go to home page

2010年5月19日水曜日

人は自分のことになると倫理の教えを忘れるものだ!?


 「過去は変えることができません。どんな心配事、悩みであっても忘れなさい。そして明朗、愛和、純情(すなお)に前向きに喜んで働きなさい。それが全てを解決します」と倫理の道を説かれた深澤参事。自身も茨城の土浦で通信機器の販売や施設工事の事業を展開されている。昭和60年に会社が倒産の危機に瀕した時が「倫理」との初めての出会いであったという。企業というものはトップがだめになったらダメになるという経験を自分自身がした。そして倫理を勉強し、倫理を中心とした会社の経営をやることにより窮地から脱することが出来た。倫理を全部の人が実践出来れば、それ以上のことはないのであるが、世の中それが出来ないようになっている。全部が成功したら「成功」はあり得ない。失敗する者が居るから成功する者が居るというのが世の摂理である。これは世の中の現象全てに相通じることである。従って、思惑と違うことが起きてもそれに執着することは必要ないわけで、すぐに切り替えて前向きに行動していくことが大切だ。そんな世界観というか人生観というモノが一番大切である。自分のミッションは何か、それが判った時、世界が変わって見えてくる。モノの見方、考え方の根本をご教授いただいた。
 人生のベテランらしく、洒脱なお話はモーニングセミナーという片苦しい場をなごませ、私たちの頬もいつになく緩みがちな45分間でした。有難うございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿