法人会憲章が手渡されました。56社目の会員
が新たに誕生し、目標の70社まで、ゴールに向けて歩みを速めています。
さて、今日の講師は県の会長を務められる二階 正(まさし)さん。自分の倫理実践の経験の中から
夫婦対鏡というテーマを選びご講話いただきました。
倫理法人会へ入会すると三つの特典がありますと切り出された。先ず、
1.職場の教養が30冊(毎月)
これを使って職場の朝礼を行おうと試みたが社員の抵抗にあって5年間やれなかったが、結論は
社長たるものがやる気になれば出来る。できなかったのは意志が弱かった。
2.モーニングセミナーに出席できる
人間は純に生まれてくるが育つにしたがって垢が付いて「純情(すなお)」が隠れてしまう。その
垢をそぎ落とすことが出来るのがMSである。会員が切磋琢磨できる環境がある。
3.倫理指導
苦境、不振の原因を探すのを一緒にやってくれる。そして一番大切なものを思い出させてくれる。
その大切なものは「家庭、夫婦仲」である。
5,6年ほど前までは一番の相談事は「後継者問題」、今は「資金繰り、資金調達」であるが、
その隠れた要因は家庭問題である。問題を抱える経営者に共通の問題が家庭問題である。
日常生活において家庭の問題と云うものが仕事の面にまでマイナスの重圧となって掛かってくるということを気づかないでいるが、実はこのことは大変大きなウエイトを占める問題であるということを悟った沢山の倫理の盟友が語っている現実を見れば、先ずそのことの重要さをお分かり頂けるのではないでしょうかと結ばれた。
自社の社員がご主人の定年退職後の青写真に不安を抱き、其の時には離婚も辞さずとの思いで入社された女子社員さんが、職場の教養を使った朝礼を繰り返すうちに、何が本当のわがままかに気付き、ご主人の田舎に帰って農業をという夢について行くという決断に至ったという挿話は、倫理の実践まさにここにありと感銘を受けました。 ありがとうございました。
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