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2012年3月22日木曜日

倫理は宝の山 -17の道しるべ-

今朝のモーニングセミナー恒例の大森会長の時節を取り上げたショートスピーチの後、48番めの会員としてメンバーになられた福祉法人賛助の会の古知屋光洋さんによる「会員スピーチ」が行われました。一般的に区別がつかない老人ホームの違い簡単に説明していた。それによると;

 ・有料老人ホーム(企業等の経営、一時金等 高額費用)
 ・特別養護老人ホーム(行政等支援、介護保険で対処)
               月6,7万の費用
 ・養護老人ホーム(経済的な弱者対象、行政等)

に分けられるそうであるが、未だにその差が定かではない。筆者自身が未だその必要がないと思っているからであろう。

 古知屋さんのやっておられるのは「特養」と云われる種類の施設で、社会福祉法人が運営するタイプ。県知事の認可の下、その目的は利潤ではなく福祉事業を行うという業態とのこと。短時間なので、そこに至った理由等はお聞きすることは出来なかったが、厚労省出の代議士の秘書経歴からその一端は伺うことができた。

 さて、本題は竜ヶ崎でペンキ屋さんを経営しながら法人スーパーイザーを務めておられる平野健二氏である。ご自身の倫理経営を実体験に基づいてお話しいただいた。倫理歴は18年ということである。

 日本は戦後の復興と隆盛によって世界に誇れる経済大国になったが、この十数年は大変な苦境に見舞われている。事例は我々国民が皆承知しているごとしであるが、今必要なのは倫理法人会だけが提唱している「日本創造」という活動である。倫理の有難いのは「万人幸福の栞」の中に、人の、企業経営の道しるべが記されていることである。日本国の再創生の為にはみんながここに書かれている17箇条を純真(すなお)にやってみること。今の居場所から一歩進んで前に足を踏み出すこと。そうすればその行動によって自分の世界にもう一つ違う世界が加わり、そこから幾多の情報が入ってくる。行動はいわばアンテナのようなものである。視野が広がれば今まで見えなかったことが見えてくる、幸せが見えてくる、そして自分の器も大きくなる。
 
 我々には経営者・役職・夫・父・子であるという一人が持っている全ての局面が同時進行で流れ、それに一つ、一つ丁寧に対処していかなければならないが、一般的に云って不得手なことである。
自分の中にはそれぞれの使命を上手にこなす人材が幾人もおり、それを発掘するのも自分の使命である。ストレスはそれをほって置くからストレスになる。整理し、切り換え、それを梃にして生きるようにしましょう。ストレスはストレスの居場所があるのだからそこへ追いやりましょうと。

  1.日本創生(をやりましょう)

     ・先ず愚直にやってみましょう、そうすればやがて応援者や賛同者が出てくる

  2.企業に倫理を(取り入れて下さい)

     ・職場の教養を元に朝礼を行い、自分発見、企業発見を行い、自分の「売り」会社の「売       り」を見つけましょう

  3.職場に心を(傾けていますか?)

     ・社員の良いところを発見し、それを褒めてやる。「ありがとう」「お蔭様で」と云う気持ちで
      社員に接するようにしましょう。そして自分と同じメンタルを持って行動する社員を1人
      造れば、その企業は間違いなく発展する

  4.家庭に愛を(育んでいますか?)

     ・家庭の愛和は企業繁栄の絶対条件である

 30分そこそこの時間の中で、実に歯切れよく、時にはウイットに富む話術で会場に笑いを誘いながら講和をして頂きました。少し、時間が短くなってしまったのが残念でした。有難うございました。

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