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2014年2月5日水曜日

地域一番店づくりに必要なもの   逗子葉山倫理法人会会長 渡辺 順寛 氏


昨年12月1日にオープンした茅ヶ崎市南口駅前の新店「IL NONNO


 今日の講師は逗子葉山倫理法人会の現会長で、ヨコハマクラッセ株式会社社長の渡辺順寛(ノブヒロ)氏である。大学時代のアルバイトが縁で、飲食店業界に就職し、弱小企業を20年後に東証一部上場企業にまで育てたやり手経営者である。50歳を機に、自分の生き方を考えるために退社、ヨコハマクラッセ株式会社と云うイタリアンのお店を現在三店舗展開中である。

 鳥取の倉吉市生まれということで、高校生で父親を亡くし、上京し田舎に残した実母の存在が心の中に大きく占めるのは当然のことであろう。先頭に立ってジャスダック上場、東証二部、東証一部と、目標に向かってM&Aを繰り返し、企業発展にまい進してきたが、その裏では営業から経営に立ち位置を見事転換し、企業経営のノウハウを身に着けて行かれた様を、数々のエピソードと共に披露された。ワンカルチャーでない企業を統率することは圧倒的なリーダーシップ・統率力が必要とされるが、そこに戦国時代の武将の姿を観ました。
 
 今の想いは「自分の会社は何の役に立っているのだろうか」というテーマの追求の様だ。長い戦いの場を生き抜き、ある境地に達したとき、必然的に倫理という考え方が入って来たようだ。っ今朝は修羅場を経験した人でないと滲み出てこない「凄み」を感じた40分間でした。

 Ethical Business(倫理的ビジネス)という言葉が日本人固有のビジネススタイルを表現するのにあるそうである。ちなみにIL NONNO は「おじいちゃん」の意味だそうです。
 

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