go to home page

2010年8月13日金曜日

倫理経営と稲盛流経営哲学の共通点

先般、ゲストで平塚市のモーニングセミナーを拝聴する機会があり、その時の講師が高比良聡さんでした。工学部を出た異色のコンサルタントで、自分の略歴を話されたが、自分の中で一貫して流れるキーワードは「改善」という言葉だと仰ったのを覚えている。そして自分の力も他人の力も今という時点で測るなとも。人間は常に「伸びしろ」があり、今できなくとも数時間の後に、数週間、数日後に出来るというものだ。だから、兎に角受けて、それから考えろとも。
 氏は京セラの関連会社のコンサルタント会社に在籍され、稲盛イズムを勉強されたので、それと倫理の融合がテーマとなっている。

人生・仕事の成果=①考え方x②熱意x③能力という公式があるが
先ず大事なのは①考え方で、この順序が大切なのだと。 

組織はいずれにしてもその組織を支配する価値観によって制御されており、その意味でカリスマ経営者の存在は組織を躍動させる大きな要素になる。我々中小、弱小企業においてこのことは一層強く必要とされる部分である。倫理や他社の成功例を勉強してもそれを自社の経営理念と融合させて、自分の言葉で社員に語りかけられる経営者でありうるかどうか。その辺りが、今一歩、我々には必要なのではないかと、感じたモーニングセミナーでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿