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2010年5月14日金曜日

「自然との共存」、それを実践すれば世界が幸せになる


 ここのところ水曜日が出張や主催行事でモーニングセミナーに出れないので、今日は金曜日、平塚市倫理法人会のモーニングセミナーに出かけた。勿論、今日のセミナーの講話の内容も講師も知る由はない。ところが、会場に行くと、何となくざわついている、受講者の数も多いようだ。その原因はどうやら今日の講師にあったことが、時間が経つにつれて判ってきた。講師席に妙齢の女性が座っておられた。存在感のある素晴らしい「品格」をお持ちの方である。
 その方は有機ハーブティーの専門店を経営されている有限会社ハーブマルシェの代表越智しのぶさん。有楽町のイトシアの地下にも二号店があるそうだが、茅ヶ崎を第一号店として起業された。今や有機ハーブを原料として化粧品会社や薬品会社、食品会社等へ供給するビジネスも増えて来たようで、順調に経営は推移しているとお話になった。ご自身は逗子市のご出身ということで、幼いころに自然と戯れて育ったことが、どうやら今に繋がっているようだと説明されたが、ここに至るまでの自分の歩んできた道を転機となる出来事を織り交ぜてお話になった。ANA勤務時代にハイジャック事件が起き、お世話になった機長さんが無念の殉職をされたこと、その時、鉄に閉ざされた中で自分の人生を続けていくことと自分の信条の中で、感じた違和感が退職へ導き、二転三転してフランスの有機ハーブ製品メーカーとの出会い、そして決断を促した山の頂上からみた虹、自分の周りで起きた出来ごとがすべて今の自分へと結びついているように思われ、運命的なモノを感じている語られた。自分のミッションは「自然との共存」であり、有機ハーブを食してもらう人が増えれば、それを生産する農家が潤い、それを栽培する土が潤い、環境が改善される。このことを実践することは何一つ悪いことがない。オーガニックが人間に良い、環境に良い、地球に良いという好循環が生まれる。その信念で、事業を進めていきたいと力強く語られた。
 午前中に大きな商談があるということで、朝食会に出ずにお帰りになったが、もう少し近いところでいろいろと話を聞きたい者にとっては心残りでした。しかし、刺激的なモーニングセミナーでした。有難うございました。茅ヶ崎でも是非、お呼びしてお話を聞きたいものと思っております。

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