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2011年4月21日木曜日

倫理実践の要諦  法人局スーパーバイザー 大園義友 氏

今日のMSは昨夜の倫理経営講演に引き続き、大園義友法人局スーパーバイザーによる倫理実践の要諦というテーマで行われました。昨夜のもう一人の講演者である福岡県筑後倫理法人会の会長武久和生氏も同席されて、いつにない熱のこもったMSとなりました。出席者数は21名。
 冒頭、昨夜の講演会の稼動数が100のところ74名しか行かなかったことに対し100の努力が足らなかった、74の努力しかしなかったと叱責を受けたが、そのとおりだろう。
 世の中何が起ころうともそれは自分の心次第であって、それを自分の問題として素直に取り入れる、いわば悟りの境地にも似た倫理実践者の在り方を説かれた。
 主題の倫理実践の要諦のキーワードは:

 1.即行  
   常に平常心を保ち、気が付いたらすぐやる、すぐやめる。これを一ヶ月間徹底する。そうすると余計なことに気が付かなくなり、人のアラや欠点が目に付かなくなる。一つをすぐに片付ければ、次の新しいことが出来る。この循環が大切。

 2.純粋(すなお)
   そのまま澄んだこころで無心に行うこと。心の連鎖をつないでいくことによって、本来の目的に到達できる倫(みち)になる。即行と表裏をなす言葉である。

 3.直行  
   わき見をせず、寄り道をせず、後を振り返らず目的を断行する。いたずらに本音を隠す必要は無い、本丸へ直行する。

 4.結果を考えない
   結果は天のみが知る。人生の歴史、企業の歴史は失敗の連続である。王道(天上の意思〔絶対無二の〕)を行け、くよくよするな。

ということであった。このモーニングセミナーは皆さんが「自分の行いをリセットする場所」ですよと結ばれたが、このモーニングセミナーの価値観をズバリ指摘されたような気がした。この部屋を出るとき、自分をゼロに戻し、外へ出たら1からは始めましょう。人間として企業人として原点へ還ることです。
 

2011年4月11日月曜日

日本を変える超元気力 パート3 講師 高村龍蔵 氏


 三ヶ月続いた高村講師の「日本を変える超元気力」講座は今回が最終回となった。第一回は「言霊力」ということで「ありがとう」を繰り返すことによって起きる不思議な連鎖を、第二回目は「共感力」ということで人の話を良く聴くことによる効果を、そして今回最終回は「巻き込み力」ということで経営者であれば右腕、左腕を作ることによって企業力の基盤が固まるという話をいただきました。
 「日本を変える超元気力」の「日本を」を「自分を」に置き換えてみると、それは自分自身を変えることを意味し、「ありがとう」の効果は自分自身を喜ばせることに通じ、それは自分自身を元気付け、勇気付けること。それは今までの自分と違った「自分づくり」をすることである。
 社長は企業の責任者であり、その立場は重い。従って、社長が発するメッセージは極めて重い。それ故に発するメッセージの重要度を認識する必要がある。話し手と聞き手という問題においては話し手の良し悪し、巧拙の問題ではなく聞き手の姿勢である。即ち、どれだけその人の身になって聞いてくれるかによって見えなかったもの聞こえてこなかった本当の話も聴けるかも知れない。それが経営者の従業員に対する姿勢であり、そこから結束が生まれる。これは倫理で言う「素直」の実践である。
 会社の中に少なくとも側近といわれる社長とビジョンを共有できる人が居れば、線が面になる。そうすれば組織への伝播は磐石になる。とこういうお話だったように思います。三回にわたって聞いた会員が14名おられたということで、氏のお話への興味を物語る証明となった。ご苦労様でした。有り難うございました。

2011年4月4日月曜日

寒川神社清掃奉仕 


 今日は第五水曜日ということで、清掃デーに決められている。そこで、前回はMSの会場であるホテルサンライフガーデンの周辺を掃除したが、今回は寒川町の相模一之宮寒川神社の境内となった。何度もやっているので、手際が良い。比較的落ち葉等で汚れていた地面も45分ほどで見違えるようにきれいになった。本殿に近い部分は神官が掃除をされているが、参道や休憩所、駐車場までは行き届いていない。もともと信心の厚い人達が来るので、びっくりさせられるようなゴミは落ちていない。
 今朝は、気温も緩みぐーっと楽になった。境内の日当たりの良い場所にある桜にはほころびかけた花がいくつか見られる。ここ二週間ほどが花見の絶好の季節であろう。
 統一地方選が告示されたので、選挙モードに入ったようだ。何人かの会員さんはお手伝いで忙しそうだった。本番はこれからではあるが。

2011年3月30日水曜日

道を拓く  倫理研究所首都圏方面長 伏木 久登 氏


川津桜が咲き、花の蜜をついばむメジロが姿を見せ、本格的な春の到来はもうそこまで来ている。今朝のMSの講師は首都圏方面長の伏木久登氏においでいただいた。テーマは「道を拓く」ということで、こころの持ち方が道を拓く源であるというお話をいただきました。前段でなぜ今、道を拓くという行動が必要なのかと言うお話を頂いたが、これは倫理に参加されている会員ならば、誰しもわかっていることではあるが、それをどう打破していくか、身近な例として今日のMSで会員スピーチをされた川野幹事を例に、判りやすく話していただいた。人として、更には経営者としてとるべき対処は消極的な対処法では何も生まれない、むしろジリ貧への道をたどる。止まることは敗北を意味し、前進のみが問題を解決して成長していく道であり、企業人ならばこのスタンスが必要であると。従って、頭で考えるよりも「行動」することにより自分がそして周りが変わるという循環になる。繁栄や成功も永続的でなくては本物でない、人に即ち、世の中に認められてこその話であり、その為には小我を捨て、大我を尽くすことである。この大我とは人も企業も同じであるが、自己の個性を出来るだけ伸ばして、世の為、人の為に使うことである。自分の損得と言うバランスから言うと得にはならないが、周りに役立つと思えばそれをやり続けることが大我に生きることである、その意味で「こころ」こそが道を拓く全ての源であるというお話であった。正しい動機、正しい思想、それは人にそして世の中に役に立つかどうかが物差となる。

2011年3月9日水曜日

先達の願い


今日のMSの講師は菊地英昭さん。寒川神社となりにある曹洞宗の禅寺興全寺の住職である。住職の傍ら、東京理科大学の非常勤講師も務められ、ご専門は教育法規と言うことなのだが、その中でもアメリカの教育事情がご専門とのこと。少し、米国の流れも説明され、今や学校も選択の時代に入り、子供と親が自分のやりたいことをはっきりさせてその目的に沿った学校選びの時代になっているとのことだ。日本でも中教審で教育バウチャー制度の導入が提案され、学区の撤廃等を行い、公立学校にも競争原理、市場原理を持ち込む動きがあるとか。世界各国の教育制度や教育事情を見てみると、一長一短はあるが、そのなかでもフィンランドの教育レベルは世界のトップにランクされるが、一部のエリートを作る教育ではなく子供全体の教育レベルが平均して高いということにあるそうだ。教育の特徴として語学を大切にしていることが挙げられるそうで、国語はスウエーデン語であるが、その他2ヶ国語、計三カ国語が必須だそうだ。国語教育の重要性が図られていることが、最大の特徴とのこと。日本では今年四月から小学校の5・6年生に英語教育が導入されるそうであるが、果たして、その受け皿が出来上がっているのかどうか?と述べられた。  菊地さんのもう一つの顔はさむかわの国際交流協会の会長を務められていることだ。米国のペンシルベニアにあるワシントン&ジェファーソン大学の学生と寒川との間で行われる交換留学制度の運営を行っておられる。子供たちは異文化に触れることで、逆に自国の文化に対する興味が呼び起こされるという。米国にはキリスト教徒で「アーニッシュ」という派があるそうで、15万人ほどの教徒は電気は使わず、移動するにも車は使わず、歩くか馬による移動を行うそうだ。要するに文明の利器は使わずに現代に生活しているそうだが、その社会で子供たちにその生活を体験させることで、子供たちが得られるものは限りなく価値を持つことが多いということだ。多分、我々が忘れて久しい「something never change」があるのだろう。  膨大な参考資料を頂き、それとお話も広範囲だったため、正確な把握ができているのかどうか不安であるが、間違っていたら訂正、そしてお許しをいただきたい。我々の世代の共通した思いは「子供たちが心身ともに健やかに成長し、この国を立派に守ってくれること」だ。菊地御住職の活動にエールを贈らせていただきたい。

2011年2月19日土曜日

チャレンジ精神が人生を変える


 世の中には異才といわれる類の人が居るものだ。特にここ湘南茅ヶ崎、寒川にはそんな異才が沢山おられるようだが、もしかしたら何処にも同じように異才といわれる人たちが居るのだろう。ただ、ほとんどの場合、知らない、知らされていないだけかも知れないと、ふと思う。
 今日は地元、寒川町が産んだ異才が講師である。工務店をやる傍ら、歌謡曲の作詞家をされている才人が講師である。名前は山上はるおさん。れっきとした現役の工務店社長である。この工務店の社長と言うのが、以外に才能の宝庫である。中にはスキーのインストラクターを務めたり、民謡も玄人はだしと言われる人もおられるのだ。
 今日の講義のテーマはチャレンジ精神、そのこころが未来を拓くということで、山上講師はご自身の人生を、数多くのエピソードを話しながら語られた。印象的だったのは不動産仲介に関する儲けの話だ。ダメもとで仕掛けた話が、思わぬ展開を見せて、一夜で何千万円の仲介料を得た話などは、人生の機微を暗示している。すべからく諦めは禁物、続けることで自然と運が向いてくる。株の言葉でいえば「天井三日、底三年」なのだと。
 大いに元気付けられると同時に、齢を重ねるごとに弱体化してくる「諦めない気持ち」と言うものの維持管理の大切さを思い起こさせるお話でした。自省も含め・・・。

2011年2月3日木曜日

日本を変える超元気力


 それは「言霊力」であるとという前置きから始まったモーニングセミナー。今日の講師は有限会社ファニーフェースの代表取締役の高村龍蔵さん。筆者の記憶する限り、二度目の来場である。この題目で100箇所で講演をする計画であるという。そして一人でも自分が話すことを判ってもらえれば、そしてそれを人に伝えてくれれば、間違いなく日本を変える大きな力を発揮することになるだろうとう信念でやっていると語られた。
 先ず、朝起きたときに鏡を見て笑顔を作り自分に「ありがとう」ということを浴びせかけなさい。「ありがとう」で変わる効果は計り知れないものがあり、是非実行すべきであると続け、それを自分の職場で徹底して行えば、必ず何かが変わっていく。お義理で言うのではなく、こころを込めて発することで、それが波動となって人のハートを打つ。日本を変えるということはあなた自身を変えること。すぐには効果は出ないかもしれないが、やり続けるしかない。
 当会の印象も前回と比較して、厳しい指摘を頂いた。全員で力を合わせるというカタチが出来ていない。例えば、朝のMSの準備も役員が全員出席してやっているわけではなく、大森会長と川野役員が二人でやっておられたが、これなぞは根本的に対応を変えないといけないとご指導をいただいた。
 来月、再来月と計三回にわたって、講話を頂くことになっている。楽しみにお迎えしたい。