今年最後のモーニングセミナーの日となりました。快晴の大みそかの朝です、普通の朝ですが、人の心の内が異なるのか、感じ方が違うようですね。
倫理歴38年と云う誰かの言葉を借りれば、「雲の上の人」と云う伊藤さんのお話は「人との出会いが自分の財産」ということで、お金と違って、これは一緒に持って逝けるからだと仰った。ご自分は倫理へ入会以来、毎日誰とであったかをノートに書いてこられたそうであるが、これが今日の自分の財産ですと。
御主人とのなれ初めは映画館で隣にたまたま座っていて、映画の後、喫茶店に誘われて初めて行った時が26歳。昔のこととはいえ、晩稲の方である。結婚に際し、伊藤家の全てに結婚を反対されたが、それは自分の兄が「身体障害者」だったからだそうだ。特に長姉の反対が一番強かった。もちろんご両親もそうであったが、義母には10年間手紙を書き続けたそうである。このご主人、国立大出で、頑固者の科学者との事、未だに面と向かって「お前と結婚してロクなことがなかった」と平然と言ってのけられる超我儘ものだそうだが、いまだ離婚に至らないのは我々が知らないいい面もお持ちの方であろう。この辺りをお聴きしながらにこにこする自分に気が付きましたが、まるで自分のことを言われているようで・・・。
ご自分の兄が身障者でありながら、自分は耳が聞こえないことに人から憐みや同情を貰うことが大嫌いな方で、両親が家業の美容院をその頃手伝いをしていた自分にすると決めた時、猛反発し、美容学校への入学を志願したが、校長先生に断られたが、土下座して懇願する兄の情熱にほだされて、涙を流しながら入学を許可したくだりは圧巻であった。このお兄さんの生き方は
本当に胆の据わった戦前の家庭環境、教育環境の中で育った人ならではのものがあり、この根性と云うか信念が、日本人の「魂」であると思いました。この実兄はヘレンケラー賞を受賞された方だそうです。
倫理指導で得たアドバイスを忠実に実行し、慢性の原因の判らない自律神経失調症から立ち直った下りや、兄の障害の原因に関して受けた指導は兄が先祖の犯した罪を体で贖罪していると云われた。實母との確執も、自分の一方的な思い込みであると悟った時、その呪縛から逃れることが出来た。
伊藤さんからは「何でもはいと一旦受け止める」という言葉の意味は、人が言っているのではないその先に大自然、大宇宙があり、それが他人を介して自分に語りかけているのだという理解をしたら如何でしょうかと教えてもらいました。嫌なことを云われて人に反応するより、先ず受け止めて、その意味を良く考えてみること、そして自分の利益になるように解釈することの重要さをおしえていただきました。感謝
家族、息子・娘家族と箱根でくつろぎ中を下山して MSへ。大森さんらしい対応だ |
山際さんご夫妻。3年ぶりのご来場だ |
倫理をもう一度トライしてみようと山際さん |
関さんの話しも良かったS。斎藤晴美さんに 啓発されたとすぐ行動に移した話をされました。 |
益々、存在感の出てきた照井さん |
皆様にホテルサンライフfガーデンの正月飾りを ご紹介します。 今年一年、ご愛読ありがとうございました。 |
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