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2012年2月16日木曜日

事業継承と報恩感謝―2代目経営者の実践ー 松尾 隆徳 氏


ここの所の寒さとは違い、随分と暖かい朝を迎えた。急に春めいた日も明日からは逆もどりと云うことだ。毎年この前後には大雪に見舞われることが多い記憶がある。

と、前置きはこの程度にして、今日の講師は名古屋からおいで頂いた法人スーパーバイザー松尾隆徳氏、東洋電機株式会社の代表取締役会長を務められるほか春日井市商工会議所会頭他多くの公職のトップを務められ、地域の発展に尽力されている。筆者と同郷で同世代の講師と云うことで、興味深く拝聴させていただきました。

 二代目経営者と云うものは時代背景がどうであれ、負かプラスは別としてもうそこにある程度のものはあるので、まことにありがたいものだ。何でも初めからと云うのとは大きな差(敢えてアドバンテージと云う)があるもので、受けた人間がその差にいつ本当に気が付くかという話であった。

 理路整然としたレジメを用意されていたので、仰りたいことが非常によく把握できたが、戦後をゼロから生き抜いて一家を成した親(親父・お袋)の背中を見て育った我々世代は幸せだったと改めて感謝をする機会を与えていただいた。正に自分の生き方は「親父の背中にあった」。気が付けばそれが「倫理」ということだったと話されたが、正に当為を得たりの心境である。

 お父上の言葉として述べられた「徳を積め、善を成せ」の言葉。経営も人生も心の問題が一番大切で、それを正に実践されていたのが、お父上であり、親父の背中は倫理の実践そのものであった。そんな凄さがあの世代を生き抜いた我々の親にはあったと・・・・。

 盛りだくさんの話を頂きましたが、簡潔にまとめさせていただきました。書き残したことはモーニングセミナーへ出席した者だけが得られた特権として大切に扱わさせていただきます。
ありがとうございました。 今年は名古屋も寒く、雪が多いようです。雪を頂いた伊吹山の姿を懐かしく思い浮べています。

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