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2011年3月30日水曜日

道を拓く  倫理研究所首都圏方面長 伏木 久登 氏


川津桜が咲き、花の蜜をついばむメジロが姿を見せ、本格的な春の到来はもうそこまで来ている。今朝のMSの講師は首都圏方面長の伏木久登氏においでいただいた。テーマは「道を拓く」ということで、こころの持ち方が道を拓く源であるというお話をいただきました。前段でなぜ今、道を拓くという行動が必要なのかと言うお話を頂いたが、これは倫理に参加されている会員ならば、誰しもわかっていることではあるが、それをどう打破していくか、身近な例として今日のMSで会員スピーチをされた川野幹事を例に、判りやすく話していただいた。人として、更には経営者としてとるべき対処は消極的な対処法では何も生まれない、むしろジリ貧への道をたどる。止まることは敗北を意味し、前進のみが問題を解決して成長していく道であり、企業人ならばこのスタンスが必要であると。従って、頭で考えるよりも「行動」することにより自分がそして周りが変わるという循環になる。繁栄や成功も永続的でなくては本物でない、人に即ち、世の中に認められてこその話であり、その為には小我を捨て、大我を尽くすことである。この大我とは人も企業も同じであるが、自己の個性を出来るだけ伸ばして、世の為、人の為に使うことである。自分の損得と言うバランスから言うと得にはならないが、周りに役立つと思えばそれをやり続けることが大我に生きることである、その意味で「こころ」こそが道を拓く全ての源であるというお話であった。正しい動機、正しい思想、それは人にそして世の中に役に立つかどうかが物差となる。

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