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2011年7月13日水曜日

大震災を受けて、いま私たちに求められていること  茅ヶ崎市市長 服部 信明 氏


 三期目を迎えた今、海に面した茅ヶ崎市にとっても東日本大震災で起きている事象は他人事ではなく、改めて災害に対する地域行政の総点検を行っておられるということで、市の災害対応に一人でも多くの市民が関心を持ってもらいたいということで、今回の機会となったようである。
 冒頭、今回の災害で被害を蒙った地域の被災者の皆さんにお見舞いと、激励の言葉で始まりましたが、服部市長の政治家へのキャリアルーツを塾経営を体験して、学校教育の在り方への疑問にあったとお聞きしたが、別の機会にそのその課題の進捗状況もお聞きしたいと思った。
 人の命、そして将来を背負う子供たちの健全な心身の成長への関心はこの国を思う人間すべての関心事でなくてはならないが、3月11日を境に、そのことへの関心が一際高くなってきたということは喜ぶべきことではあるが、これが政治家をリーダーとして考えにくい現況を憂える人は多い。ならば、・・・・ということなのだろう。
 3月11日の地震発生の直後から地域行政のリーダーとして実際に指揮をとり、何がどう動いたか動かなかったかを経験し、その実態の上で、地域行政の災害に対する緊急対策を練り上げておられるということで、この報告は年内にも行える準備を整えつつあるとのことで、其の機会にはぜひ、多くの市民の方々の参画を呼び掛けていきたいということである。神奈川県や国という上部組織もあるが、いざということは自らが頼りであり、自分の命を自らで守り、自分のことで人に迷惑を掛けない。むしろ隣近所と助け合う互助の関係を日頃から作り上げていくこと、そして正しい情報の伝達と入手、正しい行動への意識、
自分さえよければではなく、人を思いやるこころを持つという、人間が本来持っている素晴らしい能力を
呼び起こし、それをスタンバイさせていく社会の実現こそがこの貴重な体験から国民が得た気づきではないでしょうかと結ばれた。
 筆者は茅ヶ崎市民ではないが、一人の国民として、ぜひこのような考え方が世の中の価値観となっていくように自分自身も努力をしてまいりたいと思っております。茅ヶ崎頑張れ!

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