阪神大震災そして東関東大震災に接し、自分が今なすべきことは何だろうとセルフカウンセリングしたとき、それは現地へ行ってボランティアをやったり、寄付したり、物品を贈ったりすることではない。企業経営者であれば、自分の目の前の仕事の活性化に全力を傾け、儲け、納税を増やし、経済を活性化させることしかないと結論付けられたのが、今日の講師、早瀬 徹氏である。
ここのところ我々人間、もっと言えば日本人のあり方が問われている。日本人が伝統的に持っていた一番大切なものは何なのか、それを再発見する機会になったのも、どんなに科学が進歩しても自然という抗うことのできない力が存在するという事実。
講師、早瀬さんはご自分で苦労したと仰っているくらいだから相当に苦労を経験されてきたのだろうと思いながら聞かせていただいた。モチベーションアップをアチーブメントで勉強されている現役のバリバリなので、論旨も明快で、パワーポイントを使った資料も大変よくまとめられていた。一枚一枚のページに何時間割いても語りきれない話の内容がいっぱい詰まっていることを感じながら聞かせていただいた。倫理の勉強の中でいつも言われている「人を変えようと思うな、そう思う前に自分が変われ」という言葉が期せずして出てきたが、当日頂いた資料の中の「セルフカウンセリング」のページを下記に記しておきます。第一項の「私は何を・・・・」の「私」というところをいろいろと変えて考えていくと新しい世界が見えてくるような気がします。もの・こと・人・ビジネスの本質を再発見できると思います。
1.私は何を求めているのか?
→私にとって一番大切なものは何か?
→私が本当に求めているものは?
2.そのために今何をしているのか?
3.その行動は私の求めているものを手に入れるのに効果的か?
4.もっと良い方法を考え出し、実行してみよう
早瀬様、ありがとうございました。さわやかな後味の残ったいいお話でした。
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