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2012年5月10日木曜日

試される人生これがよい   講師 遠藤 就子 氏


昨夜の倫理経営講演会に引き続き、栃木県那須塩原の有限会社日東タイヤ専務で倫理研究所の法人スーパーバイザーを務められる遠藤就子さんを招いてのモーニングセミナーが行われました。会場は昨夜遅くまで勉強会が在ったにもかかわらず27社の参加があり、早くもその成果が表われたと云っても良いモーニングセミナーとなった。

冒頭、恒例の会長挨拶は昨夜のお礼と今朝、入会申請を済まされた二名の新会員(田中さんと西原さん)が壇上で紹介された。昨夜の講演を聞いて決心された由、このように会の平均年齢より若干若く、新鮮なパワーが茅ヶ崎に投入されることにより、悲願の会員70名へ大きく歯車が回りだした。







続いて、会員スピーチと云うことで、葉山クリエイトの関 健太氏が登壇し、倫理に入会した経緯や家業を継ぐために帝王学を学んでおられるが、新聞配達業と云う一般社会の仕事とは全く異なる環境における気力、体力の維持の仕方を勉強しながら、今日に至っているが、スタート時点での自己葛藤を振り返って、自分は今、勝負の時に差し掛かっている。担当エリアの講読者数を如何に増やせるか、店の継承者たる資格を得るためにはその実践がテーマであると。

夜中から朝にかけての仕事で体力気力を使い果たした後、モーニングセミナーに出ることはかなり厳しいが、倫理は有意義な勉強の場と思うので、仕事を段取りよく早く済ませて、出来る限り出席するように心がけたいと決意を語られ、先輩諸氏から励ましと歓迎の拍手を受けられた。





「大村義之氏の講話」

倫理を学ぶようになってから色んなことに「気づき」が多くなりました。例えば、先日こんなことがありましたと、話し始められました。

長野県の山間の湖の見える蕎麦屋でそばを食べようとして、蕎麦屋を見つけて入ったまでは良かったが、何を食べたか、美味しかったか、どんな味がしたかも全く記憶がない経験をされたそうだ。それはお客の期待値と全く異なった商売センスに出くわしたからで、お客は二度と行くまい、だれにも勧めないという最悪の決定を下し、その店の運命は早晩、廃業か倒産かだろうと仰る。商売とはお客様に満足を提供することで、お客様の期待値それ以上の満足を提供するところに感動があり、リピートにつながっていくものである。自らチャンスを潰し、機会を失っていく様は正に他山の石であると述べられた。

自社を振り返ってみれば、どんなことでも喜んで受けるということにしている。お客様がまた行きたい店、あそこならこんな難しい話でも何とかしてくれるという信頼を勝ち得ることによって不景気下でも前年比プラスの売上実績を上げさせていただいている。お客様の困ったこと、問題、課題を自分の事として捉え、努力を傾けることによって、問題解決の糸口が不意に見つかることがままある。小さな気付き、小さな実践の積み重ねは大きな喜びに繋がっていく。倫理を一生懸命実践すると必ず、いいことが生まれてくる。その経験を以て他人に倫理の勉強を勧めていただきたいという内容のお話しでした。

「遠藤 就子氏の講話」

冒頭、「皆さん拍手一つでこの会場の雰囲気ががらりと変わるのですよ」の一声で始まったお話し、早速拍手のやり方.。元気な朝礼をするかしないかで会社が全く違って来ることは自分自身の体験の中で確認している。MSで覚えた「元気な朝礼」を是非、会社に持って帰ってくださいと檄が飛んだ。

次に倫理の実践への取り組みの在り方。道にゴミが落ちているのを見て「仕事が落ちている」と思うのが倫理を勉強している私たちの感性。小さなことの積み重ねこそ大を掴むきっかけにもつながることは大村さんの話を例に出すまでもない。それは倫理を実践している我々会友の中に一般常識として根付いている。会費の10,000円が安いか高いかは当人の活かし方次第。

易不易とは「基本どおりやるということ」人生の基本、事業活動の基本、稽古ごとの基本、これを徹底してやり続けることにより、自然と成果は向うからやってくる。私たちがやっていることは大自然の摂理に準じて行動しているのであり理にかなった倫理(みち)である。そして迷ったら「原点」に帰ること。原点に帰れば、何をすべきかと云うことがはっきり判る。そして自分自身が揺るがない自信が生まれ、生き方の「芯・信」が出来る。

27名の聴講者を集めて行われた今日のMS。




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