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2013年8月14日水曜日

テレビ番組制作について     入江 和子 氏(元日本テレビプロデューサー)



 朝の遅い職業に就いていたので、朝が苦手ですが、海外ロケに行けば、朝が早いこともあり、今日は海外ロケに来たと思って頑張りますと言ってお話が始まりました。

日本テレビ一筋に制作畑、営業畑を歩かれて、退職され、今は皇室関連の担当を15年ほどやったので、文芸春秋等に皇室関連の記事を書いておられるという事で、今後は映像の世界でなく、皇室そして海外の王室関連の文筆の世界で、活躍される目論見をお持ちである。


「思いっきりテレビ」・「ごちそうさま」・「すっぴん女二人旅」等々の人気テレビ番組を担当され、その制作の世界の中で、自分が果たしてきたプロデユ―サーという職責は事業経営者のそれと同じで、文字通り「一喜一憂」の繰り返しであり、売り上げに相当する視聴率に自分の仕事の成果を図る過酷な世界であると。

その前のもう一つの関門は商品として出す前の企画力や仕掛、そして製作者として自分は何をやりたいかの明確な意思表示と社内説得力とのこと。時代を見る目、読む力が必要で、人脈、人的ネットワーク、情報力、感性の豊かさ等々が必須であるとも。

お客志向がここでも重要で、お客とは先ず第一に民放であればスポンサー、第二に視聴者ということになり、時代の共感、視聴者の共感を勝ち得なければならない。現在のスポンサーは総じてF1とカテゴリーされる20歳から34歳をターゲットにおいた番組制作を希望しているため、バラエティーやともすると低俗な番組に流れがちだが、これからますます顕在化していく高齢者社会に向けた番組作りも求められるという感慨もお持ちのようだ。



お盆の最中のMS、二十数社の
参加を得て、盛況でした。












 こういう場は不慣れですと、いいながら
45分間を時間通りに熟された。













 質問の時間も設けられて、馴染みの少ない
映像の世界に興味を持っておられる方が
多そうだ。











大森・永嶋両氏が並ぶ姿も、あと少し
の期間だけ。もうすぐ来季が始まる。

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