パラダイムの大変化の下で倫理を実践
今日の講師は倫理法人会法人局の遠藤さん。四日市の漬物屋の会長さんだ。漬物屋といっても自社製造が6割、外部仕入が4割程度というから商社機能を持ったメーカーさんだ。三重県四日市というと、多くの知人、貝新の伊藤会長、うなぎの川政の舘さん、お菓子屋さんの後藤さん、製粉業の吉村さん等々がいる。それはともあれ、ご自身は北海道の出身と言われ、現業にいたる経緯をお話になった。
倫理で勉強されたことを自社の経営に活かす。このことは倫理に参加する全ての経営者が心にもつ信念ではあるが、その実践の巧拙、強弱は否めない事実である。
お話の中で、低成長下で安定な経営と成長を遂げるには:
1.コスト意識の徹底・・・・例えば、残業の徹底排除、合理化
2.働く人(従業員)の精度アップ・・・・人材力の強化
3.借り入れは安易に行わない・・・・できれば自分の金を出す
4.「磨き」を徹底する・・・・掃除から自分のミッションまで何事にも
5.波長の合う人たちと人と仕事をする・・・・波長の違いは永遠に埋まらない
企業はパートから派遣、正社員に至るまで全ての人を大切にし、味方につけることが大切で、そのことはカスタマー・ファストという商売の原点に通じるという言葉が印象に残ったセミナーでした。
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