冒頭、昨夜の講演会の稼動数が100のところ74名しか行かなかったことに対し100の努力が足らなかった、74の努力しかしなかったと叱責を受けたが、そのとおりだろう。
世の中何が起ころうともそれは自分の心次第であって、それを自分の問題として素直に取り入れる、いわば悟りの境地にも似た倫理実践者の在り方を説かれた。
主題の倫理実践の要諦のキーワードは:
1.即行
常に平常心を保ち、気が付いたらすぐやる、すぐやめる。これを一ヶ月間徹底する。そうすると余計なことに気が付かなくなり、人のアラや欠点が目に付かなくなる。一つをすぐに片付ければ、次の新しいことが出来る。この循環が大切。
2.純粋(すなお)
そのまま澄んだこころで無心に行うこと。心の連鎖をつないでいくことによって、本来の目的に到達できる倫(みち)になる。即行と表裏をなす言葉である。
3.直行
わき見をせず、寄り道をせず、後を振り返らず目的を断行する。いたずらに本音を隠す必要は無い、本丸へ直行する。
4.結果を考えない
結果は天のみが知る。人生の歴史、企業の歴史は失敗の連続である。王道(天上の意思〔絶対無二の〕)を行け、くよくよするな。
ということであった。このモーニングセミナーは皆さんが「自分の行いをリセットする場所」ですよと結ばれたが、このモーニングセミナーの価値観をズバリ指摘されたような気がした。この部屋を出るとき、自分をゼロに戻し、外へ出たら1からは始めましょう。人間として企業人として原点へ還ることです。
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