HOMO SAPIENS(人間)とは何か?と意表を突く投げかけで始まった当会相談役で地元茅ヶ崎の駅前南口に本店を置く濱田屋のオーナー岩澤裕さんの講話でした。
永年、腐心してこられた商店街というか街の活性化の活動をご自分で作られたPPのプレゼンテーションツールを使ってビジュアルに説明が展開されました。地元にお住いの方々には身近な話題であり、現象であり、変化(発展)であるので、理解されるに難しさはないだろうが、筆者には想像は出来ても、実際に目の当たりにしていない事だけに、記述するに足りる理解が伴っているかははなはだ疑問であるということを始めにお断りしておきます。
「歩いて暮らせる・歩いて楽しい商店街づくり」をテーマに1999年からライフワークとして続けられているという事なので、25年以上の歴史である。茅ヶ崎市の持つ有形無形の資産を活用することで、この活動にアクセントを付けようと、「海」「環境」「自転車」「商店街」をキーワードに商店会連合会エコシステム事業が立ち上がり、4つの大きなテーマが掲げられたとの事。
それは;
1.自転車サイズのまちづくり 75年前の自転車ハイキング
2.エコシティー茅ヶ崎マイバッグ推進会議
3.南湖みんなでやんべえよ
4.つくる展ーちがさきみなみぐちー
商店街の店を利用したイベントの展開、美術館の活用、子どもをテーマにした街づくり、アーチストの展示会、商店街の歴史展示会等々の盛り沢山な催し物が展開された。
動物園の檻に入れられた岩澤さん |
この10年間で生活スタイルがかわり、市民のこころも変化してきた。バブル時代の終焉を経験し、少しスローな、地に足を付けた市民活動が見直されて来て、茅ヶ崎の文化資産である自転車にスポットライトが当たり、2004年、2014年と自転車プランが出来あがり、自転車で行き来できる街というコンセプトが定着、環境問題にも取り組み、ゴミの分別は8品目になり、再資源化も推進された。エコの代表格、マイバッグ化運動もジャスコの調査によると70%となり、市民のエコ意識は高まって来た。「茅産茅消」活動も地元の資源を活用するというテーマに基づき活用が進むことにより、地域で人が企業が商店がつながるという嬉しい現象が生まれ始めた。
街に非日常的なイベントを展開することで人の心に元気が生まれ愛が生まれ新たな波動が生まれていく、まだこれから10年程はこの一連の活動の進展を見届けたいと。
人生そして企業活動の道しるべとして「万人幸福の栞」を活用していきたいと結ばれました。来季の専任幹事を会長経験者がされ、このような街づくりの経験を当会の運営の中にも持ち込んで頂ければ、停滞気味の当会を活性化して頂けるのではないかと。大いに期待しております。
太田さん、Blogいつも楽しみにしております。
返信削除いつも笑顔で御挨拶して下さる岩澤さん、どんな方かなあと思っておりました。
今回残念ながら伺えなかったのですが、Blog拝見して、良く内容が判りました。
次回の太田さんのBlogも楽しみです。
横浜市倫理法人会 河野伸子
河野さん、何時もありがとうございます。書き手として最大、無二の不満は自会員の書き込みが全くないという事に付きますね。無関心は崩壊に到達しますね。
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