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2014年10月9日木曜日

その時    講師 下里自動車株式会社 代表取締役 下里 宏規 氏


 今朝の茅ヶ崎市倫理法人会は久しぶりに活気に満ちたモーニングセミナーとなりました。冒頭に、先週のMSに参加され、朝食会で入会の意思表示をされたサン建設(株)の照井栄喜氏の入会式が行われました。茅ヶ崎としては、お恥ずかしい話であるが久々の入会式です。

会員証を授与


 照井社長は元々が宮城県出身の
ご家庭であり、照井という名前は
その辺りに多い名前と云う









会長の倫理憲章の朗読


この方を拝見していると「倫理へ
入るべくして入られた方」だなと
その考え方、日頃のお仕事の様子等を
お聴きすると思う次第です。

バッジを胸に付けていただきました
  
倫理法人会のバッジを今日から胸に
付けて頂くことになりました。


 大工さんが建前の時に「祝い唄」を謳う風習があるが、この習慣が時と共に薄らいできたことに危惧を感じる。施主さんにとって一生一大の大勝負にかかわらせて頂ける大工として、その感謝の気持ちと、お祝いの気持ちを歌に込めて表したいという事で、ご自慢ののどで今も祝い唄をうたっておられるとのこと。今朝は、入会の挨拶に沿えてご自慢ののどを披露して頂きました。


 さて、本題の下里講師のお話に戻ります。先祖はそもそも三浦半島の出で、茅ヶ崎へ出てきて車の修理工場を始めたことに車との縁が生じたとのこと。その会社へ勤め人だった父親が独立して、寒川の現在の地に会社を興したのは小学校入学の頃だったとのこと。姉と二人兄弟で、どちらかというと控えめでシャイな性格だったとのこと。「同じ苦労を二度するな」という父親の言葉が今も記憶に残っているが、全力を尽くしてチャレンジしないと同じことを二度もやらなくてはならないから、しっかりやって一度で成功しろという意味でしたと語られました。


「おかあさん」と題された文集を見せ、
その中にある当時自分の母親を表現
した一節を披露された。









 ボーイスカウトの先輩にあこがれて入隊したボーイスカウトは35歳まで続けました。そのこころは今も自分の中に残っていますと、自分の心根を披露された。ミュンヘンオリンピックで優勝した男子バレーに感化されて中学でバレー部へ、しかし部員がおらずバスケット部へ。2対102
で負けた部も三年時には優勝を狙えるまでのチムに成長したが、慢心からダークホースに足をすくわれあえなく敗退。油断があった。「ライオンはネズミを獲る時でも全力で立ち向かう」という当時の監督の言葉が記憶に残っているとか。バスケットの有力選手で特待生で高校へ。大学もバスケで入学したが、さすがに全国レベルでは歯が立たず、レギュラーを取れずに挫折。本来の大学生の勉強の世界に転換。専門課程は東海大学の動力機械部というところだったが、意に反して、研修は橋梁会社。卒業発表は30分間のプレゼンテーション。資料を見ずに暗記でこれをやってのけた思い出が鮮烈に残っている。
 
 この辺りで、持ち時間が一杯になり、最後は奥様との出会いをお話になった。外国から帰国するその当時は彼女とよべるような間柄ではなかった娘を8時間も前から空港に行って待っていたということはよほど心に期するものがあったのだろう。見事、けっこにまで進展し、今の奥様になられた方がその娘だったとのこと。真に人間味あふれる講師ならではのお話でした。

にぎやかな朝食会になりました。
やはりこの方は茅ヶ崎市倫理法人会の宝ですね。大事にしないといけませんね。

横浜市の会員河野さんも応援に来て
くれました。













   前茅ヶ崎市商工会議所の会頭田中賢三
   氏もお父さんの時代からのお付き合いと
   いう事で、朝食会にも参加された。









サンライフガーデンのロビーはハロウインの
装飾が鮮やかです。そんな前で、応援団
御三方の写真を撮ってみました。
左から河野伸子さん、根岸徹さん、和田文雄さん


1 件のコメント:

  1. 太田さん、今週も楽しくブログ拝見しました。
    下里さんの何時も明るくお優しい所は、ご両親の愛情たっぷりに育ったという事が講話から良く解りましたし、バスケットやボーイスカウトで鍛えられ、奥様のハートを射止められたお話は楽しく伺えました。
    新会員の照井さんの唄は、素晴らしかったですね。
    太田さん、次回も楽しみにしてます。
    横浜市 河野伸子

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