go to home page

2012年4月4日水曜日

小さなことから実践する -仕事と家族と倫理とー  上野 博之 氏


今日の講師は県の第一地区長で横須賀市倫理法人会の前会長で現在の相談役上野博之氏である。県関連の会議等に出るとお目に掛かる機会の多い方で、それだけ現役で普及活動を熱心にやっておられる証拠でもあるのだが、47歳でダスキンの関連のFCを統率するアシスト・クルー株式会社
の代表取締役である。

横須賀生まれの横須賀育ちと云うことで、2000年から横須賀市倫理法人会に関わっておられる。その前はサラリーマン生活を送っておられたが、独立してからのこの10年が公私とも一番充実した10年間であったという。正に倫理と共に歩んだ人生、その実践、体験の中から今感じておられること。それが今日のテーマである。

我々が理解しやすいように別紙でレジメを用意してこられたが、40分程度ではお話を全部お聞きすることは出来ず、お話になる方は苦労されるだろうと思う。その意味で、このような資料は我々の理解を促進するものであり、有難い。アシスト・クルーと云う会社の歴史は古く1902年、ランドリーがルーツの企業、このあたりの下りはこのMSで同社会長の長嶋徹氏がお話になったことがある。余談であるがこのブログの中で一番読まれてるのが長嶋徹氏の「波乗り人生」である。その理由はよくわからないがダスキンのフランチャイズチェーンの関連で働く人たちがご覧になっているのかも知れない。

現在の社名は平成元年に長嶋ランドリーから改称されたものだそうだが、命名は社員さんだという。ASSIST(助け合う)CREW(仲間)ということで、企業理念、社風を良く現した命名として採用された方には金一封がでたそうだ。

社内では積極適に独立支援をされる制度も完備しているがこれは長嶋現相談役の発案で始まった制度とうことで、社員のモチベーション、社員の成長を第一位に置く同社のポリシーを代表するものだ。




法政大学教授の坂本光司さんのベストセラー
「日本で一番大切にしたい会社」を引き合いに出して会社として最も大切な財産は人材即ち社員ですといわれた。
1番・・・・社員
2番・・・・取引業者
3番・・・・お客様
4番・・・・地域の住民の皆さん
5番・・・・株主
この序列が本当の優先順位である。

MSのいいところは会社の幹部社員を一緒に連れてこれること。価値観の共有と云う観点から大いに利用すべきである。朝礼の大切さ、朝起きの必要性は述べるまでもない当たり前の
行動である。

倫理と家族と云うくだりではひのえうまの奥様との確執が多々あり、苦労された話を笑いながら淡々とお話になったが、社長になる前の一番大切な時期にそれが度々起きたそうだが、大変だったろうなとわが身に置き換えてお聞きしておりました。今は大変うまく乗り越えられたようで、何よりだ。家庭円満が仕事の成果につながるとも云われたが、同感である。筆者はいまだに乗り越えられないが。

当たり前になると「実践」から「習慣」になる。

上掲の写真は茅ヶ崎市倫理法人会の名物です。(大森会長の笑顔、相模川端の並木、
大門三郎さん、馬入橋)



0 件のコメント:

コメントを投稿